最近のスマホの画質の良さったら
綺麗になってきましたよね、最近のスマホで撮る写真。
- 言わずと知れた…Apple iPhone Xs Max
- 前後にデュアルカメラを積んだ…HTC U12+
- ついにAIがカメラの世界へ…Google pixel 3
- LEICAのトリプルカメラを搭載…Huawei P20 Pro
どれもこれも最先端技術を使った高性能カメラが使えます。ポートレートモードとか夜景モードとか、一眼に詳しい人ほどマジか…!?と思うわけですよ。何より撮った瞬間にSNSにアップできますからね。手軽でいい写真が撮れるんだから言うことないっす。
さて、こんなこと言ってるとこう思う方も多いはず。
重たい一眼いらなくね?
思い当たる節がある方も多いのでは?実際、わざわざ一眼を買う必要がない人もたくさんいるんです。というわけで
一眼とスマホ…あなたに必要なカメラはどっち!?
ということをお伝えしたいと思います。ここではスマホでないカメラを一眼(一眼レフ・ミラーレス一眼)と呼ぶことにします。
一眼を買うきっかけ、もしくは最新スマホを買うきっかけになれば幸いです。
こんなあなたは一眼を買う必要はないかも
カメラブログなのになんてことを…って感じですが、仕方ないです。わざわざ高い金出して買っても満足できないならしょうがないですもん。
- SNSにあげるだけ
- 家にパソコンは無い
- 大きな画像として使うことは将来一切無い
- 薄暗い中・室内では撮らない
- 遠くのものを写すズームなんか必要ない
- 小さいものを大きく撮ることはない
- 写真が上手くなりたいとは思わない
- 細かい描写とか気にしない
こんなところでしょうか。
全てに当てはまる人は一眼を買う必要はないでしょう。
でも…一つくらい当てはまらないはず。日頃からスマホで写真を撮るけど、少しでももっといい写真を撮りたい!と思ったら一眼を持つことはいいことだと思います。
ただ、これから紹介する条件で撮ることが多いなら、あまり一眼との違いを感じられないかもしれません。
じゃあどんなときスマホでも綺麗に撮れるかみていきましょう。
スマホが一眼と同じ様な写真が撮れるケース
条件1 天気がいい日の屋外
スマホは一眼に比べるとセンサーやレンズが小さいので光を取り込むのが苦手です。
でも、十分に光が確保できる状況つまり、天気のいい日の屋外(と同じくらい明るい場所)ならスマホで撮っても一眼で撮っても、画質的にはさほど大きな差はでにくいんです。
条件2 遠くにないもの
スマホはズームをすると途端に画質が悪くなっていきます。
遠くにあるものをそれなりに大きく写すことは基本的にはスマホは苦手なんですね。みなさんも心当たりがあるはず。目の前の風景とか問題なく撮れますが、スポーツの試合とかは…まぁ無理があります。オリンピックの全てをスマホで撮るプロカメラマンはいないでしょうから。
条件3 そんなに速く動かないもの
AF(オートフォーカス)、つまりピント合わせはスマホはどんどん進化していますが、一眼に比べるとやはり劣ることが多いでしょう。
また、スマホは特に設定とか気にせずAUTOで撮ることが多いと思いますが、シャッタースピードを遅くして写真の明るさを調整することが多いので、あまりに速く動くものはブレたりしてしまいます。
条件4 ピントを全部に合わせたい
最新機種だとポートレートモードとかあるので一概には言えなくなってきましたけど、どこもボケてない写真、つまり集合写真や風景写真などですね。ピントが隅から隅まで合っている写真というのは、スマホは得意分野。一眼ですと場合によっては三脚やストロボが必要になってきます。
まとめ
上の条件1〜4が揃って写真、つまり
- 天気のいい昼間の外くらい明るい場所で
- あまり遠くにいない
- ゆっくり動くものを
- ピントを隅から隅まで合わした
写真をスマホで見る(これ大事!!)なら、
でかくて重くて高額な一眼で撮った写真との違いなんてわかりゃしません。むしろ発色やらスマホで撮った写真の方が良く見えることすらあります。SNSの画像は圧縮されているのでなおさらですね。
そう、スマホの写真はスマホで見ると最も綺麗に見えるようになっています。
パソコンのように大きな画面で見たり、拡大したり、大きな紙に印刷したりすることがなければスマホのカメラは十分使えるはず。実際、パッと出してパッと撮れるスマホのカメラを活かせる状況も多いですもん。
一眼が活かせるのは上記条件じゃない場合です。
- 朝方や昼間の室内・夕暮れくらいの明るさで
- ちょっと離れた所にいて
- 結構素早く動くものを
- ボケを生かした
一つでも当てはまる写真を撮るなら一眼を使うと失敗しない可能性があがるでしょう。
子供の写真とか撮るとわかるんですがスマホでは満足できないこと多いですね。
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もちろんきっちり撮るにはいろんな知識・技術が必要ですけどね。
適材適所で使いましょ!
おまけ 一眼とスマホと知識と技術
スマホより一眼が優れている理由。それは一言で言ってしまえば
大きいから。(乱暴)
いや、ほんとなんです。大きさなんです。
光を取り込むカメラ・レンズの世界では大きいものは優れています。
天体望遠鏡でもカメラでも、基本的には大きい方が高性能。レンズが大きければ大きいほど歪みなく撮ることができますし、センサーが大きければノイズが少なかったり、ボケを生かした写真を撮りやすくなります。大きな画面で見ても破綻することはありません。
一眼は写真を撮るためだけの道具です。基本的にはスマホのカメラより高性能に作られています。(その差をスマホではコンピューターで補助してたりするんです)
ただ、一眼買ったからっていい写真が撮れるとは限らないよってことは覚えておいた方がいいです。知識・技術がなければ使いこなすことは難しいです。
ABSやパワーステアリングで補助されている乗用車しか乗らない人が最高速300kmを超えるようなスーパーカーを乗りこなせないのと一緒です。
一眼を買ったなら写真をいろんなところで撮るのは言わずもがな、必ず知識を増やしていった方がいいです。シャッタースピードもF値もISO感度もわからないままAUTOで撮り続けるなら一眼を使いこなせているとは言えないはず。
まぁ趣味なんだから別にいいじゃん、ってのも重々承知しています。
でも…いざ撮りたい時に撮れる機材を持っているのに撮れないってのは悔しいですよ。最近ようやく自分がイメージした写真が撮れるようになってきたように思います。まだまだですけど、昔の僕みたいに機材だけ一流で満足いく写真がさっぱり撮れないカメラ好きが一人でも減ってくれればうれしいです。
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