CCDというのはセンサーの種類のことで、今ほとんどのカメラはCMOSというものにその地位を譲っています。裏面照射型CMOSセンサーとか聞いたことないですかね?
昔はほとんどのカメラがCCDセンサーを積んでいました。その頃はCMOSセンサーはまだ発展途上で、様々な理由から使われていなかったのですが…その期間もつかの間。技術的な発展でCCDの能力を超えることになり、CMOSセンサーにほぼ全てのカメラが移行しています。(中判デジタルなど一部は今もCCDだったりします)
Nikonに関して言うとD3000が最後のCCDのデジタル一眼ですが、その発売は2009年。もう10年過ぎているんですね。とまぁ、そんな歴史的な話は置いといて。
2018.4.20追記
コメントをいただいているように、Nikonの最後のCCDデジタルはD3000で発売は2009年です。CCDラストエンペラー様、ご指摘ありがとうございました。
何を思ったかCCDのデジカメを引っ張り出した。
僕のメインカメラは
SONY α7 II
OLYMPUS OM-D E-M5 II
の2台のミラーレス一眼です。重量も重くなく、写りも申し分ありません。いつでもどこでも持って行っておりますが、いつも娘の写真を楽しく撮っております。
が、
最近便利すぎるカメラに慣れ過ぎてしまっている感があって、なんというか…あまりに便利すぎて、スマホで撮る感覚とさほど変わらない…というか。
「撮ってる感」を感じなくなってしまっている?
「撮ってる感」以上に娘の写真をデータとして保存することが目的なので最近忘れがちだったのですが、
風景とか撮ると露骨に楽しくないことに気づきました。なぜかはわかりませんが…多分いつもの無い物ねだりでしょう。
こういう時は、わざわざ一手間、二手間かけるのが効果があるのを知っています。
現代のバイクに慣れきって刺激が欲しくなった時に、1990年ごろの2STレプリカに乗るとぶったまげるでしょう?(エンジンをかけるために30分キックをし続ける羽目になるのですが…)
たまには人間、変化が必要。
ってなわけで白羽の矢が立ったのがNikon D80。2006年発売のおじいちゃんです。
ちょっと撮ってみましたが…(以下愚痴)
あー。なにこれ、楽しい(変態
もちろん娘の写真は困難を極めます。というか、動き回る被写体をこのカメラで撮ろうと思うこと自体間違いなんじゃないかと。
「子供を撮るための必要な性能」というのを以前紹介しましたが、お話になりません。2018年現在わざわざ買うことをオススメできるようなカメラではありません。
人に勧める理由は一切ありません。でも、CCDのこってり感はデジタルであって、デジタルでないような…(いやデジタルだけど)なんか雰囲気でるような、でないような。
何はともあれ、
撮影の楽しさを思い出させてくれるカメラっていいよね。
っていう話でした。
今回の画像は全てNikon D80 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gでの撮影です。ISO感度上げれないので明るいレンズは必須かと。
まとめ
- CCDはたまに使うととても楽しい。
- AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8Gが安くていいレンズ過ぎて泣きそう。
- 「光が足りないならストロボ使えばいいじゃない!」というわけでストロボ勉強中。
機材価格一覧(比較・評価)
Nikon
デジタル一眼レフカメラ D80 ボディ
評価 5つ星のうち 4.3
Nikon
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
5つ星のうち 4.6
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