レンズシステムを変えると設定も変えた方がいいです
以前オールドレンズを使った際のボディの設定を紹介しています
SONY α7 IIのマニュアル特化のおすすめ設定!オールドレンズに使えるカスタム例!
最近、MC-11→TOKINA 24-70を持ち出すこともあり、このシステムだと電気接点がある上に、機能の制限があるためボディ設定を見直すことにしました!自分の備忘録がてらのページですが参考になれば幸いです!
標準ズーム決定!TOKINA AT-X 24-70mm F2.8 PRO FXをSIGMAのMC-11アダプターを使ってSONY α7 IIでレビュー!
もちろん、指の長さや考え方で人によってベストは違うと思いますので、参考程度に考えてくださいね!ちなみに書かれていない項目は基本的にデフォルトのままです。それから、動画は全く撮らないので動画関連の設定は全く変更していませんのでご了承ください。
撮影設定
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保存画像の設定です。現在RAWか、RAW+JPEGで撮っています。RAW+JPEGは管理が大変なのであまりお勧めはしないかも。数秒連射したらファイルの数が大変なことになります。それでもこの設定なのは「RAWで撮っておけばよかった」と悔しい思いをしたくないから。
画像サイズは最高、縦横比はそのまま。ちなみにRAW+JPGでの出力した場合、画質はエクストラファインにはならず、ファインになりますのでご注意。
本当にRAWはファイルサイズが大きく、SDカードを圧迫しやすいので注意が必要です。僕は一日の終わりにすぐにPCに移してSDカードを空にしています。一度この手間をサボった結果、かなり悲しい一日がありました(泣)この手間が嫌な方は超大容量のSDカードを用意するか、JPEGのみがいいかもしれません。僕はこのSDカードを使用中です。
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フォーカスの設定です。
フォーカスモードは基本コンティニュアスAFです。フォーカスエリアは現在フレキシブルスポットになっていますが、後述のカスタムC1ボタンでアップデートで追加されたフォーカススタンダードを使用しているのですぐに変更できます。
AF補助光はオートですが、アダプター使用時は光ることはありません。一度絶望しましたが、まぁC-AF使用時は純正も光らないのでまぁいっか。と納得することにしました。
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露出についての設定です。
露出補正はシャッタースピードを稼ぐため少し暗く撮ることが多く、今回は-1.3になってますね。露出値ステップ幅は少し細かくし、ISO感度は下限100、上限3200にしてありますが、たまに手動で変えることもあります。暗くて被写体が動かない場合、マルチショットNRを使用することもあります(JPEG限定ですが)。
測光モードはマルチか中心で測ってから構図を決めるようにしています。ホワイトバランスはAUTOが優秀なのでオートで。
DRO/オートHDRはDレンジオプディマイザー「レベル3」に設定してあります。黒つぶれしないけど、自然な感じだと思っています。これは好みですので一度撮影してから確認して変更することもあります。ちなみにRAWには適応されません(が、カメラで撮影結果を見てみるとRAWでもDROが適応された画像が見れます…なぜだろう??)。
以前お伝えした通り、DROは状況によっては人肌等ノイズが非常に目立つケースがあるので、JPEG撮影のみの方は必ず先に画像の確認をすることをおすすめいたします。
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画像加工の設定です。
クリエイティブスタイルは好みでいいと思いますが、LIGHT(+1,0,+2)で設定してあります。ピクチャーエフェクト・ピクチャープロファイルはONにすると前ページのDレンジオプティマイザー(DRO)がキャンセルされてしまうので切にしてあります。
α7r ii、α7s iiにはこのページにISO AUTO低速限界の項目があります。α7 iiオーナーの僕が欲しくて欲しくてたまらない機能です。
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画像修正の設定です。
長秒時NR、高感度NR共にほどほどに。美肌効果は「高」が多いですが今回は切ってあります。そんなに不自然にならないのでおすすめです。美肌効果は当然 RAWには適応されず、JPEGにのみ有効です。
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電気接点により焦点距離AUTOが使えるため手ぶれ補正は入・AUTOです。加工するときはLightroomを使うため色空間はAdobeRGBにしました。
カスタム設定
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アシストの設定です。
ゼブラ、MFアシスト、ピント拡大時間、グリッドライン、マーカー表示と、どれも好みによりますのでお好きにどうぞ!
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音声レベル表示、オートレビュー、DISPボタンはお好みで。
AFの時はピーキングは映りませんが、MFに切り替えた際、ピーキングレベルはバッチリ見えるように高、ピーキング色は被写体で変えます。今回は赤になってます。
露出設定ガイドはONにしてあります。
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表示に関する設定です。
MC-11使用時のTOKINAは常に開放絞りのため、設定効果反映をONにしても露出しか反映しません(おかげでF8以上に絞りを絞っても位相差AFが作動するのでAFは快適です)。しかも、ライブビューOFFの方がC-AFが快適になる?ような記事を読んだ気がするのでライブビュー表示はOFF、コンティニュアスAFエリア表示は気にしません(笑
カスタムボタンで撮影結果プレビューを設定しているので撮影前に必ず確認してます。
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FINDER/MONITORはお好みで!レンズなしレリーズは必ず許可にしましょう!シャッター半押しAFは入、シャッター半押しAELを入れると、スポット測光ができるので明るさの調整がしやすいです。電子先幕シャッターは一応ONです。
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レンズ補正は特になし、AFシステムは位相差AFに。コントラストAFも選べますが、MC-11使用時は使い物になりません。ファンクションメニュー設定・カスタムキー設定は別で紹介します!ダイヤルの設定、ダイヤル露出補正もお好みかなぁ。ちなみに手前を絞りに変えました。
カスタムキー設定
僕は今こんな感じですが、お好みで!
カスタムキー設定
コントロールホイールはONにすると、気づかないうちに設定が変わってしまうことがあったので切ってあります。未設定が多いのも勝手に変わらないようにするため。ここら辺もお好みで追加していいと思います。
ポイントはカスタムボタン1のフォーカススタンダード。フォーカスポイントとフォーカスエリアを変更できるので便利です!一等地にカスタムしました(笑)測光をすぐ変えたい時もあるためカスタムボタン2に設定。
ドライブモードですが、僕は常に連射HIになっています。短く押すことで一枚だけ撮ることもできますし。
また、AF/MFボタンに「撮影結果プレビュー」を配置しているのでファインダーを覗きながら撮影後の被写界深度・露出を確認できます。また、MF中に
カスタムボタン3にピント拡大を設定することで
半押し(手ぶれ補正)をしながらピントを追い込むことができます!
まとめ
いかがだったでしょう?以前の設定からあちこち変えたバージョンになってますので自分にあったカスタムを見つけてくださいね!マニュアルレンズの時にはSONY α7 IIでMF(マニュアルフォーカス)レンズを使う!で撮影までの流れも書いていますのでよければどうぞ!
SONY α7 IIでMF(マニュアルフォーカス)レンズ・オールドレンズを使う!
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