【SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z レビュー】スナップもポートレートもこなせるソニーの神レンズ。

2013年に登場し、今もランキング上位に君臨し続けるレジェンドレンズ。

このレンズと標準レンズ最高峰SONY Plannar FE 50mm F1.4 ZAは、ソニーのパンフレットでポートレートの作例がこのレンズが使われているのをよく目にします。Planarの方は値段が値段なので手がなかなか出ませんが、これなら…と、値段がお手ごろに見えてくるから不思議。

実際、このレンズがメインで活動されている方も多いみたい。わかるよ超いいレンズだもん。

そしてソニーのAPS-C機で活動されている方には画角が90mm相当の中望遠レンズとして使えます。ポートレートに適している画角に早変わり。これぞSONYミラーレスの真骨頂。

Eマウントのカメラを持っているならぜひ使って欲しい名玉です。

SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z

スペック・特徴・仕様

 評判（外部リンク）

値段・評価

作例・レビュー

こちら絞り開放の描写。全体的に硬すぎず、甘すぎずのとてもいい感じの描写ですね。

特に中心部の解像力はとても高く、ボケの質もフルサイズF1.8なので大きく良好です。状況によってはボケがうるさくなることもあるかも。周辺部では解像力は中心部に比べるとかなり落ち、周辺光量落ちはちょっと気になるかな。AFほとんど無音でかなり速く、ほぼ不満に思ったことはありません。

これは絞りを絞ってみました。カリッカリですね。

きっちり映っています。全体としてキッチリ良好なのはF4.0〜F5.6くらいでしょうか。周辺光量落ちはあまり改善しません。歪曲はほぼ目につかないはず。

太陽が直接入った場合にはゴースト・フレアは発生することがありますが優秀だと思います。

弱点・欠点・デメリットなど

あまり寄れない

唯一にして最大の欠点と言えます。

僕のように子供を撮る場合、1~3歳くらいまでって結構近い距離になることって多いんですよ。で、この50cmってのが結構辛い距離で、手を繋いで子供の顔にカメラを向けた時にピントが合わないことがありました。

同様の理由で物撮りやテーブルフォトにも最適とは言えません。もう少し最大撮影倍率が高いレンズを選んだ方が失敗が少ないと思います。

ま、これ実はフルサイズ全体の欠点だったりしますのでしょうがないといえばしょうがないんですけどね。

迷いそうな単焦点との比較

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FE55よりもかなり値段が安いので必ず迷うところだと思います。

FE50mmはAFスピードが若干遅かったりするので動きものを撮るのであればあまりお勧めはしません。が、逆にいうとAFスピードにこだわりが無ければそんなに悪いレンズではありません。

瞳AFやAF-Cを使わず、動きがゆっくりめの被写体を撮るのがメインならとてもコスパの高いレンズになるはずですよ。

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SONY純正ですがこちらはAマウントのレンズなのでマウントアダプターLA-EA3を使うことになります。

意外なことに写りとしてはオールド風味な若干ふるくさい感じの写りに感じました。FE55と比べると結構描写が違うことに驚きます。

とはいえ、マウントアダプターを使うのでα9以外は連写のAF性能に制限がつくうえ、値段もかなり高額な部類、さらにはマウントアダプターまで揃えなければいけません。

FE55のコスパの高さが際立ちます。

SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA SEL50F14Z

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SONYの最高級レンズの一角。

FE55を買う前から気になり、買っても気になるという悪魔のようなレンズ。

どちらも所有し比べてみましたが、まず何よりSONY Planar 50mmはかなり重いです。いやー重いレンズだなぁ…なんて思って調べてみたらびっくり。

• Sonnar FE 55mm 280ｇ
• Planar FE 50mm F1.4 778g
• α7 III 650g

ボディより（かなり）重いじゃねぇか。

写りはさすがに素晴らしいですがコレ如何に。50mm単焦点だけしか使わない人ならいいかもしれませんが、他にも高倍率ズームとか広角とか持っていくことを考えるとさすがにコレは…という重さです。

僕自身、FE55を購入し、FE55を下取りにPlanar FE50を購入、そしてまたFE55を購入するという。Planar FE 50mmを使ってFE55の良さを再確認する、という結果になりました。

どちらか、といえば僕はFE55をお勧めしますよ。

まとめ　SONYらしい素敵なレンズ

超軽量・コンパクトで素晴らしい写り！

こってり感とキレのある非常に素敵なレンズで、ボケもとてもいい感じ。若干シャープすぎるというレビューもあったのでちょっと不安だったのですが全然問題ありません。

開放ではほんの少し甘く、絞ればカリッカリという好み通りのレンズです。開放では周辺光量落ちが気になるかなー、最短撮影距離があと少し短ければなーくらいしか欠点が見当たりません。

レンズ自体の質感もいいですし、所有感もたっぷり。…というかα7シリーズ、むしろEマウントボディ（aps-c含む）を持っている人全てにオススメしたい。絶対に買って損はしないレンズです。SONYの本気が垣間見えますよ。

何より、神レンズと言われるくらい高評価の素晴らしいレンズながら、手が出ないほどの値段ではないというのは大変ありがたい。

何よりSonnarの響きがいいですよねぇ。

新品のソニー製品はどこで買う？

中古は一点モノなので出会ったらそこで買うしかありません。

その点、新品ならどこでも買えますよね。なるべく安く手に入る店舗を選びたいところですが、SONYのレンズ・ボディの新品を買うならソニーストアが断然おすすめです。

というのも、メーカーから直接買うと高いイメージがありますが

が使えます。

意外と最安値付近で買えたりすることもあるので、実はそこまで割高になりません。さらに分割払いや残価クレジットに対応しているので月々の負担をなるべく少なくすることもできます。僕自身、α7 III購入時に残価クレジットを使わせてもらいましたが非常に助かってます。

さらに、ソニーストアを選ぶうえで大事なのがソニーの業界最高の手厚い保証制度です。

それが、水没・破損までカバーする長期保証（ワイド）。

ソニーの機材を買うときにはこの保証に必ず入ります。この長期保証（ワイド）は

無料で修理してくれます。大事に扱っててもレンズ内にゴミが入ることはよくありますからね。

そして極めつけのαあんしんプログラム。ユーザー単位で加入する仕組みなんですが、経由して購入するすべてのレンズにこの長期保証（ワイド）が適応可能という超太っ腹な内容。

つまりソニーストアで買うレンズはすべてこの長期保証（ワイド）の対象となります。

結果として、僕のα7 IIIとα6400は長期保証（ワイド）に、ソニーストアで購入した純正レンズはすべてαあんしんプログラムによる長期保証（ワイド）に守られています。

あ、もしかして延長保証なら近くの量販店でも入れると思っている方いませんか？

なんです。フルサイズのレンズはかなり高価なものが多いですから修理代に怯えて使いたくない…SONYの保険なら安心感が全然違いますよ。

SONYのレンズ・ボディの新品を買うならソニーストアが断然おすすめです。

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