α7 IIIを愛用中ですが、やっぱり便利ですよね、標準ズーム。
広角から中望遠までカバーしているので一本あると大体のものは撮れてしまいますね。今回のポイントはズバリ瞳AFを活かす!ということ。
α7 IIIの瞳AFには大変優秀ですので…今回はSONY Eマウント用のレンズのみの比較です。(なお、FE PZ 28-135mm F4.0 G OSSは動画撮影に特化しているため、今回紹介いたしません。)
というわけで
SONY Eマウント
フルサイズ対応標準ズームレンズ
を調べていきたいと思います。
色々使った結果、やっぱりTAMRONが良すぎました。
TOP画もこれで撮りました。重さ(550g)と明るさとコスパを兼ね備えた名レンズ。
2021.1.21追記
ゆきおみさん、SIGMAのArtレンズまじでいいっすよ。とコメントいただきました。GMをも凌駕する写りとAF性能、程よい価格、24mmスタート…GMレンズと重さ(830g)もほぼ変わりません。SIGMAの社長も「この値段でこの性能は普通作れない」みたいなこと言ってた気がします。重ささえ許容できるならSIGMAのレンズが今のソニー標準レンズのベストバイってやつかもしれません。
次点でこちら。
純正の安心感と、F4とはいえ105mmまで安定した描写なのはやっぱり便利。ブリージングも少ないので動画派の方にお勧めです。
2021.1.21追記
ちなみに僕が今メインで使っているのはこの28-200mm F2.8-5.6という超便利な高倍率ズーム。高倍率のくせに描写もかなり良いうえ、純正に比べると超お手頃価格。広角から望遠まで対応できるので一本あると何かと安心できる素敵なレンズですよ。
なお、ソニーでは2/12からキャッシュバックキャンペーンがスタート。オススメレンズがキャッシュバック対象となっております。特にボディとレンズを同時購入するとさらに追加で1万円キャッシュバック金額が増える組み合わせがありますので要チェックですよ。
関連
SONY Eマウント(フルサイズ)の「もう迷わない!」はこちらから
F値って何?
一眼を買ったはいいものの、カメラの仕組みとか学ぼうとしてぶち当たる最初の難関。初心者の方に分かりやすく説明するのも意外と難しかったりしますよね。
悩み
- F値って言葉に拒否反応がある
- SSって言われてもよく分からない
- ISO感度なんて考えたくない
そんな一眼初心者の方や、感覚的に使ってきた方向けに本を書いてみました。
本と言っても1ページにわずか20文字くらいしか書かれていない詩みたいな本。なので3分もあれば読み終えるはず(笑)この本をきっかけにもっとカメラのこと知りたいななんて思っていただけると幸いです。
誤字脱字や意味がおかしいところ、ご感想などいただけますと次の本への意欲になりますのでよかったら。
新品・中古価格(評価)一覧
基本的に値段が高い順に並んでいますので、予算を先に決めておくと絞りやすいかも。
注意
当ページの評価(記入2018.3.8)が更新されていたり、Amazonの価格が相場とずれている場合があります。それぞれのリンクで確認をお願いします。
案の定、価格差がすごいですね…。やはりフルサイズのレンズ(というかSONYのレンズ)は他メーカーに比べると少々割高ですよね…
それでは比較していきましょう!!
新品のソニー製品はどこで買う?
中古は一点モノなので出会ったらそこで買うしかありません。
その点、新品ならどこでも買えますよね。なるべく安く手に入る店舗を選びたいところですが、SONYのレンズ・ボディの新品を買うならソニーストアが断然おすすめです。
というのも、メーカーから直接買うと高いイメージがありますが
ポイント
- 初めての登録なら10%OFFクーポン
- 使い続けていると感謝クーポン
- 株主の方は株主優待権
- 定期的に配信されるお買い物券
が使えます。
意外と最安値付近で買えたりすることもあるので、実はそこまで割高になりません。さらに分割払いや残価クレジットに対応しているので月々の負担をなるべく少なくすることもできます。僕自身、α7 III購入時に残価クレジットを使わせてもらいましたが非常に助かってます。
さらに、ソニーストアを選ぶうえで大事なのがソニーの業界最高の手厚い保証制度です。
それが、水没・破損までカバーする長期保証(ワイド)。
ソニーの機材を買うときにはこの保証に必ず入ります。この長期保証(ワイド)は
ポイント
- 三脚がぶっ倒れて海に水没しても
- レンズ交換で手が滑って砕け散っても
- レンズの中に埃やチリが入っても
無料で修理してくれます。大事に扱っててもレンズ内にゴミが入ることはよくありますからね。
そして極めつけのαあんしんプログラム。ユーザー単位で加入する仕組みなんですが、経由して購入するすべてのレンズにこの長期保証(ワイド)が適応可能という超太っ腹な内容。
つまりソニーストアで買うレンズはすべてこの長期保証(ワイド)の対象となります。
結果として、僕のα7 IIIとα6400は長期保証(ワイド)に、ソニーストアで購入した純正レンズはすべてαあんしんプログラムによる長期保証(ワイド)に守られています。
あ、もしかして延長保証なら近くの量販店でも入れると思っている方いませんか?
ポイント
メーカー保証や量販店の延長保証はユーザーの過失による破損は保証対象外
なんです。
フルサイズのレンズはかなり高価な物が多いですから、修理代に怯えて使いたくない…。
SONYの保証なら安心感が全然違いますよ。
SONYのレンズ・ボディの新品を買うならソニーストアが断然おすすめです。
SONY FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GM 渾身の最強標準ズーム
特徴
- 発売 2016.4.28
- SONY FEマウント
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.38m
- 最大撮影倍率 0.24倍
- 質量 886g
- フィルター径φ82mm
- 最大径 約φ87.6mm×約136mm
その他特徴
- ナノARコーティング
- ダイレクトドライブSSM・インターナルフォーカス
- 防塵・防滴に配慮した設計
- フォーカスモードスイッチ
- フォーカスホールドボタン
- ズームロックスイッチ
20万を超える予算と886gという重量が許せるならこのレンズ一択。
純正ならではの安定感。G MASTERシリーズの名に恥じぬ解像力・ボケの美しさ。α7シリーズのボディに比べてとても大きく重いレンズですが、このクラスになると他メーカーのレンズも似たようなものです。今後もSONYのカメラを使い続けるのならずっと最前線で戦える性能だと考えると安いのか…いやいやいや。α7R IIやαR IIIなどの高画素機で使ってみたくなりますね。意外にOSS(手ぶれ補正)は搭載されておらず、ボディの補正に頼る形になります。
こんな方におすすめ
- カテゴリー最高性能のレンズを使いたい
- 大きさ・重さは気にならない
- 他のを買っても気になってしまう
SONY Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z 小型軽量の小三元
特徴
- 発売 2014.1.24
- 絞り羽根 7枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.4m
- 最大撮影倍率 0.20倍
- 質量 426g
- フィルター径φ67mm
- 最大径 約φ73mm×約94.5mm
その他特徴
- T*コーティング
- インターナルフォーカス
- 手ぶれ補正OSS
- 防塵・防滴に配慮した設計
F4通しの小三元レンズ。ZEISSの名を掲げ、安心のT*コーティング、小型・軽量におさめた素敵モデル。
先ほどのG MASTERレンズに比べますとほぼ半分の重量です。α7シリーズに最もフィットするレンズだと思います。
さぞかし良いレンズだろうな…と思いきや、その評価は様々。高いレンズの割に隅の解像力が足りないとか…ボケはさほど綺麗ではないとか…。十分の描写、悪くない性能、など肯定的な意見も見られるものの、レンズのモノとしての質感がいいだけに、ちょっと期待に満たない感が見受けられます。しかしながら、画質面は単焦点に任せてもいいわけですから、気軽に持ち出せる標準ズームに魅力を感じるのであれば十分選択肢に入れて良さそうです。
重いレンズを躊躇ってシャッターを切れないのが一番もったいないですから。
こんな方におすすめ
- 軽量なレンズを使いたい
- F4通しで明るさは問題ない
- ZEISSが好きすぎてつらい
SONY FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G 真のスタンダード標準ズーム
特徴
- 発売 2017.11.25
- SONY FEマウント
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.38m
- 最大撮影倍率 0.31倍
- 質量 663g
- フィルター径 77mm
- 最大径 約φ83.4mm×約113.3mm
その他特徴
- ナノARコーティング
- フッ素コーティング
- ダイレクトドライブSSM・インターナルフォーカス
- 光学式手ぶれ補正OSS切り替えスイッチ
- 防塵・防滴に配慮した設計
- フォーカスモードスイッチ
- フォーカスホールドボタン
最新型のオールラウンダー。
大きさ・重さを抑えながら非の打ち所がないスペックに仕上がっています。F4とF2.8に比べると一段暗いですが、そのかわり望遠側が105mmまで伸ばされているので、便利でかつ、表現の幅を広げることができますね。描写もかなり評価が高いです。
普通に考えたらこのレンズとお好みの単焦点があれば大丈夫なんじゃないかな!かなりの人気レンズらしく、僕が見たときには入荷待ちになっていました。いいレンズなんですね。
こんな方におすすめ
- 標準レンズは便利なのがいい
- 描写や機能も妥協したくない
- 愛用の単焦点を持っている
SONY FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS SEL24240 唯一の10倍の高倍率ズーム
特徴
- 発売 2015.3.13
- 絞り羽根 7枚(円形絞り)
- 最短撮影距離
Wide 0.5m / Tele 0.8m - 最大撮影倍率 0.27倍
- 質量 780g
- フィルター径 72mm
- 最大径 約φ80.5mm×約118.5mm
その他特徴
- リニアモーターAF・インターナルフォーカス
- 光学式手ぶれ補正OSS
- 防塵・防滴に配慮した設計
Eマウント(フルサイズ)の便利ズームと言えばこのレンズ。
780gと重量級ではありますが、高倍率ズームには珍しい24mmスタート、というのは大きなポイント。もちろん望遠端はF6.3まで暗くはなりますが、240mmと圧倒的な数値となっています。フルサイズはISO感度の許容範囲が広いので、多少のレンズの暗さをカバーできますから、かなり使い勝手は良さそうです。また、フォーカス駆動にはリニアモーターを搭載していますので、高倍率ながら高性能が期待できます。
とにかくレンズ交換をせずにいろんなものを撮りたい方、荷物を極力少なくしたい人にはもってこいですね!
こんな方におすすめ
- 標準レンズは便利なのがいい
- 描写や機能も妥協したくない
- 愛用の単焦点を持っている
SONY FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870 扱いやすいレンズキット同梱ズーム
特徴
- 発売 2014.2.7
- 絞り羽根 7枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 W端0.3m/T端0.45m
- 最大撮影倍率 0.19倍
- 質量 295g
- フィルター径φ55mm
- 最大径 約φ72.5mm×約83mm
その他特徴
- レンズ内手ぶれ補正OSS
- 防塵防滴に配慮した設計
評判・印象
キットレンズとして同時に手に入るザ・標準ズーム。
明るさや倍率は大したことないですが、何よりこの軽さ!軽量のフルサイズとして購入した人には大きなポイント。それでありながら、手ぶれ補正、コーティング、防塵防滴となかなかの機能満載っぷりです。描写は隅の方は絞ってもあまり解像力はあがらないので、本気で風景等撮りたいときには少々力不足気味?
とりあえず一本持っておくと、普段ためらいそうな荒いコンディションで大いに活躍するかも。雨の中、風の中…場所を選ばない特攻隊長になってくれそうです。
実際に使ってみた!
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SONYのフルサイズ対応の低価格標準ズーム!FE 28-70mm F3.5-5.6 OSSの作例・評判・特徴などレビュー!
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こんな方におすすめ
- とりあえず標準ズームが欲しい
- 単焦点があるので携帯性最優先
- ガシガシ使えるレンズが必要
TAMRON 28-75mm F2.8 Di III RXD Model A036 最も人気のコスパ最高大口径ズーム
特徴
- 発売 2018.5.24
- SONY FEマウント
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離
0.19m (WIDE) / 0.39m (TELE) - 最大撮影倍率
0.34 倍(WIDE) / 0.25倍 (TELE) - 質量 550g
- フィルター径φ67mm
- 最大径 約φ73mm×約117.8mm
その他特徴
- BBAR(Broad-Band Anti-Reflection)コーティング
- ステッピングモーターユニット「RXD(Rapid eXtra-silent stepping Drive)
- 簡易防滴構造
- 防汚コート
- フォーカスモードスイッチ
評判・印象
ついに登場したサードパーティ製のフルサイズ対応Eマウント標準ズームレンズ。売れに売れまくってるようで、注文しても時間はかかるわ、発表時より値段は高くなってるわで入手するのはなかなか困難ですね。画質・携帯性も文句なし。28mmスタートで問題ないのならベストチョイスかと。
実際に使ってみた!
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【TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD レビュー】SONYフルサイズ対応Eマウント初の社外標準ズームレンズは高性能で取り回しは抜群!作例・評価を紹介!
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こんな方におすすめ
- 写りのいい標準ズームが欲しい
- 携帯性を優先
- 純正にこだわらない
まとめ
どれもこれもそこそこいい値段します…後悔しないように選びましょうね!!
え?まだどれが自分に合っているかわからない?
あなたの撮影スタイルに近いものはどれ??
レンズ交換せずに済ませたい!…広角も望遠もいつでもサッとすぐに撮りたいよくばりなあなたへ。
コスト最優先したいなぁ…とりあえずズームが欲しいフルサイズ初心者におすすめ。またはメインの単焦点を数本所有している方。
個人的には迷っている方にわざわざ制限のある「マウント+Aマウントレンズ」をおすすめするわけにはいきません。
他にもAマウントボディ・レンズを持っている方や、古いMINOLTAレンズに興味がある方は候補にあげてもいいかもしれませんね。
レンズ選びの参考にしてもらえると幸いです!
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