今後の記事に必要なので、ちょっと必要なのでまとめておきます。
フルサイズとAPS-Cとマイクロフォーサーズの違いがはっきりわかってる人は読む必要がないと思います(笑)
撮影素子(イメージセンサー)の種類
巷に溢れてるデジタル一眼カメラと呼ばれるタイプは大体こんな風に仲間わけができます
実際は他にもAPS-Hや1型なんかもありますけど、その辺はちょっと脇に置いといて、何が違うか、というとイメージセンサーの大きさが違っているんです。ボディによって決まっていて、現行機種(2017.6.25)でいうとこんな感じになってます。
Nikon
フルサイズ
- D5
- Df
- D810
- D810A
- D750
- D610
APS-C
- D500
- D7500
- D7200
- D5600
- D5300
- D3400
Canon
フルサイズ
- EOS-1D X Mark II
- EOS 5D Mark IV
- EOS 5D Mark III
- EOS 5Ds
- EOS 5Ds R
- EOS 6D
APS-C
- EOS 7D Mark II
- EOS 80D
- EOS 9000D
- EOS8000D
- EOS Kissシリーズ
- EOS Mシリーズ
SONY
フルサイズ
- α9
- α7S II
- α7R II
- α7 II
- α7S
- α7R
- α7
- α99 II
APS-C
- α6500
- α6300
- α6000
- α5100
- α77 II
PENTAX
フルサイズ
- K-1
APS-C
- K-3 II
- KP
- K-7
- K-S2
FUJIFILM
APS-C
- X-Pro2
- X-T2
- X-T20
- X-E2
- X-A3
OLYMPUS
マイクロフォーサーズ
- OM-Dシリーズ
- PENシリーズ
Panasonic
マイクロフォーサーズ
- Lumixシリーズ
SIGMA
今回は規格外ということで…
同じメーカーのフルサイズでもマウントが違ったりするんですが、今回は割愛してあります、ご了承ください!
撮影素子(イメージセンサー)のサイズの違い
イメージセンサーというのはカメラで外の映像を撮影する時に、レンズを通ってカメラの内部にその映像が映るわけですが、その映像を取り込むセンサーのことです。
フィルムカメラのフィルムに当たる部品ですね。
で、そのセンサーは種類によって大きさが違っていて、さっきの3つはこんな感じになっています。
つまり
フルサイズ→aps-c→マイクロフォーサーズの順に小さくなってますね!
これ!とても重要です!
SONYはフルサイズ、OLYMPUSはマイクロフォーサーズです。こんなに大きさが違うんですよ!
同じマウントで違うセンサー
上の表でいうと、NIKON D5とD500、CANONだと5Dと7D、SONYだとα7とα6500、PENTAXだとK-1、K-3IIといった感じですね。同じマウントでセンサーサイズが違いますが、これが何に影響するかというと、同じレンズをつけても画角が違います。
PENTAXの至宝、FA31mm F1.8 AL Limitedを例に取り上げます。FA31というくらいですので、本来の焦点距離は31mmで、フルサイズのK-1に装着するともちろん31mmとして使えますが、これをAPS-CのK-3IIに装着すると31 ×1.5で46.5mmの画角になり、本来の31mmの画角で使用することができません。46.5mmなんてほとんど50mmです。広角レンズではなく標準単焦点の仲間になります。
APS-C
35mm判46.5mm相当の画角。標準レンズよりちょっと広いくらい。
フルサイズ
これがこのレンズの本当の画角。これだけ違うと別のレンズですね。
これどういうことかというと、センサーが小さい分、APS-Cのカメラはこの図の赤い部分を捨ててしまっているんですよ。
つまり、小さいセンサーのカメラはフルサイズ用のレンズの中心部分をトリミングして使っている、ということになります。
じゃあ逆にAPS-C用のレンズをフルサイズにつけるとどうなるか…?
APS-C
特になんの問題もない、普通の魚眼レンズですが…
フルサイズ
見事に周りが真っ黒。これをケラれる、といいます。
APS-C用のレンズは周囲をAPS-Cで使うように設計してあり、フルサイズで使う部分は切り捨てているんです。
今回はこれだけ!
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