LEICAといえば、妻が昔から憧れていた大好きなメーカー。
特にモノクロの表現力たるや凄まじく、「いいな」と思った写真はライカで撮っていた…なんてことはよくあることだったり。
まぁ、価格もまた凄まじく日本のメーカーのカメラの2倍から3倍くらいの価格帯ばかりで庶民には手の届かない高嶺の花といえます。
その!
Leicaが!
スマホを出したんですよ!
今までのように「レンズはLeica」とかではなく、「LEITZ PHONE」としてLeicaが全面監修しているんです。ちなみにLeicaはLEITZ CAMERA →LEICAという歴史です。
さて、発表された日に予約し、先日自宅に届きましたのでレビューしていきたいと思います。
うーん、LEICAっぽくないな…。
からの
箱 IN 箱!
これだよ、これ!うわー!カッコイイ!!
まだあまり触れていないので徐々に追記していきますね!
LEITZ PHONE 1のカメラについて
外観・スペック
付属品のカバーを装着しました。特に衝撃吸収できそうな感じではないので落としたら速攻割れると思われます。
レンズキャップも可愛い。マグネットで引っ付いています。落ちないことを願うばかり。
僕はこのスマホをLEICAのカメラにスマホがくっついた!という見方をしていますのでスマホとしてのスペックはまた後日。一応はカメラブログなんでね。
- センサー…1型(1インチセンサー)
- レンズ…LEICA SUMMICRON 19mm F1.9(35mm判標記っぽい)
この辺は姉妹機であるAQUOS R6と一緒という感じで、画像処理エンジンもアクオスと同じ。(ここはLeicaのマエストロが欲しかったですが…まぁしょうがないですかね)実はR6が発表されたときにも
「1型センサーで超広角の明るい単焦点」
っていう部分にすごく惹かれたんですよね。このスペックって実はデジカメ全体で見ても少ないんですよ。
色合いについて
作例
SUBWAYとケンタッキー。
スマホの画面で見たときはイマイチに感じたんですが、PCで見たら悪くない発色…というかだいぶ好きな雰囲気。
これはスマホの画質を変えたほうがよさそうだな…と思いましたのでリッチカラーテクノロジーモバイルという設定の変更をお勧めします。
基本設定がおすすめになっていますが、割とクッキリ彩度高めのどぎつい感じの画質であるダイナミックと同じ色合い。
上の写真は左がダイナミック、右がナチュラルです。
ナチュラルは見た感じにとても近いと感じましたので、写真の色合いを重視するならナチュラルに変更するのをおすすめします。
LEICAの真骨頂、モノクロ写真。
いや、本当に楽しいです。びっくりするくらい何でもない景色が素敵に感じてきます。
動きながら撮るとまぁ高確率で失敗しますけどそれはそれで楽しかったり。偶然を面白がりましょう。
焦点距離19mmなのでもちろん超広角的な描写も楽しめますよ。ちなみに
19mm →24mm → 48mm
というふうにボタン一つで焦点距離を変更できます。とても使いやすい 。
桃のケーキにかぶりつくおみし。誕生日おめでとう。
弱点・デメリット
キャップの取り外しがめんどい
大型のレンズを装着しているためレンズキャップが付属していますが、おかげで突然のシャッターチャンスにとても弱いです。
カメラを起動した瞬間シャッター押して「真っ暗で何も映らない」という状況がすでに数回おきてます。
結構ショック…。
動くものはわりと絶望的
シャッターボタンを押してから実際に写真が撮れるまで結構時間がかかります。体感で…0.5秒くらい。
結果として動いているものを撮影すると思った写真にならないことが多いかも。
子供の撮影?
あまりおすすめはしません。上の写真だって娘が真ん中にいるときにシャッター押したよ?
でもスマホなので軽いし、ちょっとしたブレやボケも味に思えてくるのでこれはこれでとても楽しかったりします。FUJIFILMを使うときの感覚に似てる。
細かいこときにしたら負けです。
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可愛すぎて過保護になる
LIECA全般に言えることなんですが、めちゃくちゃ可愛いんですけど毎日肌身離さずってレベルで持ち出すスマホがそれって本当に難しい。
落としたくない。
キャップなくしたくないし、傷つけたくない。
ので、こんなもの買ってみました。
強化ウレタンでできたプレートをスマホとケースの間に挟み込み、充電用の穴からリングを出すことで登山用の無骨なストラップが取り付けられています。
シリコン系のケースだと若干変形してしまいますが…落とすのとごっついスマホケースでデザインを失うよりかはいいかな。
まとめ 色と所有感抜群だけど動き物は苦手
1型センサーとF1.9レンズの組み合わせのLEICA。
日ごろ風景やスナップ写真を撮っている方はめちゃめちゃ楽しいと思います。きちんと手振れや被写体ブレの対策ができれば一眼レフ顔負けの色と描写をたたき出してくれます。特にモノクロの質感はぜひ一度試してほしい。
明るいレンズの恩恵もあり、ISO感度も800未満あたりに抑えられるケースが非常に多く、4Kモニターで見てもそこまで画質の劣化は感じません。
にしても…スマホもここまで来たかぁというのが本音。
スマホなのでポケットに入る携帯性は抜群だし、SNSにあげるのも簡単なのに一眼顔負けの写り。所有間を満たしてくれる洗練されたデザイン…。
まぁちょっとお高いですけど、肌身離さず使うなら費用対効果は十分だと思いますよ。
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