SIGMA 70mm F2.8 MACRO Art
スペック・ネット上の評判
特徴
- 発売 2018.7.6
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.258m
- 最大撮影倍率 1.0倍
- 質量 515g
- フィルター径φ49mm
- 最大径 約φ70.8mm×約05.8mm
その他特徴
- フローティングフォーカス
- スーパーマルチレイヤーコート
- バイワイヤフォーカス方式
- コアレスDCモータ
- フルタイムマニュアル
- 簡易防塵防滴
参考サイト(作例・評判)
デジカメinfo
素晴らしい画質だがAFが少々遅い
ニコン用が無いのはAF-Pシステムとの親和性の問題のため
デジカメwatch
交換レンズレビュー
インタビュー(前編)
インタビュー(後編)
レンズテスト・レビュー(英文)
DXOMARK
LensTip
OpticalLimits(元photozone)
ePHOTOzine
IMAGING-RESOURCE
実際に使ってみた!
今回はSONY Eマウントのレンズを装着したα7 IIIのレビューになります。ご了承ください!
日頃フードを装着しない僕が常に装着しているのは意味があります。
普段(ピント位置無限遠付近)はこんな感じですが…
等倍付近だとちょうどフードの位置と面一になるように設計されているようです。この状態ではフードとして役には立ってないでしょうが、ここまで近づける、という指標になりますね。
フードなしの等倍付近。みょーんと伸びた胴体に倍率が書いてあります。
電源OFFで勝手に無限遠まで戻っていきます。こういう細かい心配り、ありがたいですね。
マクロレンズらしく、フォーカスリミッターとAF/MF切替スイッチがありますね。
特徴・作例・レビュー
とりあえずマクロレンズですから、どれくらいまで寄れるのかってのは興味があるのでは?では手始めに机の上の小物を撮ってみましょう。こんな写真もマクロレンズなら…
寄れすぎぃぃいいい!!!
F11でこれくらいの雰囲気。本気で撮るなら三脚立てて思いっきりスローシャッターでISO感度をかせぐといいかと思います。ブツ撮りなら被写体ブレなんか考えなくてもいいですもんね。
マクロだからといって普通に撮れないか、と言うとそうでもないです。収差が少ない上に70mmという中望遠。歪みなく目の前の被写体を写すことができるはずです。
AF-C+瞳AF+高速連写HI。
速攻置いてけぼりをくらってます。AF-Cが対応とはしていますが、もともとMACROレンズでAFに重きを置いていないためAF追従連写はできませんでした。まぁそんなのを求めるのは酷でしょう。このレンズが目指したのはそこではないですし。
まとめ
カミソリマクロ、という名で有名なSIGMAの70mmマクロ。
使い勝手のいい中望遠レンズとしていろんな用途に使えるでしょうが、AFの遅さはかなりキツイ。期待はしないほうがいいです。スナップとか結構つらい気がする。やっぱり各収差をバッチリ収めたレンズの真骨頂はブツ撮りでしょう。
今までのカミソリマクロを超えるように設計されていますので撮った後の修正が少なくて済む。仕事として使うことが多い方には理想のようなレンズですね。
もちろんマクロとして色んな作品にチャレンジするのにも買いやすい値段ってのもありがたい。ただでさえフルサイズのレンズは高いのにマクロになるとさらに高くなりますからね…。
どこまでも寄れちゃうマクロレンズ。レンズが新しい世界を見せてくれるかも?
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