SIGMAからでているUSB DOCKは
レンズとパソコンをつなぐインターフェース
です。レンズも様々な設定などの情報を記録しているのですが、AFシステムをアップデートしたり設定を記憶するために必要なアイテムなんですね。これが無いとレンズのファームウェアアップデートもできなければ、ピントの微調整、MFの設定、カスタムボタンの登録などもできないです。
いろんなことできるので、SIGMAのレンズを複数所有している方は持っていて損は無いかもしれません。
SIGMA USB DOCK
USB DOCKって必要?
外観
こんな人におすすめ
ピント調整を自分で追い込みたい
レンズのアップデートも自宅で済ませたい
SIGMAは全部買う
新品・中古価格(評価)
実際に使ってみた!
ファームウェア・アップデート
公式アップデート詳細ページに載っているレンズは新ファームウェアがでている可能性があります。確認してみてください。やり方は簡単。アプリケーションをダウンロードしてUSB DOCKを装着したレンズをUSBでパソコンとつなぐだけ。こんな感じでレンズを読み込みます。
特に難しいことはないので手順は割愛!画面に沿って進めていくだけ〜。
ピント調整
こんな感じでカメラからの距離ごとにピントの微調整が可能ですが、単焦点ですら4つの距離ですがズームレンズだとこれが4倍に増えます…なかなか大変です。全部+20というメチャメチャな調整をしてありますが、この20というのはcmでもインチでもなく、感覚的な数値のようです。
MC-11を使用してSONYのボディで使用している方へ。
基本的にこのピント調整は一眼レフの「位相差AF」の誤差をなくすための機能です。ですので、ミラーレスでファストハイブリッドAF(コントラストAF)を使用しているSONYのボディではどんなにピント調整の値をぐちゃぐちゃにしてもきっちりピントは合います。もしかしたらバッチリの時と少しだけピントを合う速度が変わるのかもしれないですが、少なくとも僕は違いは感じませんでした。
上記、ピントを+20(最大値)にして部屋の写真を撮りましたが、ピント面はばっちり。
中央部の絵本にピントを合わせてますが、ハッキリ文字も見えてます。
Eマウントのレンズはどうするんだ!USB DOCKのEマウント版販売してないじゃないか!
…SIGMAのEマウントレンズはSONYのボディにUSBケーブルを繋ぐことでレンズファームウェアアップデートが可能。ボディがUSB DOCKの代わりにインターフェースになってくれるんですね。ピント調整も不要なのでEマウント版はUSB DOCKが必要ないみたいですよ。
まとめ
位相差AFでピントを合わせる各社一眼レフでSIGMAのレンズを使っている方はあった方が何かと安心かと。ピント調整をしておかないと合掌音がしても全部ボケた写真になる恐れがありますからね。逆に、SONYで使っている方は…必要ないかもしれません。
最新レンズファームウェアじゃなきゃ落ち着かない人はぜひ常備しておいてください(笑
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