最近のカメラはモニターを動かすことで自撮りや腰あたりの位置で撮ったり、ということが簡単になっています。(うちの最長老のD80は一切動きませんが)
当然フィルムカメラなんかではモニターなどなく、なんとかしてファインダーを覗いて構図を決めるしかなかったですから随分と楽になったもんです。
僕がミラーレスカメラを選ぶのもここら辺の理由で、一眼レフの光学ファインダーだとライブビューモニターでは最大限にAFシステムを活かせない機種が多かったりします。最近だとCANON X9iは例外的にライブビューでも位相差AFが使えたりするようですが…
さて、モニターの動き方で大きく分けて2種類あるので
カメラごとのモニターの可動の種類
を簡単に説明しますね!
F値って何?
一眼を買ったはいいものの、カメラの仕組みとか学ぼうとしてぶち当たる最初の難関。初心者の方に分かりやすく説明するのも意外と難しかったりしますよね。
悩み
- F値って言葉に拒否反応がある
- SSって言われてもよく分からない
- ISO感度なんて考えたくない
そんな一眼初心者の方や、感覚的に使ってきた方向けに本を書いてみました。
本と言っても1ページにわずか20文字くらいしか書かれていない詩みたいな本。なので3分もあれば読み終えるはず(笑)この本をきっかけにもっとカメラのこと知りたいななんて思っていただけると幸いです。
誤字脱字や意味がおかしいところ、ご感想などいただけますと次の本への意欲になりますのでよかったら。
モニターの違いは大きく分けて2種類
バリアングル式
モデルのPanasonic G9 PROです。モニターをこっちに向けれますので自撮りが可能です。(このカメラで自撮りするかどうかは置いておいて。)
カメラの真横のモニターは360度回るので上からでも下からでも撮れますね。
閉じてしまうことでモニターを保護することもできます。ファインダーで覗くときにモニターに鼻が当たるのが嫌とか、ホコリとか気になるときなんかはこの状態のほうがいいかもしれませんね。ちなみにこの状態からバリアングルを開くと1手間でライビュビュー撮影ができるというメリットがあります。(通常だとモニターを開く、回すという2手間)
チルト式
こちらSONY α7 III。さっきのバリアングル式に比べると可動域が少ないのですが、素早い構図変更が可能です。
チルト式は一手間で展開できますので、腰の位置までカメラを持ってきてチルトを開くだけ。素早くスタンバイできますね。
α7 IIIでは上向きはこんな感じ。
下向きだとこれが限界。どうあがいても自撮りはできませんし、センサーを保護するために内側を向けることはできないです。
まとめ
例えば上の写真なんかは地面に置いて撮影してます。こんな写真の時にモニターが動かせないと必死でファインダーを覗く必要があるわけですね。子供の写真を撮るときは意識して子供の目線で撮影するように心がけているので可動式モニターは僕に撮って必須の機能。
- バリアングル式…自由度は高いが、展開に時間がかかることがあるので咄嗟の撮影に対応できなかったりする
- チルト式…展開が早いので撮影チャンスを逃しにくいが、バリアングル式に比べると自由度が低い場合が多い
そんなとこでしょうか。縦が好きな方はバリアングルの方がいいかも、くらい?使い手の好みだと思いますので実際に触ってみるといいと思いますよ!