発売日が古い、古いとは聞いていたもののまさか1993年とは。
設計からみるとおそらく20年以上経過しているであろう超・超ロングセラーなレンズ。人気の理由はおそらく50mm F1.4という、とても明るい50mmの標準単焦点なのにそのお値段。
SONYで同じ明るさのレンズを買おうと思ったら10万円は必要ですから。まぁPlanar T* FE 50mm F1.4 ZA SEL50F14Zは描写も抜群ですからね…同じスペックですが方向が全然違うのは予想できます。
僕はオールドレンズ的な写りを僕は期待しています…どんな写りをするのかな??
僕はミラーレス機が好きなのでRFマウントアダプターを使用したレビューになります。
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僕と妻が使用しているRFマウント機はEOS RP。うちの奥さんは連写とか使わないうえに感覚派なのでRPに大満足です。
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CANON EF50mm F1.4 USM
特徴
- 発売 2002.8.8
- 絞り羽根 8枚
- 最短撮影距離 0.45m
- 最大撮影倍率 0.15倍
- 質量 290g
- フィルター径φ58mm
- 最大径 約φ73.8mm×約50.5mm
その他特徴
- STM(ステッピングモーター)
- フルタイムマニュアル
評判・口コミ(外部リンク)
デジカメinfo
デジカメwatch
レンズテスト・レビュー(英文)
- レンズテスト・レビュー(英文)
- DXOMARK
- LensTip
- OpticalLimits(元photozone)
- ePHOTOzine
- IMAGING-RESOURCE
価格・評価
実際に使ってみた!
特徴・作例・レビュー
解放F1.4です。ボケの輪郭が強くでているので、距離によってはうるさくなることもおおいかもしれません。うまく使えば「シャボンボケ」っぽくもなるかもしれませんね。
これF5.6くらいまでしぼってるんですが…カリッカリですよ、カリッカリ。凄まじい解像力です。多少ボケがかくばるので注意が必要ですがまぁ仕方ないかと。にしても…ここまで描写が絞り値で変わると楽しいですね。
離れて一枚。きっちり絞っても良かったかなぁという構図ではありますが、個人的に現実逃避感を出したかったのでOKです。
逆光に強い、とは言えませんがそれもまた個性。ゴースト・フレアやコントラストの低下をうまく利用すれば面白い写真が撮れるかも?
2019.3.31追記
個体差なのかMC-11のバージョンの問題なのかわかりませんが、α7 IIIで使うとバグりました。
- レンズを認識しない
- JPGで撮影できない
- シャッターがきれない
- そもそも動かない
などなど。もしSONYのボディに装着を検討していて、中古など実際に装着できる状況であれば確認していただいた方がよろしいかと。
僕のレンズだと20回ほど脱着を繰り返すと1回くらい普通に動くこともある…くらいの感じ。超ストレスです。全くオススメできないです。RP持ってなかったら間違いなく速攻で手放してた。
こういうのもマウントアダプターを使う時のリスクなんですよねぇ。
まとめ オールドレンズ風味の味
近づいたり離れたりして色んな表現ができる50mm単焦点。
撮る人の性格が出やすいというか、腕が問われるみたいなとこはありますよね。
開放ではハロっぽく、各収差も大きいのでオールド的な感じ。絞ればキッチリ写す素敵仕様。今時の開放からカリカリに写るようなレンズではないですが、絞りによる描写の違いを楽しむのにもってこいなレンズですね。
オールドレンズを使いたいけど、マニュアルはなぁ…そんな方の頼もしい相棒になるに違いありません。
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結局EOS RPに付けっ放しのレンズはRF 35mm F1.8というレンズ。アダプター使わなくて済むだけでなく、めちゃめちゃ良いレンズです。
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