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【PAPAPAカメラ理論】LUMIX G9 PROにストロボを買いました!フラッシュライトDMW-FL200Lの使い方をレビュー!

そもそもフラッシュいる?

最近のカメラ事情なのか、ボディ内蔵型のフラッシュがだんだんと減って来ているように思えます。そもそも使わない人も多いですよね、フラッシュ。そうなるとGPSやら機能を積んだりすると場所が限られてしまいますから、ボディから省かれてしまうのもわかります。

でも…フラッシュ、ほんとに省いちゃっていいの?カメラにフラッシュっていらないの?じゃぁなんでついてたの?仮にいるんなら外付けをなんでわざわざ買うの?何買えばいいの?純正じゃなくてもいいの?ってかどうやって使うの?

一つでもあてはまるなら読んでってくださいね(笑)このページだけでは書ききれないのでストロボ系の記事はちょこちょこ書いていきたいな。というわけで

ストロボの使い方(初心者編)

を今回はお伝えしたいと思います!

あ、ちなみにストロボ・スピードライト・フラッシュいろんな呼び方がありますが、どれもまぁ一緒です。好きな呼び方をすればいいと思いますが、ここでは「ストロボ」で統一したいと思います!

ストロボ購入したわけ

ストロボの役目といえば「光を生み出す」ことですが、これがまた奥が深かったりします。ライティングのことだけの本が何冊もあるくらいですから。

さて、Panasonic LEICAのズームレンズ12-60mmはとても使いやすいです。が、いかんせん望遠側はF4.0なので室内では暗いケースが目立つんですよ。しかもG9 PROはマイクロフォーサーズの中では高感度もかなり改善されていますが、ISO3200あたりからピントがあってるんだかあってないんだかわからないくらい画質劣化するという弱点があります。スマホくらいなら気にならないけどね。パソコンでみると…

色とか質感は残っているんですけど、睫毛の先にピントをあわせても…あれ?

まつげ一本一本までキッチリ解像はされてない??

そんな感じ。そんな時は単焦点つかえばいいじゃん?って?いやぁ…子供がいると単焦点に変えるタイミングを逃したりするんですよ…レンズ交換してる間にシャッターチャンス逃しちゃったりね…つらい。よって、最近はズームばっかり→レンズは暗い→こりゃ室内ではストロボいるな、となったわけです。

Nikon用にもうちょっとハイパワーなストロボも買ってあるんですけど…こういっちゃなんですが、でかくてかさばるからあまり使ってないんですよね。なるべく常用できる状態で運用したかったので、もっとパワーのあるものもありますけど、小型で使いやすいものを選びました。

今回買ったのはこちら!Panasonic DMW-FL200Lであります。

みて、このバランス!軽い純正ストロボ最高!(笑

純正なのにお値段もお手頃の部類。ガイドナンバー20なのでパワー不足を感じますが軽量化の宿命。意外と普通の家なら十分な光量です。結婚式とかはもっと大きなストロボにがんばってもらいましょう。適材適所です。

これなら持ち出しするのも苦じゃありません。マイクロフォーサーズの軽量ボディと合わさって、かばんにギリギリつっこめる大きさです。まぁストロボ要らないのがわかってるなら取り外せばいいですし。

使い方の前に仕様を確認しておきましょう。

外観

作例・レビュー

特徴

  • 発売 2016.8.5
  • GN20(ISO100時)
    GN14(ISO100、ワイドパネル仕様時)
  • 調光方式 TTL
  • AF補助光 1〜5m
  • 電池種類 単3
  • 電池本数 2本
  • 横幅x高さx奥行 61x52.5x82 mm
  • 重量 180 g

その他特徴

  • 充電時間
    約5秒(アルカリ乾電池)
    約3秒(充電式ニッケル水素電池)
  • 発光回数
    約120回(アルカリ乾電池)
    約200回(充電式ニッケル水素電池)

こんな人におすすめ

なるべく手軽に、荷物を少なくしたい
そんなに大きな会場で撮らない
純正が安心

新品・中古価格(評価)

DMW-FL200Lの使い方

外してケースに入れてもこの大きさ。マイクロフォーサーズ万歳。

さて、使い方はとっても簡単。モードを選んで撮りたい明るさを選ぶだけ。なお、ボディ側でワイヤレスをONにしていると調光できないです。何してもフル発光になります。気づかなくて危うく修理にだしそうでした(苦笑)ワイヤレスがOFFになっていることを確認してくださいね。

ワイヤレス発光についてはまたの機会に。

TTLモード

フルオートで撮ってくれます。右側のダイヤルがEVをあらわしていますから、カメラボディで露出を+1、+2と調整するのと同じ感覚でストロボのパワーを調整してくれます。写真の状態が+3なのでもっとも明るくなります。あ、ストロボの明るさを変えることを調光といいます。覚えててね。

MANUALモード

マニュアルなので自分でどれくらいのパワーで光らせるか決めます。左側のダイヤルがこのモードです。最大出力が1/1、そこから1/2、1/4という風に光量を少なくすることができます。写真の状態だと1/1になっていますのでフル発光になります。

見せてもらおうか、ストロボの力とやらを!

夜の締め切った蛍光灯のみの室内。ボディはG9 PRO、レンズはPanasonic LEICA 12-60mm F2.8-4です。普通に考えてまともな写真が撮れるとは到底思えません。

ストロボ無しで何も意識しないで撮るとこんな感じ。F3.9、SS1/250、ISO6400。なんとか撮れてはいますが、かなり荒いですね。じゃあSSをちょっと長めにしてISOを下げようかな…

案の定ぶれました。ISOを下げようとしてSSを無理するとこうなります。F3.9、SS1/50、ISO3200。子供がSS1/50で綺麗に撮れるわけないです、はい。

仕方ないのでISO感度に無理してもらいましょう。僕のG9 PROの許容ISO感度は1600くらいですので相当無茶なことなのはわかってます。

F3.9、SS1/200、ISO12800。ISO感度があがりすぎて解像感があまりないですね。ノイズも気になります。スマホくらいじゃわかりにくいですが、パソコンでみると結構嫌になるレベル。

暗いズームレンズでストロボ無しだとこんな感じが限界ですね。

さて、同じ状況でストロボに登場してもらいましょう。TTLモード調光+2、天井バウンスにて。

まとめ

F3.9、SS1/60、ISO200。

これがストロボのパワーッッ!!

SS1/60なのにブレてないのは強い光をあててセンサーに記録させてるから。ストロボは被写体を止めることもできるんですね。

初心者向けのカメラに内臓ストロボがついているのはこれが理由。ストロボがあれば暗い同梱ズームレンズでもなんとか撮ることができるから内臓ストロボでなんとかしちゃうわけですな。レンズが暗いコンデジにもフラッシュが装備されてるのも同じ理由ですね。

あー、ストロボたのしいです。マイクロフォーサーズはあんまり高感度強くないですからありがたみを感じるケースも多いはず。おすすめですよ。

おまけ LEDライトはどうなの?

Panasonic DMW-FL200LはLEDライトが使えます。ストロボと同時仕様はできませんが、使い方によっては有用でしょう。

図の状態がフル発光で

こんな感じ。結構明るいです。動画撮る方向けの装備だと思いますけど、意外と使えます。ちなみにフラッシュと同時使用はできません。まぁ小型フラッシュには酷な要望ですが(笑)

不機嫌な娘その1。F4.0、SS1/250、ISO4000。LED発光無しです。前述のとおりですがISO感度4000はなかなかつらい。

不機嫌な娘その2。F4.0、SS1/250、ISO2500まで明るくなりました。個人的にISO3000きるとちょっと安心。娘との距離1〜2m弱。2/3段くらい明るくなったかな?これくらいの距離なら結構効果がありますねぇ!

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ゆきおみ

長女が生まれた時に一眼レフを買ったものの、全然うまく撮れず絶望。3年の猛勉強の末、今ではそこら辺の家電量販店の店員より詳しくなる。コメント欄やLINEで気軽にカメラ・写真のこと相談してくださいね。

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