僕はLINEやコメント欄で読者さんからの相談をよく受けるのですが、
その中でも1番多い相談はレンズの相談。
悩み
- 焦点距離による違いがわからない
- F値ってどれ選べばいいの?
- キットレンズだけじゃだめですか?
という内容がほとんどです。
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.
…わからない人にはただの英数字の羅列ですが、わかる人にはおぉ!となる、レンズの表記。そりゃ、初めてカメラを手にしたころはさっぱりわかりませんでした。
なんかアルファベットと数字がうじゃうじゃしてるけど…何これ?みたいなかんじですよね。今では表記を見ただけでだいたいのスペックやら描写傾向やら特徴やらが頭に浮かんでくるんですから人は変わるもんです←病気
この記事では
ポイント
- レンズの表記の意味
- 焦点距離やF値を変えると?
- 単焦点とズームの特徴は?
- 撮影距離による写りの違い
といったことをご紹介しています。
これさえ読めば、レンズについてはほぼ理解したと言っていいでしょう!レンズ自体の特徴(ディストーションや収差など)はさらにマニアックなので別の機会に。正直今回の内容に比べると別に大事なことでもございませんので。
それでは解説していきます!
焦点距離と画角とは?
一言で言うと、焦点距離は写る範囲です。
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.
焦点距離とはそのレンズの見える範囲(画角)を表していて、レンズの特徴を表す要素の中でも一番重要ですので必ずどこかに書いてあります。
ポイント
- 小さいほど広い範囲を写せます(画角が広い・広角レンズ)
- 大きければ大きいほど遠くにあるものを大きく写すことができます(画角が狭い・望遠レンズ)
実際に見てみましょう。
数字の小さい広角側
ひろーく映っています。広角で撮影すると画角が広くなりますのでたくさんのものを写すことができますね。
数字の大きな望遠側
さっきの中央部の塔がかなり大きく写せています。望遠で撮影すると遠くにあるものを拡大して撮影することができます。
風景などは広々と撮りたいので広角レンズを使うことが多く、野鳥などはそもそも近づけないので望遠レンズで撮影することになる…みたいな感じで状況によって焦点距離を使い分けるわけですね。
先程のレンズでは12mmの数値が小さい方で広い範囲が写せます。60mmになると数値が大きいので遠くのものを大きく写せます。ズームレンズの場合、最も小さい時を広角端(ワイド端)、最も大きい時を望遠端(テレ端)なんていいます。
ちなみに、スマホのカメラの焦点距離は機種によりますが、一般的に30mm前後です。スマホより
ポイント
- 広く撮りたい→焦点距離が小さい数字のレンズを選ぶ
- 狭く撮りたい→焦点距離の大きい数字のレンズを選ぶ
といいでしょう。
F値とは?
F値というのはそのレンズの大きさのこと。
F値にはレンズの大きさからくる2つの側面があります。
ポイント
- レンズが大きいと光を集めやすい(光の露出)
- レンズが大きいと背景がボケやすい(写真の表現)
光の露出についてのはこちらの記事をどうぞ。
-
初心者が赤ちゃん・子供を撮影するのに必要な一眼レフやミラーレス・デジイチの全知識。おすすめカメラとF値・シャッタースピード(SS)・ISO感度・露出について!
続きを見る
ここでは表現の側面、つまりボケ方について詳しく紹介していきます。
レンズが大きければ大きいほどF値は小さくなり、F値の数字が小さいほどボケやすく(被写界深度が浅い)、高性能・高価格になる傾向があります。F値でよく見るのは
←ボケる F1.2、F1.4、F1.8、F2.0、F2.8、F4.0、F5.6 ボケない→
この辺りの数値です。色んなレンズを見てると見慣れてきますよ(笑)
そしてレンズには絞りと言ってレンズの光を絞る部品が組み込まれています。
ここで我が家の古ーいレンズOLYMPUS OM-SYSTEM G.ZUIKO 50mm F1.4に登場してもらいましょう。
レンズの開放状態
これがF値を「開放」にした状態。このレンズだとF1.4という値になります。この状態が一番レンズの直径が大きい状態となります。
絞りを絞ると
こちらがF16まで絞った状態。レンズの中に渦巻き状の壁みたいなのがわかりますか?この壁がレンズのみなし直径を小さくする働きをしています。
絞りによってF値を大きい方向に変えることができます。
F1.8のレンズをF2.8やF8にすることはできますが、F1.8やF1.2のように小さい方向(明るい方向)に変えることはできません。つまり絞りでレンズのみなし直径を減らす方向に調整することができます。
大事なことを一度まとめておきましょう。
ポイント
- F値が小さければ小さいほどボケるレンズ(F1.8やF2.8はボケる)
- F値が大きければ大きいほどボケないレンズ(F3.5やF5.6はボケない)
- 絞りでF値を小さくする(ボケない)方向に調整できる
だいたいF2より小さい(F1.8、F1.2など)と明るいレンズと言われます。
ズームレンズだとF2.8も明るいレンズに分類されますが、F4を超えだすとちょっと暗いレンズかなぁと言った感じ。焦点距離にもよるんですけど、とりあえずF値が小さければ小さいほど明るいと覚えておいてくださいね。
もちろんF値が小さいレンズ(=ボケるレンズ)ほど値段も高くなる傾向があります。
そして、F値が小さいレンズほど、デフォーカス部(ピントが会っていない部分)のボケが大きくなります。
これは実際に見てもらった方がいいですね。
F値が小さい(F1.4やF2.8)
キウイ以外がボケボケです。このようにボケまくってる写真を被写界深度が浅い写真と言います。
F値が大きい(F5.6やF11)
上図のようにあまりボケてない写真を被写界深度が深い写真といいます。スマホの写真のように全面にピントが合っているとパンフォーカスなんていいます。
F値を変えるだけでこれだけ撮れる写真が変わってくるわけです。
ボディと一緒についてくるキットレンズのズームレンズなんかは暗いレンズの代表格でF3.5~F5.6なんてレンズになりますが、高級レンズになってくると、ズームレンズなのにF2.8のまま変わらないレンズ(F2.8通しのズームレンズ)なんてのもあります。
被写界深度について
被写界深度は被写体に近づく、焦点距離を長くする、F値を小さくするという方法で浅くすることができます。
超広角レンズLaowa 7.5mm F2.0 MFTで撮影。
F値は2.0で十分小さいですが、焦点距離が7.5mmとかなり小さいのでほとんどボケていません。
同じレンズ・F値で被写体を近づけて最短撮影距離で撮っています。
背景がかなりボケてます。被写界深度がかなり浅くなりました。さらに浅くするにはどうしましょう?
焦点距離を長くしましょう。
レンズを交換して、M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PROの望遠端40mmで最短距離で撮影しました。F値は大きくなりました(F2.0→F2.8)が、焦点距離がかなり伸びて(7.5mm→40mm)、最短撮影距離で撮っているのでもう凄まじくボケボケです。
このようにボケの量は意図的に増やしたり、減らしたりできます。色々試してみてください。
T値について
T値はF値の仲間で、「レンズの透過率を加味したF値」といえます。
F値はレンズの大きさと焦点距離で決まるのですが、T値はそこに透過率も組み込まれています。
どういうことかというと、同じレンズの大きさ・焦点距離のレンズがあるとして、片方はそのまま、もう片方は暗いセロハンを貼り付けたとします。どちらもレンズの大きさ・焦点距離は一緒なのでF値は一緒ですが、光を取り込める量はセロハンがある分違いますよね。
そこでこのT値が登場します。通常、F値とT値は同じですが、レンズの光の取り込み方によってはF値と異なってしまう場合があるんです。
実際使う機会といえばSONY、MINOLTAのSTFレンズ、FUIMILMのAPDレンズとDxoMarkさんのページを見る時くらいでしょう。
例えば、FE 100mm F2.8 STF GM OSSというレンズの画像をみてみてください。横に5.6Tと書かれています。このレンズの特徴としてボケを綺麗にする特別なAPD(アポダイゼーション)フィルターが組み込まれており、レンズの外径・焦点距離的にはF2.8なのですが、レンズの明るさ的にはF5.6になってしまうんです。さっきの暗いセロハンと一緒です。
まぁ、そうそう使わないので頭の片隅に置いておけばいいと思いますよ。
ズームレンズと単焦点
ズームレンズのメリット・デメリット
同じ撮影地点からいろんな写真が撮れるので、自由に移動できない結婚式とか、いろんな写真を撮りたい動物園とかズームレンズだと動物も撮りつつ、動物をみる家族を撮ったりすることができます。レンズ交換なしでいろんな状況に対応できるため、シャッターチャンスも多いはずです。
ズームレンズは
ポイント
- 自由に焦点距離を変化させることができるのでレンズ交換の手間がいらない
ポイント
- 単焦点ほど画質が良くないケースが多い
- 単焦点ほどレンズが明るくない(ズームレンズの方がF値が大きい)
単焦点のメリット・デメリット
ズームレンズに比べると酷く不便に見えますが、実際は被写体との距離を詰めたり、離れたりすることでいろんな表現が可能ですし、ズームレンズに比べて描写が優れているケースがほとんどです。
単焦点レンズは、焦点距離を変化させることができないので、自分の足で撮りたいもののところまで行く必要があります。物理的に近寄れない場合、撮れないケースもあるという欠点がありますし、レンズ交換を頻繁にする場合、シャッターチャンスを逃すリスクがあります。
単焦点レンズは
ポイント
- F値が小さく、描写性能も高い
ポイント
- 状況に応じてレンズ交換が必要
レンズによって変わる表現
基本がわかったところで、それをどう写真に生かしていくか、というのを考えていきます。
好きな被写体の写り方を考える
上の写真たちは「遠くから徐々に近づきながらほぼ同じ大きさに写るように車を撮影した」写真です。
参考までに焦点距離を記載してありますがどうでしょうか、どれが一番カッコいい!と思えるでしょうか。
当然人によって好みは異なるのですが、大事なのは焦点距離ではなく被写体との距離によって被写体の立体感が変わるという点です。焦点距離によって変わっているわけではありません。
写真を見ればそうなんですが、肝はそこではありません。
300mmと28mmのレンズを使って、車が同じ大きさに写真を撮るにはどうするか?ズームレンズを使ってぜひ試して欲しいのですが撮影者が動きますよね?
ポイント
- 300mmの画角はとても狭いのでとても遠くから撮影する必要がある
- 28mmの画角はとても広いのでとても近くから撮影する必要がある。
遠くから撮るのか、近くから撮るのかで写りが変わるんです。
焦点距離で被写体の写りが変わるわけではありません。そして、
- 離れれば離れるほど、距離に対して物体の大きさの比率が小さくなるので立体感が少なくなる(圧縮される)
- 近づけば近づくほど、距離に対して物体の大きさの比率が大きくなり、立体感が大きくなる(誇張される)
んですね。
1km先から10cmってほぼ誤差みたいなもんですけど、1m先から10cmって無視できない大きな数値になります。同じ10cmでも撮影者と被写体の離れている距離によって無視できるほど圧縮されたり、逆に誇張されてしまうことになります。これが距離による被写体の写り方の違い。
世間ではこの効果を圧縮効果・パースと言います。
どちらも焦点距離ではなく、撮影距離に関係した効果なんですね。例えば、ボンネットの長さに目線を向けてみると
- 遠距離 → 短く表現されている(圧縮効果)
- 近距離 → 長めに誇張されている(パース)
と言う感じ。とくに圧縮効果は巧みに使われることが多いです。
圧縮効果・パースの正体
例えばこの写真。
うわーすごい人混み!!!!
と思いがちですが、左右の提灯に目を向けてみましょう。提灯がすごく狭い範囲にたくさん置かれているように見えますよね。こんなたくさん置くのかな…?
違う写真も見てみましょうか。
実際の提灯ってこんなに間があるんですね。
確かに混んではいるけど、いい賑わい方というか、活気のある感じですよね。さきほどの写真のように「混みすぎ…」という印象を受ける人は少ないんじゃ無いかな。
そして上の画像で見てもらいたいのが手前ではなく写真中央、奥の人の混み方。これが圧縮効果の正体。奥に行けば奥に行くほど(離れれば離れるほど)密集(圧縮されて)しているようにみえるわけです。
悪意を持って真ん中だけ切り抜いてみましょうか…
激混み(に見える)観光地の出来上がりってね。メディアは巧みに印象操作…なんでもないです。
さぁ、脱線してしまいましたが、大事なのは被写体との距離です。焦点距離は被写体との距離に応じて変更しているだけです。離れて大きく撮りたい・圧縮したいから望遠を使う、近づいていて大きく撮りたい・誇張させたいから広角を使う。
焦点距離って本来そういう選び方をするもんなんですね。
背景の量を考える
自分の好きな形になる距離をみつけたら背景の量を考えましょう。
極端な例をあげるとすると
この300mmの時の車が「一番かっこいい!」と思ったとします。
ここで背景をたくさん入れようと思ったら300mmの時に車が大きく写る距離から、広角レンズを使う…こうなります。
ここでみてもらいたいのは
28mmの広角レンズを使っているけど、映っている車自体は300mmの望遠で取った写真と同じ形に映っている
という点です。異なるのは背景の量だけ。
ポイント
- 焦点距離は被写体の写り方を操作できるわけではなく、背景の量を変えることができる。
- 被写体の写り方を変えるのは撮影距離
というイメージを持っていると、レンズ選びにおいて今までと全く違うアプローチができると思いませんか?
こうやって、被写体を自分の好きな形になる距離から自分が好きな量だけ背景を取り入れるレンズを選ぶということができるんですね。
デフォーカス部のボケの量を考える
最後にデフォーカス部、つまり背景や前景・ピントの合っていない部分のボケ具合について考えます。
ここでようやくF値を考えることになるんです。
ポイント
- 背景をきっちり写す→F値が小さいレンズを選ぶ
- 背景をボカす→F値が大きい状態で撮影する
ということでした。
F値が小さければ小さいほど高価になりますが、被写体意外をボカすことでピントの合った部分に注目させる高価があります。
ポートレート写真でモデルさんの美しさや表情を見てもらいたいなら背景をぼかしたりするといいですし、旅行に行ってどこで撮影したかが重要なら背景はきっちり写した方がいいでしょうね。
高倍率ズームで実践
まず用意するのは高倍率ズームレンズ。
僕が高倍率ズームレンズをおすすめするのはこういった実験がレンズ交換なしで手軽にできる、という理由が実はあるんですよ。
車をカッコ良く撮るコツ
撮りたいものにまず近づいて、どんどん離れていきます。
で、離れながら写真を撮る。できるだけ同じ大きさに写るように焦点距離を徐々に大きく(長く)していきます。
みてわかる通り、広角側がちょっと変わると大きな差になりますが、望遠側がちょっとかわってもあまり大きな違いにはなりにくいです。
みなさんの好みの形になっている車はどれでしょうか?
という色々な意見があっていいと思います。
ちなみに車は75mm〜90mm程度の中望遠レンズで画面一杯になる撮影距離から見た時に車が意図したデザインになるように設計するそうですよ。
確かに圧縮されすぎず、誇張されすぎずの絶妙な写りだと思いませんか?
この写真では背景はあまり入れず、後ろの木と車のバランスが一番良く感じた200mmがベストだと思いましたので、ブログのサムネイルにしました。
写真が人によって全然違う…ってこういうところからくるんですね。
人の顔を可愛く撮るコツ
ゆきさん百面相。
人の顔は近づくほど歪みます。ここでいう歪みというのは被写体との距離による遠近感の差による歪みです、レンズの特性による歪みではありません。先程の車と同様に、近づけば近づくほど被写体の遠近感が誇張されるんです。
パースがつく、といいます。
人の顔は平面では無いので、頭が球体であることや鼻の高さや目や耳の位置などが誇張されるんですね。
もう一度、実際の写真を見てみましょう。
これが焦点距離28mm、撮影距離は1mないくらい。
これが焦点距離130mm、撮影距離は8mほどでしょうか。
200mmも紹介しておきましょう。距離10mオーバー。
ちょっと圧縮されすぎな気もしますが、みなさんどうでしょうか?
写真が同じぐらいの大きさになるように撮影しましたが、明らかに違う写真ですよね。ここで勘違いしてほしく無いのは
焦点距離が違うから顔の歪み方が変わるんではなく、被写体との距離で変わっている
という点です。
同じ距離から撮ったら同じ写真になります。焦点距離が広角だろうが望遠だろうが変わりはありません。画角の中の被写体の大きさが変わるだけです。
自撮りを可愛く撮るコツ
もうわかりますよね。
大事なのは撮影者・自分と被写体の位置でしたが、自撮りになるとおのずと撮影距離が短くなります。
自撮りするよりもカメラマンに撮影してもらった方がいい!というのは良くあることですが、単に撮影距離が離れているだけだったりするかもしれません。自撮りをする時ってだいたい手の長さ1m以内で撮影すると思うんですが、カメラマンが撮影するのは5mは離れているケースがほとんど。
もちろんストロボの光やレンズのこだわり、機材のこだわりなどプロの技は多々があるのですが、人から離れて撮影するだけでもシャープで、キリッとした印象になりやすいです。逆に親近感を持たせたいならグッと近寄って撮影してみるといいです。
インスタなんかでは有名なモデルさんはバチっとメイクしている時は離れてクールな印象に、すっぴんやオフの時は近距離で撮影することで明るく優しい印象に。手の届かない有名人とそばにいる親近感を巧みに操っていますね。
そうそう、それから自撮り棒ってあるじゃないですか。スマホとか固定して自撮りするやつ。
あれってすごく理にかなっていて、腕の長さしかなかった撮影距離を長くすることができるんですね。普通に手で持って自撮りするより、自撮り棒を持って離して撮影する方がカッコ良く、美人に見えます。リモートワークしている方はカメラから離れてみましょう。すごくスマートになりますよ。
そしてちょっと上目遣いにすればバッチリです(笑)
何にしても今までよりもカメラを離す・位置を少しあげるだけで写りは激変しますぜひお試しあれ。
まとめ 好きな被写体との距離こそ写真の個性
もし、自分が撮りたい被写体が決まっている場合子供でも愛車でも風景でもいいんですがどの位置から撮影するのが最も魅力的に見えるのかを追求してもらえるといいな、と思います。
そして、その距離から撮影するときに
背景をどれくらい入れるか、被写体をどれくらい大きく写すか、被写体以外をどれくらいボカしたいか
という観点からレンズ選びをしてみましょう。
もちろん、背景によって好みの形を変えるのも大正解。
ほかにも選び方としては、特に焦点距離を意識せずにひと月ほど使ってみて、その後にチェックしてみるとか。1番使用頻度が高い焦点距離、もしくはこれいいな、と思えた写真の焦点距離の単焦点を購入するといいです。
値段や人気で選んでしまいがちのレンズですがどの位置からどんな背景でどのくらいの大きさで被写体を撮影するかという考え方を持っていればさほど大きくは迷いません。
こういう写真が撮りたい!
というイメージを持ってレンズを選んでみてくださいね。
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