初心者が赤ちゃん・子供を撮影するのに必要な一眼レフやミラーレス・デジイチの全知識。おすすめカメラとF値・シャッタースピード(SS)・ISO感度・露出について!

投稿日:2017年11月23日 更新日:

突然ですが、子供撮影用のカメラが欲しい

  • もうすぐ出産なので成長をカメラで残したい
  • 子どもたちの写真を簡単に・綺麗に撮りたい
  • 運動会や発表会などのイベントがもうすぐある

といった方向けの記事はこちら。

コスパ最高です。このカメラ以上に費用対効果の高い子供撮影用カメラを僕は知りません。

α6400作例2
【SONY α6400レビュー】3年でカメラを5台買い換えた僕がたどりついた、初めての方にもオススメのミラーレス一眼!

続きを見る

この記事は一眼レフ・ミラーレスなどのカメラを持っているけど子供を思った通りに撮れない!という方に読んで欲しい、カメラの設定や理屈などを中心に解説した中級者向けの記事です。

さて、この記事を読むと

ポイント

  • なぜ子供の撮影は難しいのか
  • どうすれば綺麗な写真が撮れるのか
  • どんな機材を選べばいいのか

そんなことがわかるようになります。

僕の失敗だらけの3年間を詰め込んでいますから、うまく撮れるようになるキッカケになれば…と思います。

結構長いですが最後まで読んでもらえると幸いです。

撮影の後のひと手間、現像作業。

僕はLuminar 4を使用しています。今までAdobeのLightroomでしたが、Luminar 4は便利で素敵な機能が満載なうえ月額料金がかからない買い切りタイプ。(Adobeは毎月課金です)

ポイント

  • いい写真に仕上げたい。
  • でも時間はかけたくない
  • 失敗写真をなんとか救いたい

そんな写真があるなら機能を色々と紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

子供が生まれるんですがオススメの一眼ありますか

PanaLEICA_DG_25mm_F1.4_作例

量販店で僕が聞いたことのあるセリフなんですが、

こんな質問をして初心者向けズームレンズキットあたりをゴリ押しするような店員さんの言うことは聞かないでください。彼らも商売ですから利益と売れ筋を考えて薦めてきても仕方ないんです。

実際に最愛の我が子が産まれて写真を撮ろうとしてもそのカメラじゃいざ撮りたい時にさっぱり撮れない…そんな悲しい思い・悔しい思いをする人が一人でも減るように。あんまりネット上では書かれていないようですので記事にしました。

ちょっとわかりづらい言葉や概念がたくさんでてきますので、初心者の方には難しいかも。でも、知識がないと

注意ポイント

  • 今の笑顔…なんで撮れないんだろう?
  • せっかく一眼買ったのにスマホの方がマシ…
  • 一眼なのに画質悪いんだけど…

なんてことも。

僕はこの記事をかけるようになるまで3年かかりました。

3年間ずっと失敗してきたんです。

一回きりの子供の写真。ぜひ、後悔しないための知識をつけておきましょう。全部が全部理解するのは後でも構いませんから。

子供・赤ちゃんの撮影とは

子供が生まれたら我が子をカメラでたっくさん撮りたいですよね。

我が家も例に漏れずカメラを新調して、うまく撮れない時には悔しい思いをしてその度に色々考えてきました。まず僕が気づいたことは

「子供、特に幼児(1歳〜3歳児)の撮影はかなり難しい

ということ。

0歳児はゆっくりな動きが多いですし、そこまで難しいわけではないのですが問題は歩ける・走れるようになった頃から。「撮るよー!」と言って待ってくれるわけではありませんし、笑顔になるタイミングも突然です。

もちろんその場でポーズを取ってくれることもありませんので、基本的に動いてる最中の笑顔をドンピシャでシャッターを押さなければならないんです。これ、かなり難しい。

そして、意外と室内撮影が多いということ。多分初めて寝返るときも、立ち上がるときも室内。

ですから、1~2歳児あたりのシャッターチャンスは室内が多いんです。カンカン照りの中で遊ばせるのももちろん楽しいのですが、子供達は肌があまり強くありません。なので結構室内で遊べるところで歩かせていました。結果として

あまり明るくない室内で、自由に動き回る被写体を撮る

という状況になるんですが、これがとても難しいシチュエーションなんですよ。これより難しいのは野鳥の撮影や室内スポーツくらいなんじゃないかくらい難しいんです。

子供たちが4歳くらいになるとかなりコミュニケーションが取れるようになっていると思います。ポーズをとってくれる子もいるかもしれませんね。そうなってくると難易度は下がってきます。

かなりレベルの高い幼児の撮影。どんなことを知っていると失敗写真が減るんでしょう?

カメラの仕組みと写真の出来

SIGMA_40mm_F1.4_作例3

題名にもありますが、

ポイント

  • F値
  • シャッタースピード(SS)
  • ISO感度
  • 露出

この4つを理解しなければいつまで経っても我が子を綺麗に撮ることはできません

というか、失敗したときの理由がわかりません。理由がわからないとおそらくまた失敗するでしょう。難しい説明をできるだけ抜きにして説明しますね。

F値(レンズの明るさ)

上のレンズの側面に

1:1.8 31mm

という記述が見えます。この1.8というのがこのレンズの明るさ、つまりF値になります。F値はレンズのどこかに必ず書いてありますので探してみてください。F値でよく見るのは

←明るい F1.2、F1.4、F1.8、F2.0、F2.8、F4.0、F5.6 暗い→

あたり。F値というのはレンズがどれくらい光を集めることができるかなんです。数字が小さいほど明るく・高性能・高価格になる傾向があります。

そしてレンズには「絞り」と言ってレンズの光を絞る部品が組み込まれています。ここで我が家の古ーいレンズOLYMPUS OM-SYSTEM G.ZUIKO 50mm F1.4に登場してもらいましょう。

レンズの開放状態

これがF値を「開放」にした状態。このレンズだとF1.4という値になります。この状態が一番レンズを通る光が多い状態となります。

レンズを絞ると

こちらがF16まで絞った状態。レンズの中に渦巻き状の壁みたいなのがわかりますか?この壁がレンズを通る光の量を減らす働きをしています。

絞りによってF値は変えることができますし、レンズによっても違います。

大事なのでもう一度まとめておきましょう。

ポイント

  • F値が小さければ小さいほど明るいレンズ(F1.8やF2.8は明るいレンズ)
  • F値が大きければ大きいほど暗いレンズ(F3.5やF5.6は暗いレンズ)

だいたいF2より小さいと(F1.8、F1.2など)明るいレンズと言われます。

ズームレンズだとF2.8も明るいレンズに分類されますが、F4を超えだすとちょっと暗いレンズかなぁ?

焦点距離にもよるんですけど、とりあえず、F値が小さければ小さいほど明るいと覚えておいてくださいね。もちろんF値が小さいレンズ(=明るいレンズ)ほど値段も高くなる傾向があります。

大事なので何度も言ってますよ。

最初にお話ししたゴリ押しの定員の話では、ズームレンズキットに付属するズームレンズが問題なんです。というのもボディについてくるズームレンズはだいたいF3.5~F5.6くらいなんですが、これは子供を撮影するのにはかなり暗いんですよ。

まぁフラッシュ内蔵のカメラもあるから撮れなくはないんですけど…フラッシュ不可の場所もあれば、光の当たり方が気に入らない可能性もあるので、あまりおすすめはしません。

もっと数値の小さなF2.8のズームレンズや、F1.8の単焦点レンズを勧めてくる店員は多分わかってる。

その店員は信頼できる、とも言えます。

高いけどね

シャッタースピード(SS)(シャッターの性能)

LX100M2外観

シャッタースピードはSSと略されることが多いです。

これはわかりやすいです、シャッターを開けている時間を意味しています。わかりにくいとすれば表示方法。カメラに「250」と表示されていれば、1/250(250分の1秒)シャッターを開ける、ということです。

じゃあ、500と1000のシャッタースピードがあったとすれば、より光が入ってくるのが少ないのはどっちでしょう??

おみし
数が大きければシャッターが開いている時間が短いから1000!

そのとおり!

ポイント

  • シャッターを開けている時間が長ければ長いほど光がたくさんカメラに入ってきます。(1/50や1/25など)
  • シャッターを開けている時間が短ければ短いほど光は少なくカメラに入ってきます。(1/500や1/1000など)

ISO感度(いそかんど)(カメラボディの性能)

Nikon D80とSONY α6400大きさ比較

読み方はアイエスオーでもいいみたいです。

カメラに入ってきた光をどれくらい吸収できるか、を意味しています。元々はフィルムカメラのフィルムの感度で、このフィルムはISO1600だから夜も大丈夫!みたいな感じでした。

今ではセンサーの光の取り込む度合いを示していて、

ポイント

  • ISO感度が大きければ大きいほど光を吸収しやすくなりますが、ノイズが増えます(ISO3200やISO10000など)
  • ISO感度が小さければ小さいほど光は吸収しにくいですが、画質がよくなります(ISO100やISO500など)

カメラボディの性能が最も現れるのがこのISO感度なのかな、と。

どのカメラもISO100かISO200で最高画質になります。これをベース感度なんていったりしますね。

最新のカメラほど高いISO感度で使っても画質が落ちにくくなっていて、高感度に強いカメラといいます)ISO25600なんて設定もできますが…ほとんどのカメラで非常用です。使い物にならない画質になるはずですよ。

せっかく一眼買ったのになんでこんなにガサガサなんだ…という方はISO感度の設定がおかしくなっていることがほとんどです。ISO感度が高くなってないか確認してみてください。

ISO25600のイメージは、週刊誌とかが深夜に芸能人を撮った時の写真。

あれとか写真におさめることを最重要視しているわけで、画質なんか二の次のわけです。周りは暗いのでなんとか光を吸収しやすくするためにISO感度を限界まで上げて撮影するんですね。結果ガッサガサな感じになる、と。どうでしょう?なんとなくISO感度わかってもらえましたか?

できるだけ小さいISO感度で撮るようにすると、いい画質の写真が残せますってことです。

露出(総合的な明るさ)

実は上の三つとはちょっと意味合いが違います。というのも、

F値・SS・ISO感度を決めると露出が決まる

んです。とっても大事です。

おみし
え?でも露出補正ってダイヤルでできるじゃん?

カメラの設定をよく見てみると、露出のダイヤルを回すことでF値・SS・ISO感度のどれかが変更されます。つまりF値・SS・ISO感度を変えて露出補正をしている。だから露出補正をしているつもりでも、実際にしているのはF値・SS・ISO感度のどれかを変えているんです。

どうでしょう、何度も言ってみましたがF値・SS・ISO感度覚えてくれましたか?(笑

カメラを実際に触って確認してくださいね。

さて、露出の話に戻りましょう。

白飛びしてしまう

明るすぎる、この状態を露出オーバーといいます。明るいところが真っ白でわけがわかりません。

黒つぶれしている

こちらは暗すぎる、露出アンダーといいます。全体的に暗く、これも何が写っているかわかりません。

この2つの状況のとき光の取り込み方がおかしいわけです。

さきほどのF値・SS・ISO感度を適切に設定して、適正な露出にしてみましょう。

  • 注意ポイント

    • 露出オーバーの場合→光が多すぎるのでカメラに入る光を少なくしましょう。
    • 露出アンダーの場合→光が少なすぎるのでカメラに入る光を多くしましょう。

F値を変えて対応するならどうする?

SSを変えるならどうする?

ISO感度なら…。

もしわからなければもう一度説明を読んでみてくださいね!

適正露出でとったらこんな感じ。GOOGLEのトップページでした。

おまけ Mモードで使用中に…

たまに「ISO感度を固定してMモードにしたら露出が調整できないからおかしい!」なんて聞きます。

M(マニュアル)モードはF値・SSを固定するモードです。そこにISO感度を固定すると、勝手に露出は決まってしまうんですね。だから露出が調整できないのは普通なんです。

Mモードで露出を調整したいならISO感度をAUTOにすると使用できますよ。

段数

F値・SS・ISO感度・露出を変更する時「段」という単位があります。「手ぶれ補正シャッタースピード5分」とか聞いたことありませんか??

これはなんなのかというと、この4つは密接に関係しているのに単位が全然違うんですね。F値に単位はありませんし、SSは秒。ISO感度も単位はなく、露出はEVです。

でも全て光をどれくらい取り込むかという基本は変わりません。

なので今の状態から、

ポイント

カメラが取り込む光を2倍、または半分にしようとする時

「1段分明るくする」または「1段分暗くする」

と言います。

シャッタースピードはシャッターを開けている時間なので、光を2倍にしようと思ったら2倍の時間シャッターを開けなければいけませんので1段分→2倍、1/2倍となります。つまり

SS1秒の時

  • 一段分明るくするとSSは2秒
  • 一段分暗くするとSS0.5(1/2)秒です。

ISO感度はセンサーの光を取り込む度合いなので、光を2倍にしようと思ったら2倍の感度にしなけなければいけません。

ISO1000の時

  • 一段分明るくするとISO2000
  • 一段分暗くするとISO500です。

露出は最終的なカメラが取り入れた光の量なので

  • 2倍の量になったら1段分明るいということで1EV
  • 半分の量になったら1段分暗いということで-1EV

という感じです。

最後に回してしまったのですが、F値だけちょっとだけ変です。

というのもF値は実はレンズの半径と関係があるんですが、光を2倍にしようと思ったら2倍の面積のレンズを用意するのが良さそうですよね。

レンズが大きければ大きいほど光をたくさん取り込めそうでしょう?

馬鹿でかいレンズですがこのレンズ実はズームできません(笑)

そのかわりめちゃくちゃ光を取り込むのが得意なレンズだったりします。当然F値は小さいF1.4。かなり明るいレンズ。…当然高価です。

SIGMA (シグマ) 40mm F1.4 DG HSM Art ソニーE用

さて話を戻しまして、皆さん円の面積の公式とか覚えていますか??

おみし
あれだよ、あれ。

そうです、それですw

(半径)×(半径)×(円周率)ですね、πR^2(パイアールの2乗)なんて言い方もしますね。

2倍の面積のレンズを用意することになるのですが、面積が2倍になるとき半径は何倍にすればいいでしょう…??F値は半径と関係があるので面積が2倍になるとF値は1/√2(ルート2)倍なるんです。

…よくわからない、という方は1.4倍すると1段分暗くなるになると覚えておきましょう。

F2.8から

  • 一段分明るくするとF2.0
  • 一段分暗くするとF4.0です。

F4.0から

  • 一段分明るくするとF2.8
  • 一段分暗くするとF5.6です。

レンズのF値でよく見慣れた数値だと思いませんか??

子供撮影に必要な性能とは

明るいレンズが必需品

いやー、長かった、お疲れ様です。やっと本題まできました。

ちなみに上の写真は雨の日の薄暗い結婚式会場でクルクル回る娘という超絶過酷な条件での撮影です。よくよく見ると少しぶれています。あまりに悔しくて今回の記事の発端となった写真だったり。

で、僕が行き着いた結論はこれ。

注意ポイント

F2.8、SS1/250、ISO1000、露出0と同等の条件で満足できる画質が得られないカメラは子供の撮影に向いていないかも

です。もちろんこれは最低条件。

ポイントはSS1/250ISO1000です。

前述の通り、子供達はじっとしていてくれません。SS1/250よりも遅くなると高確率で被写体ブレを起こします。

シャッタースピードが遅いと動いている物体はブレちゃうんですね。子供撮影の難しさの根本はここにあります。本音を言うとさらにぶれにくいSS1/320、SS1/400だと言うことないですね。

2020.1.10追記

Mモードでシャッタースピード・F値を決定してしまうと、明暗差の激しいところで露出・ISO感度が想定外になることがあります。搭載されていないボディもありますが、Aモードとシャッタースピードの低速限界をうまく設定すると失敗写真が減りますよ。

ISO AUTO低速限界は人物の撮影が100倍楽になる!失敗写真を少なくする使い方・設定を紹介!

続きを見る

ISOに関して言えば、写真をどういう環境で見ているかで変わってきます。

前述の通り、スマホでインスタだけでみるのならISO2000でもISO10000でも気にならないケースもありますから、自分のカメラでいろんなISO感度で撮ってみて自分の許容できるISO感度を覚えておくといいですね。

そして結果として

ポイント

F値・シャッタースピード(SS)・ISO感度・露出を理解して、

なるべく明るいレンズ(F値の小さなレンズ)を使う!

ということさえ押さえていれば、ひどく失敗することはないはずです。

過酷な撮影環境、例えばかなり暗い室内・夕暮れ時など…であればあるほど求められる性能は高くなります。(もっと言えば、ボディのAF性能なども必要)

高価なものほど許容が広く(ISO感度の高感度が強いため)なっていますから、過酷な状況であればあるほど高価なフルサイズの許容の広さが身にしみるはずです。

逆にもっと緩い環境の場合、例えば

  • スマホでしか見ない
  • プリントしてもハガキサイズくらい
  • 暗い中ではほとんど撮らない
  • 外、もしくはかなり明るい場所がメイン

という撮影環境であれば条件はずっと緩くなります。

さて、よく分からないでしょうから例を挙げていきます。

例1 フルサイズボディ+F1.4単焦点

かなり金額的には高額ですが、どのくらい優位性があるでしょう?

SONY α7 III ILCE-7M3

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SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA SEL50F14Z

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F1.4はF2.8に比べると2段明るい。α7 IIのISO感度はフルサイズなので大体ISO2000くらいまでノイズは気にならないのでISO1000で撮影しても問題ないでしょう。というわけで条件よりも2段分も余裕があります。

実際撮影する時にはSSをもうちょっと高速にしてさらにブレを抑えましょう。

  • SSを1段高速にして1/500に。(1/250からみると1段暗い)
  • 現在まだ1段分余計に明るいのでISO500にして高画質に。(ISO1000からみると感度1段分暗い)

つまりF1.4、SS1/500、ISO500で撮影できることになります。もちろんこの状況なら十分な画質が得られるのでこのシステムなら大丈夫だということです。

さらに言えば、ISO2000まで許容だとするなら、F1.4、SS1/2000、ISO2000で撮ることもできるでしょう。SS1/2000なんていうのは状況次第でツバメや鷹ですら止めることのできるシャッタースピードですから、子供がぶれることはまずないと思いますし、多少F値を絞っても問題ないでしょう。

突然難しくなってしまいましたがみなさんどうでしょうか。

もひとついってみましょう。

例2 マイクロフォーサーズボディ+F2.8ズーム

愛機E-M5 Mark IIにPROレンズ12-40mm F2.8を使うとどうでしょう。

OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII ボディ シルバー

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OLYMPUS

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

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F値2.8なので条件は一緒。OM-D E-M5 IIのISO感度は マイクロフォーサーズなので大体ISO1000くらいまでノイズは気にならないかな。というわけでこの条件とほぼ一緒ですので余裕はありません

つまり、SSをこれ以上稼ぐことはできません。(露出を-側に振ってSSを稼ぎ、現像で露出を持ち上げる、と言う技もありますが)

結果としてF2.8、SS1/250、ISO1000で撮影することになります。

状況にもよりますが、ギリギリかな、という感じですね。少しでも日が傾いて暗くなると厳しくなります。

例3 マイクロフォーサーズボディ+F1.4単焦点

ここからレンズを僕のメインレンズの明るい単焦点、LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4に付け替えるとどうなるでしょう?

OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII ボディ シルバー

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Panasonic

LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 ASPH.

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F値2.8に比べるとF1.4は2段明るい。

ISO感度は大体1000くらいがノイズが気にならない常用領域かな。

というわけでこの条件よりも2段分も余裕があります。

実際撮影する時にはSSをもうちょっと高速にしてさらにブレを抑えましょう。

  • SSを1段高速にして1/500に。(1/250からみると1段暗い)
  • 現在まだ1段分余計に明るいのでISO500にして高画質に。(ISO1000からみると感度1段分暗い)

つまりF1.4、SS1/500、ISO500で撮影できることになります。先ほどのフルサイズと同様ですね。シャッタースピードが稼げ、かつISO感度を下げて画質にも余裕のある設定になりました。

そう

明るいレンズを使うと、ブレが抑えられると同時に画質も良くなる方向に設定できる

んです。ずばり、

失敗したくない瞬間にF値の小さいレンズを選んでおく!

ということ。たったこれだけの為に長かったですね(笑)

レンズのF値が小さいと、カメラに入ってくる光の量が多いので

ポイント

  • シャッターで調整する光の量を少なくできる→SSを早くできる!(被写体がブレにくい)
  • 光の量を吸収する感度を下げることができる→ISO感度を下げれる!(高画質で保存できる)

そして、フルサイズは許容ISO感度が高いためより過酷な条件にも対応できる…ってことで、さっきの条件になるわけです。ちなみに最新のカメラだと失敗写真が減るのも、このISO感度の許容範囲が広がっている、というのが一つの理由だったりします。

明るいレンズがあれば失敗写真はどんどん減っていきます

明るいレンズは高いけど、高いだけの理由があります。

おまけ ダメな例

先日物撮り用に買ったコンデジのPanasonic のTX1という機種があります。

Panasonic

LUMIX DMC-TX1

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娘をよく撮る時には70mmくらいをよく使います、この時のF値は4.5。

つまりF2.8から見るとすでに1.5段ほど暗いのです。ISO感度は500くらいが常用ですが、F4.5の1.5段暗いということをISO感度で補わなければいけません。ISO1000を1.5段明るくすると大体ISO3000くらいです。

つまり、F4.5、SS250、ISO3000で撮ることになるのですが、ISO500が常用のこのカメラではガッサガサになります。

1型センサーでISO3000で高画質なカメラなんて存在していませんからまぁ無理ですね。(将来的にはわかりませんが)

もしくは、ISO500のままシャッタースピードを遅くする、という方法もありますが、SS1/250から1.5段明るくすると、SS1/100くらいです。このシャッタースピードでは子供はおそらくブレてしまうでしょう。

よってこのカメラは(室内での)子供撮影用には向いていません。と結論づけることができます。

実際、こういう状況ですと

  • 子供がブレないようにISO感度が上がってしまいガッサガサの写真になる
  • AUTOで勝手にSSが遅くなってしまって子供がブレまくってる

のどちらかとなります。

これはTX1が悪いわけではなく、「薄暗い室内で子供を撮りたい」という僕が望む性能に足りていない、ということ。

TX1の名誉のために言っておきますが、子供の撮影じゃなければ、というか明るい場所・もしくはシャッタースピードを稼げる状況であればとてもいい画を出しますよ。

このサイズで焦点距離25mm〜250mmまであるんですから、すごくいいお散歩カメラ。

真昼間の外で撮影して、掲載サイズがこれくらいなら超高額なカメラとの違いなんてわかりりゃしません。適材適所です。

子育て世代におすすめのカメラ

ゆきさん
細かいことはいいから子供撮影のオススメのカメラとレンズを教えてくれよ

あくまで参考ですが、

僕のモニター(MAC 4K Retina 15インチモニター)でチェックする場合…常に子供撮影に必要なスペックを満たすカメラ・レンズの一例をセンサーサイズ別に紹介したいと思います。レンズはおすすめの単焦点だけ書いておきますね!

子供撮影がメインなら満足できるはずです。参考にしてください。

フルサイズなら

フルサイズはそのセンサーサイズが大きいためISO感度を高くすることができます。

そのためかなり多くの状況にも対応できるでしょう。ただ、できることが多く表現の幅も広いので初心者の方は思った通りの写真が撮れない状況がでてくるかも。レンズも大きく、重いレンズも多いうえに機材も新しく揃えないといけないかもしれません。

関連

フルサイズだから綺麗な写真が撮れるか、というとまた違う話。そんなことを記事にしました。多くの覚悟が必要です。フルサイズに興味があるなら是非ご一読ください。

フルサイズにマウント移行したら後悔する?APS-C・マイクロフォーサーズがフルサイズを超えるポイントを紹介!

続きを見る

さて、ボディがISO感度2000で十分な画質であることが多いので、

  • ズームレンズ…F値が常にF2.8(F2.8通し)のレンズ
  • 単焦点…F2.8以下(F2.8・F1.8とかF1.4など)のレンズ

から選ぶといいでしょう。その中でもSONYの瞳AFの性能は飛びぬけてます。お勧めです。単焦点はオーソドックスな標準レンズ55mm、コスパが高すぎる85mm、描写とコスパが素敵なSIGMA 35mmを並べておきます。

SONY α7 III ILCE-7M3

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SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z

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SIGMA 35 mm F1.4 DG HSM | Art(SONY E)

評価 無

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SONY FE 85mm F1.8 SEL85F18

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APS-Cなら

ボディ的な大きさとボケの大きさのバランスが取れているAPS-C。

ボディがはISO感度1500で十分な画質であることが多いので、

あたりから選んでください。

関連

最初に記載しましたが、最高機種のSONY α9級の瞳AFを備えたα6400は子供撮影向けの最高のカメラ。明るい単焦点レンズが手ごろな価格で手に入るのもポイントです。

α6400作例2
【SONY α6400レビュー】3年でカメラを5台買い換えた僕がたどりついた、初めての方にもオススメのミラーレス一眼!

続きを見る

SONY 24mm F1.8が最高に使いやすいので是非使ってほしい。あとはコスパの高いSONY E 50mm F1.8やSIGMA Contemporaryシリーズはとても使いやすいかと思います。SIGMA C 30mm F1.4 DC DNはメインレンズとして活躍してますよ。

SONY α6400 ILCE-6400

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SONY E Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA SEL24F18Z

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SONY E 50mm F1.8 OSS SEL50F18

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SIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporary

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マイクロフォーサーズなら

機材全体として最軽量にできることが多いのがマイクロフォーサーズ。

とにかく荷物を軽くしたい、初めてなので鞄にスッと入るカメラがいい、スマホよりも綺麗に撮りたいなどなど、センサーサイズこそ小さいですがそのメリットは大きいですね。

ボディはISO感度1000まで十分な画質でしょうから、

  • ズームレンズ無し(!?)
  • 単焦点…F1.4以下(F1.4とかF1.2)のレンズ

といった感じで、子供撮影のベストなレンズというと、選べるレンズはあまり多くありません。

ズームレンズについてはマイクロフォーサーズのズームレンズは一切つかえないというわけではなく、僕自身「OLYMPUS OM-D E-M5 IIM.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO」で撮影する日もありますし、もちろんバッチリきちんと撮れます。

ただ、夕暮れや薄暗い室内に入ると上記条件に適合するPanasonic LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4に取り替えますので、ちゃんと覚えておいてくださいね。

関連

恋焦がれていたコンデジPanasonic LX100M2。可愛い・楽しいだけでなく写りも一級品です。レンズ交換でチャンスを逃したくない方、装備をなるべく軽量にしたい方には超オススメ。

LX100M2作例
【Panasonic LX100M2 レビュー】子供が撮れる最高峰のポケットに入るコンデジ!手軽で操作も楽しく画質も素晴らしい超高性能をお試しあれ!

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さて、このレンズがあるからマイクロフォーサーズを使うと言わんばかりに気に入っているのがPanasonic LEICAシリーズの単焦点。25mmも15mmも最高に使いやすいです。42.5mmもそのうち購入したいところです。あとはオリンパスの25mm F1.8はすごい優等生。

ボディは好みで選んじゃっていいと思います。大きさ・カラー・デザインなどから選ぶのもカメラを初めて使う人には大事なところです。いろんな機能ついていても使わないケースも多いですからあまり気にしなくてもいいかと。

AF-Cの追従が…とか言い出すとボディの価格もかなり高くなりますから…ビビッときたボディを買いましょう(笑)

OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII ボディ シルバー

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Panasonic LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.

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Panasonic LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 ASPH. H-X025

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OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

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1型センサーのコンデジなら

RX100M7作例2

無し。残念ながら。

現在1型センサーの最高級であるRX100M7を使用しましたがISO感度がガシガシ上がってしまって晴れの日の屋外以外では満足できる画質になりませんでした。このカメラ、世間ではかなり評価高いんですけどね…やっぱ自分で使わなきゃわからないな。

上の写真なんかスゴイ気に入っているんですが、このカメラで撮影したばっかりに画質に満足できない…超後悔です。

関連

詳しいことはこちらの記事に書きましたのでよければどうぞ。

SONY_RX100M7外観
【SONY RX100M7 レビュー】小型軽量で高性能だけど、あまりオススメできない理由。子供を撮るならちょっと中途半端かも。

続きを見る

まとめ 子供撮影にはそれなりの機材が必要

文ばかりで読みづらいですが、手持ちのカメラの設定をカチャカチャ変えて色々しながら読んで見るとわかりやすいと思います。

全て読み終えた人にはわかると思いますが、何より大事なのはF値が小さい明るい単焦点レンズを持っておくこと。何度も言ってますね。

子供のシャッターチャンスは一瞬で一回きりです。

この記事が一人でも多くのパパカメラマン・ママカメラマンのカメラ選びの参考になれば幸いです。


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ゆきおみ

長女が生まれた時に一眼レフを買ったものの、全然うまく撮れず絶望。3年の猛勉強の末、今ではそこら辺の家電量販店の店員より詳しくなる。我が子を綺麗に撮りたいパパ・ママ達のお手伝いができればいいな。

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