マイクロフォーサーズでは超広角を所有していますが、フルサイズでも超広角使ってみたくなりました。
ポイント
- Eマウントのフルサイズ超広角が欲しい
- どんなレンズがあるのか知らない
- 何を買えばいいのか分からない
というわけでSONY Eマウントの超広角レンズをご紹介します。
TAMRON 28-75mm F2.8 Di III RXD (A036)は素晴らしい標準ズームレンズだと思いますが、28mmまでしかないので超広角レンズが欲しくなってしまうというタチが悪いところがありまして…(笑
数がかなり多かったので今回はオートフォーカスレンズだけ、それから24mmの単焦点は掲載していません。24mm〜のレンズは広角スナップレンズの方で紹介中。
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2021年10月更新!SONYフルサイズEマウントのスナップ向き広角単焦点レンズでもう迷わない!おすすめFEレンズの違いを比較!(ソニー・シグマ・タムロン・カールツァイス・サムヤン・コシナ)
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さっそく、おすすめレンズはこちら。
明るくて、軽くて、安いだけでなく写りも申し分なし。初めてだったり、迷っているなら超広角ズームはこのレンズで間違いないです。
次点でこちら。星空を撮るなら現在最強と言われるのがこのSIGMAのArtレンズ。
明るいだけでなく隅まで描写が素晴らしい。SONY GMをしのぐと言われている傑作レンズです。
ちなみにタムロンの20mm単焦点が最安の超広角単焦点。取り回しが良いので持っていく機会も増えるはず。超広角使ったことないけど、とりあえず挑戦してみたい…のなら最有力候補かと。
ちなみに僕は気になったレンズはCAMERA RENTさんでレンタルして、気に入ったら購入するようにしてます。
レンズの重さや実際の使い勝手は使ってみないとわからないですからね。後の方で書いてますが、比較的安い金額・期間が無制限で満足いくまで使えるのでとても便利ですよ。
また、ソニーのカメラ・レンズはソニーストアで買うのが一番お得で安心です。後半で詳しく説明していますが、
ポイント
- 故障以外も保証する安心保証
- 月々の支払いを抑える支払い
- 新規登録で10%割引クーポン
と特典だらけ。ほかにも清掃・点検サービス、下取りの優遇など購入後のサポートも手厚くなっているのも魅力的。分割手数料無料のキャンペーン中なので10%割引クーポンと併用して使えばさらにお得ですね。
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SONY Eマウント(フルサイズ)の「まとめ」・「もう迷わない!」はこちらから
SONY Eマウントのフルサイズ対応超広角レンズ一覧(価格比較)
基本的にメーカー別に、焦点距離順(ズームの場合広角側焦点距離順)、F値が小さい順に並んでいます。画角が広い順、明るい順ってことです。
ポイント
当ページの価格・評価はAmazon価格が相場とずれている場合や、評価(記入2017.10.16)が更新されていることがあるので確認をお願いします。
ズーム・AFレンズ
単焦点・AFレンズ
amazon
マニュアルフォーカス(MF)レンズ
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【2019年9月】超広角マニュアルフォーカスレンズでもう迷わない!ソニー純正FEレンズに負けない単焦点・ズームのおすすめレンズの違いを比較!
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別ページにて紹介しています。オートフォーカスでなくてもいいならどうぞ。
一本だけこちらでもMFレンズを紹介。広角端が超超超広角の10mm。
- パンフォーカスだからMFで構わない
- どうせ絞るので明るく無くていい
のならぜひ。その圧巻の画角だけでなく、絞り羽根10枚の光芒・光条も美しいですよ。
知り合いの必殺レンズなんですが、もう16mmとか17mmじゃ物足りないとか言い出す不幸な子です(笑
超広角レンズ、どれをどう選ぶ?
レンズ選びのポイント
レンズを比較する前に
つまり…
- どれくらい広角・明るさが必要なのか
- 単焦点かズームか
- AFかMFか
- 十分に寄れるか
- 携帯性は悪くないか・防塵防滴は必要か
あたりですね。
広角側の1mmは結構違っていて、14mmと16mmは結構違います。後で「もうちょっと広ければ…」と思いそうならなるべく広く選んでいたほうが無難かも。
星を赤道儀無しで撮ろうと思ったら明るいレンズは必須ですし、星をきちんと「点」として写すためには各収差はなるべく少ないほうがいいでしょう。 僕の場合
を重視していきたいですね。
買わずに使うという選択も
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【レンズ・カメラ レンタル】もう迷わない!おすすめ一眼レンタル会社を比較・違いをまとめました。安くて失敗しにくい借り方は?
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僕はカメラ・レンズのレンタルサービスも利用しています。
レンタルのできる会社をざっくり比較してみたところ…
ラインナップ | 期間・金額(税抜き) | |
CAMERA RENT | 多い | 月契約 3,500- 12,500円 |
GooPass | とても多い | 月契約 5,800- 29,800円 |
APEX | 多くはない | 2泊3日 約6,000- 30,000円 |
Rentio | 多い | 3泊4日 約5,000- 40,000円 |
DMM | かなり少ない | 1泊2日 4,000- 5,000円 |
Rentry | 少ない | 2泊3日 約7,000- 25,000円 |
いろんな会社・利用方法があるのですが、
ポイント
- 月額制で期限が無い
- 豊富な機材ラインナップ
- 良心的な金額設定
という会社を選ぶことにしました。
手の届かない高級機材だってレンタルなら使うことできますね。ライカとかLEICAとか。こちらの記事でレンタルサービスについて詳しく書いております。気になる方はどうぞ。
例えば、星撮影でお勧めしているSIGMAのこのレンズを例にとってみましょう。
比較的新しいレンズの取り扱いがあるのもレンタル店選びの重要な条件。
期間 | 費用(税別) | |
CAMERA RENT | 月契約 | 月額9500円 |
GooPass | 月契約 | 月額13800円 |
Rentio | 取扱い無 | |
ReRe | 取扱い無 | |
DMM | 取扱い無 | |
Rentry | 取扱い無 |
CAMERA RENTは安くてオススメです。僕も契約してますが、欠点・デメリットとしては機材の在庫が少ないようで、若干早い者勝ち感があるところ。人気のあるものは数ヶ月レンタル中のままだったり。在庫があればラッキー!な感じです。今後の拡充に期待ですね。
新品のソニー製品はどこで買う?
中古は一点モノなので出会ったらそこで買うしかありません。
その点、新品ならどこでも買えますよね。なるべく安く手に入る店舗を選びたいところですが、SONYのレンズ・ボディの新品を買うならソニーストアが断然おすすめです。
というのも、メーカーから直接買うと高いイメージがありますが
ポイント
- 初めての登録なら10%OFFクーポン
- 使い続けていると感謝クーポン
- 株主の方は株主優待権
- 定期的に配信されるお買い物券
が使えます。
意外と最安値付近で買えたりすることもあるので、実はそこまで割高になりません。さらに分割払いや残価クレジットに対応しているので月々の負担をなるべく少なくすることもできます。僕自身、α7 III購入時に残価クレジットを使わせてもらいましたが非常に助かってます。
さらに、ソニーストアを選ぶうえで大事なのがソニーの業界最高の手厚い保証制度です。
それが、水没・破損までカバーする長期保証(ワイド)。
ソニーの機材を買うときにはこの保証に必ず入ります。この長期保証(ワイド)は
ポイント
- 三脚がぶっ倒れて海に水没しても
- レンズ交換で手が滑って砕け散っても
- レンズの中に埃やチリが入っても
無料で修理してくれます。大事に扱っててもレンズ内にゴミが入ることはよくありますからね。
そして極めつけのαあんしんプログラム。ユーザー単位で加入する仕組みなんですが、経由して購入するすべてのレンズにこの長期保証(ワイド)が適応可能という超太っ腹な内容。
つまりソニーストアで買うレンズはすべてこの長期保証(ワイド)の対象となります。
結果として、僕のα7 IIIとα6400は長期保証(ワイド)に、ソニーストアで購入した純正レンズはすべてαあんしんプログラムによる長期保証(ワイド)に守られています。
あ、もしかして延長保証なら近くの量販店でも入れると思っている方いませんか?
ポイント
メーカー保証や量販店の延長保証はユーザーの過失による破損は保証対象外
なんです。フルサイズのレンズはかなり高価なものが多いですから修理代に怯えて使いたくない…SONYの保険なら安心感が全然違いますよ。
SONYのレンズ・ボディの新品を買うならソニーストアが断然おすすめです。
それでは見ていきましょう!
スペック・特徴・おすすめポイント
SONY FE 12-24mm F2.8 GM SEL1224GM
特徴
- 発売 2020.8.7
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.28m
- 最大撮影倍率 0.14倍
- 質量 847g
- フィルター径 装着不可
- 最大径 約φ97.6mm×約137mm
その他特徴
- ナノARコーティング II
- フッ素コーティング
- フローティングフォーカス・XDリニアモーター x4
- インターナルフォーカス
- インナーズーム
- リニア・レスポンスMF
- 防塵・防滴に配慮した設計
- フォーカスモードスイッチ
- フォーカスホールドボタン
- リアフィルターホルダー
GMレンズより最高の超広角レンズが発売。
何も不満はありません。値段相応の超高性能レンズといっていいでしょう。この値段でよくなかったら怒ります。ちなみに超広角のお供、C-PLフィルターはNISIより発売されているシステムで装着です可能ですよ。
こんな方におすすめ
- 最高のレンズが欲しい
- 12mmの画角が欲しい
- ズームでも画質を妥協したくない
SONY FE 12-24mm F4 G SEL1224G
特徴
- 発売 2017.7.7
- 絞り羽根 7枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.28m
- 最大撮影倍率 0.14倍
- 質量 565g
- フィルター径 装着不可
- 最大径 約φ87mm×約117.4mm
その他特徴
- ナノARコーティング
- ダイレクトドライブSSM・インターナルフォーカス
- インナーズーム
- 防塵・防滴に配慮した設計
- フォーカスモードスイッチ
- フォーカスホールドボタン
Gシリーズではありますが、実はすんごい神レンズと名高いレンズ。
フルサイズ対応の超広角ズームレンズはとても重く、大きくなることが多いんですけど、ショートフランジバックの恩恵をいかして小型で高性能に仕上げています。防塵防滴でコーティングやAF性能はまさにプロ仕様。実際、プロも大絶賛している方多いですね。
問題はその画角。12mmという画角が使いこなせるかどうか…。あとはフィルターが装着できないことでしょうか。
こんな方におすすめ
- 小型軽量のズームが必要
- 12mmの画角が欲しい
- ズームでも画質を妥協したくない
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN Art
特徴
- 発売 2019.8.23
- 絞り羽根 11枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.28m
- 最大撮影倍率 0.137倍
- 質量 795g
- フィルター装着不可
- 最大径 約φ85.0mm×約131.0mm
その他特徴
- スーパーマルチレイヤーコート
- ナノポーラスコーティング
- AFLボタン
- 防塵防滴機構
- 撥水・防汚コート
- リアフィルターホルダー
- フルタイムマニュアル
SIGMAのArtにしては軽くない!?
とか思った人完全に洗脳されてます。最近のArtレンズは1000g越え多かったもんね。ちなみにこのレンズ、SIGMA 14-24mm F2.8 DG Artとは別物。DNという記号がミラーレス専用って意味なのでご注意。
あちらは一眼レフ用で1200gほどありますので、DG DNのフルサイズミラーレス用がいかにコンパクトで軽量になったかわかりますね。
ソニー純正と比べるとやはりコスパは高く、写りは抜群。14mmの画角のズームレンズなので12mmが必要ないのであれば最有力候補にしてもいいんじゃないかな。
こんな方におすすめ
- 14mmのF2.8が必要
- ズームレンズがいい
- SIGMAのズームArtなのに軽いよぉぉ!!!
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN Contemporary(22.8.8追加)
特徴
- 発売 2022.6.17
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.25m
- 最大撮影倍率 0.17倍
- 質量 450g
- フィルター径φ72mm
- 最大径 約φ77.2mm×約102.6mm
その他特徴
- インナーズーム
- インナーフォーカス
- ステッピングモーター
- スーパーマルチレイヤーコート
- フォーカスモード切り替えスイッチ
- 簡易防塵防滴
こんな方におすすめ
- 16mmのF2.8が必要
- ズームレンズがいい
- 軽さこそ正義ぃぃ!!
SONY FE PZ 16-35mm F4 G SELP1635G(22.8.6追加)
特徴
- 発売 2022.3.23
- 絞り羽根 7枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.28m(WIDE) / 0.24m(TELE)
- 最大撮影倍率 0.23倍
- 質量 353g
- フィルター径φ72mm
- 最大径 約φ80.5mm×約88.1mm
その他特徴
- インナーズーム
- インナーフォーカス
- XDリニアモーター(AF /ズ ーム駆動)
- スローズーム
- ブリージング補正機能
- リニア・レスポンスMF
- ズームレバー
- フォーカスホールドボタン
- フォーカスモードスイッチ
- アイリスロックスイッチ
- 絞りクリック切り替えスイッチ
- 防塵防滴に配慮した設計
- フッ素コーティング
やっとでましたね、動画用の超広角レンズ。
インナーズームに加えてズーミングのなめらかな電動ズームを装備しています。操作系も絞りリング・ズームリング・フォーカスリングと3系統あるので本格的な撮影にも応えてくれるでしょう。
動画に全振りしたレンズかと思いきや写真撮影もお手のもの。写りもGMに負けないくらい性能が高いうえ、実は超広角域のズームレンズ最軽量だったりするのでF2.8が必要ないなら最有力候補だったりします。すごいねソニー。
こんな方におすすめ
- なめらかな電動ズームがいい
- 動画も本格的にしたい
- F4で軽い方がいい
SONY FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM
特徴
- 発売 2017.7.28
- 絞り羽根 11枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.28m
- 最大撮影倍率 0.19倍
- 質量 680g
- フィルター径φ82mm
- 最大径 約φ88.5mm×約121.6mm
その他特徴
- ナノARコーティング
- ダイレクトドライブSSM・インターナルフォーカス
- フッ素コーティング
- 防塵・防滴に配慮した設計
- フォーカスモードスイッチ
- フォーカスホールドボタン
ソニーの最高級レンズG Masterの超広角。
性能は言わずもがな凄まじい性能、贅沢な装備となっています。 重さも700gをきっていますので他社と比べるとダントツで軽量。
ただ、Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4.0もなかなかどうして悪くないという事実。ズームでF2.8が必要かどうかちゃんと考えてみる必要がありそうです。
こんな方におすすめ
- 超広角のF2.8が必要
- 超広角〜広角を高性能な一本で使いたい
- 純正G Masterに恋してる
SONY Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS SEL1635Z
特徴
- 発売 2014.11.7
- 絞り羽根 7枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.28m
- 最大撮影倍率 0.19倍
- 質量 518g
- フィルター径φ72mm
- 最大径 約φ78mm×約98.5mm
その他特徴
- T*コーティング
- インターナルフォーカス
- 手ぶれ補正OSS
- 防塵・防滴に配慮した設計
軽量で便利でおてごろなズームならこのレンズ。 おてごろ…なんて言いましたが画質的にはかなり良好な感じです。弱点は望遠端が少し甘いかなー?という感じ。
ハッキリいって利便性の方が気持ち的に上回ります。知人に使わせてもらったことがありますが、このレンズから超広角の世界に触れてみるのはとてもいい選択肢だと思いますよ。
こんな方におすすめ
- 超広角と広角を一本にまとめたい
- とにかくコンパクトなレンズがいい
- 絞るので明るさは必要ない
TAMRON 17-28mm F2.8 Di III RXD Model A046
特徴
- 発売 2019.7.25
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.19m(WIDE)/0.26m(TELE)
- 最大撮影倍率0.19倍(WIDE)/0.17倍(TELE)
- 質量 420g
- フィルター径 φ67mm
- 最大径 約φ73mm×約99mm
その他特徴
- BBARコーティング
- ステッピングモーターユニットRXD
- インナーズーム
- 簡易防滴構造
- 防汚コート
初めての超広角ならこのレンズ。
F2.8と明るいうえ軽量、さらにインナーズームでズームしても長さが変わらない素敵仕様。これで写りもいいんだから恐ろしい。ジンバルとか使うなら最高です。
さらにサードパーティ製とあってお手頃価格。17mmより広角が必要になった時に他のレンズを検討すればいいんじゃないかな。
何を隠そう弟にも買わせました(笑)まぁ僕も使ってるので間違い無いんですが、彼も気に入ってるみたいですよ。
こんな方におすすめ
- 超広角初心者
- 17mmより広角は必要ない
- インナーズームが好き
TAMRON 20-40mm F/2.8 Di III VXD Model A062(22.10.27発売)
特徴
- 発売 2022.10.27
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.17m(WIDE)/0.29m(TELE)
- 最大撮影倍率0.26倍(WIDE)/0.19倍(TELE)
- 質量 365g
- フィルター径 φ67mm
- 最大径 約φ74.4mm×約86.5mm
その他特徴
- BBAR-G2コーティング
- リニアモーターフォーカス機構VXD
- 簡易防滴構造
- 防汚コート
TAMRONの新デザインをひっさげて17-28mmよりも軽量な広角ズームを求める人必携のスーパーな超広角レンズ。
写りに関しては文句なし。このレンズは「広角端20mmで足りるのか?」それだけです。え、楽勝で足りるよ?と思ったそこのあなた。
写真だけなら気になることはあまりないかもしれません。が、動画を撮影するともっと広角側が必要になるかもしれません。アクティブ手ぶれ補正にしても、ジャイロセンサーとCatalystを使った手ぶれ補正のソフトウェア処理にしても、4Kハイフレームレート撮影にしても、カメラ側や編集の都合で画角がクロップされてしまう状況、というのがたくさんあります。全部組み合わせた4K60Pの動画をジンバル無しで散歩程度の手ぶれ補正をガッツリ効かせたい!とかなると想像以上に画角が狭くなります。びっくりするよ。
こんな方におすすめ
- 写りにはこだわりたい
- とにかく軽くしたい
- 20mmで十分
SONY FE 14mm F1.8 GM SEL14F18GM
特徴
- 発売 2021.5.28
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.25m
- 最大撮影倍率 0.1倍
- 質量 460g
- フィルター径 装着不可
- 最大径 約φ83mm×約99.8mm
その他特徴
- ナノARコーティング II
- フッ素コーティング
- XDリニアモーター x2
- インターナルフォーカス
- リニア・レスポンスMF
- 防塵・防滴に配慮した設計
- フォーカスモードスイッチ
- フォーカスホールドボタン
- リアフィルターホルダー
- 絞りリングクリック切り替えスイッチ
GMレンズより最高の超広角単焦点レンズが発売。
14mmの超広角で明るさF1.8。そうです、星景写真にうってつけ。SONYも自信をもって星の撮影をしてください、なんて言ってるくらいで自信の表れですね。
もちろん明るいF値を利用した広角ポートレートや夜間の動画撮影などなど可能性は多岐にわたります。
そして極めつけに…この軽さ!
この性能で500gを切るなんて一昔前は考えられませんでした(下のSIGMAは1㎏超えてます)。フルサイズミラーレスの利点を十二分に発揮している新時代のレンズと言えるでしょうね。
こんな方におすすめ
- 超超広角でF1.8の世界を撮りたい
- 星も撮りたい重くても関係ない
- GMレンズ最高っ!
SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art
特徴
- 発売 2018.7.20
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.27m
- 最大撮影倍率 0.102倍
- 質量 1230g
- フィルター装着不可
- 最大径 約φ95.4.mm×約152mm
その他特徴
- スーパーマルチレイヤーコート
- 大型HSM
- フルタイムマニュアル
- 簡易防塵・防滴
超重量級・超高性能単焦点SIGMAのArtライン7本目のレンズ。 F1.8で14mmとか見たことないですね。なにせ明るいので暗がりでも楽勝で撮れちゃいますね。
重さは…かなり重量級。1kg平気で超えてますので体力に自信がある方はぜひ。
こんな方におすすめ
- 超超広角でF1.8の世界を撮りたい
- 重くても関係ない
- Artレンズ、買わずにはいられないっ!!
SAMYANG AF14mm F2.8 FE
仕様
- 発売日 2017.1.20
- SONY Eマウント(フルサイズ対応)
- 絞り羽根 7枚 (円形絞り)
- 最短撮影距離 0.20m
- 最大撮影倍率 0.12倍
- 質量 505g
- フィルター取付不可
- 最大径 約φ97.5mm×85.5mm
その他特徴
- ウルトラマルチコーティング(UMC)
SAMYANGの超広角単焦点。
フィルターは装着できませんが大変魅力的なスペックです。 どうやら従来の14mmとは設計が異なっており、かなり性能をあげてきたようです。まさに別格といっていいでしょう。
14mmの画角に興味があるなら十分候補になりそうですね!
こんな方におすすめ
- 14mmの画角が好き
- 純正にはこだわらない
- コスパが高いレンズが好き
SAMYANG AF18mm F2.8 FE
仕様
- 発売日 2019.10.18
- SONY Eマウント(フルサイズ対応)
- 絞り羽根 7枚
- 最短撮影距離 0.25m
- 最大撮影倍率 0.09倍
- 質量 145g
- フィルター径 58mm
- 最大径 約φ60.5mm×63.5mm
その他特徴
- Linear Stepper Motor
SAMYANGのお手頃な超広角単焦点。
この値段で超広角が使えて軽くてAFが使えちゃうのはかなり魅力的。動画派に絶大な人気を誇るのもうなづけます。
こんな方におすすめ
- 18mmの画角が好き
- 純正にはこだわらない
- コスパが高いレンズが好き
ZEISS Batis 2.8/18
特徴
- 発売 2016.5.20
- SONY FEマウント
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.25m
- 最大撮影倍率 0.1倍
- 質量 330g
- フィルター径φ77mm
- 最大径 約φ100mm×約95mm
その他特徴
- T*コーティング
- AFリニアモーター
- 防塵・防滴に配慮した設計
- 有機ELディスプレイ
オートフォーカスできるBatisの超広角レンズ。
有機ELディスプレイの被写界深度表示が好きすぎてBatis 25mm F2は所有していますが、超広角も欲しくなっていたりします。複数の被写体、もしくは全体を絶対にぼかしたくない、でもF値はなるべく明るくしておきたい。そんなときに適切な絞りを選択できるようになります。
超広角は被写界深度が深いのよりその恩恵にあずかれるはず。唯一無二の機能っていいよなぁ。
こんな方におすすめ
- 18mmの画角が好き
- 被写界深度表示に感動せずにはいられない
- ZEISSが好き
SIGMA 20mm F1.4 DG HSM | Art
特徴
- 発売 2018.6.22
- SONY FEマウント
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.276m
- 最大撮影倍率 0.141倍
- 質量 950g
- フィルター装着不可
- 最大径 約φ90.7mm×約129.8mm
その他特徴
- スーパーマルチレイヤーコート
- 超音波モーターHSM
超重量級の超高性能単焦点の地位を確立したSIGMAのArtライン。
このレンズはF1.4が必要かどうか、20mmでいいのかどうか、でしょうね。F1.4が必要ないのであれば、軽量でフィルター装着できる次のTokinaも十分な選択肢ですもんね。超広角のF1.4の世界。いったいどんな感じでしょうか…?気になる。
こんな方におすすめ
- 超広角でF1.4の世界を撮りたい
- 重くても関係ない
- Artレンズ、買わずにはいられないっ!!
SONY FE 20mm F1.8 G SEL20F18G
特徴
- 発売 2020.3.13
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 AF時 0.19m / MF時 0.18m
- 最大撮影倍率 AF時 0.20倍 / MF時 0.22倍
- 質量 373g
- フィルター径 67mm
- 最大径 約φ73.5mm×約84.7mm
その他特徴
- ナノARコーティング
- フッ素コーティング
- XDリニアモーター x2
- インターナルフォーカス
- リニア・レスポンスMF
- 防塵・防滴に配慮した設計
- フォーカスモードスイッチ
- フォーカスホールドボタン
- 絞りリングクリック切り替えスイッチ
Gレンズの20mmという画角の単焦点。
え、中途半端じゃない…?と思われがちですが、アクティブ手振れ補正やフレームレートの兼ね合いでクロップされる動画では24~28mmあたりの画角になるため非常に重宝するレンズになります。
意外にもGMレンズとほぼ同等の装備を備えています。
こんな方におすすめ
- 24mmくらいの画角で動画を撮りたい
- コンパクトな超広角単焦点が欲しい
- 明るいF値がいいなぁ
Tokina FiRIN 20mm F2 FE AF
仕様
- 発売日 2018.4.20
- 絞り羽根 9枚 (円形絞り)
- 最短撮影距離 0.28m
- 最大撮影倍率 0.097倍
- 質量 464g
- フィルター径 62mm
- 最大径 約φ73.4mm×81.5mm
その他特徴
- リング型超音波モーターAF
- MFアシスト・光学補正・ボディ内手振れ補正対応
- 多層膜コーティング
MF版が先に発売され、AF版も発売されました。
MF版とは光学系は一緒なので、使い方や好みで好きな方を選ぶといいでしょう。特にMF版の絞りリングや被写界深度表記は星撮りをする方には魅力的かと。なによりフィルターの装着ができてF2の明るさはこのレンズだけ。写りもかなり良さそうですよ。
意外といいレンズだらけなんだよなぁ、Tokina。
こんな方におすすめ
- フィルターは装着できないと困る
- 20mmの画角で星を撮りたい
- 気軽に使える重さがいい
TAMRON 20mm F2.8 Di III OSD M1:2 Model F050
特徴
- 発売 2020.1.30
- 絞り羽根 7枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.11m
- 最大撮影倍率 0.5倍
- 質量 220g
- フィルター径 φ67mm
- 最大径 約φ73mm×約64mm
その他特徴
- BBARコーティング
- DCモーターOSD
- 簡易防滴構造
- 防汚コート
初めての超広角ならこのレンズ。
何よりお安いのが魅力的ですが、F2.8と明るいうえ軽量、さらに0.5倍の最大撮影倍率。AFはそんなに速くないですけどかなり高性能ですよ。
こんな方におすすめ
- 超広角初心者
- AFスピードは必要ない
- 寄りたい
まとめ
超広角の画角はオンリーワン。様々な特徴があります。
近寄ることで遠近感を誇張した(パースのついた)写真を撮ったり、視界より広い世界を収めてダイナミックな構図にしてみたり。まずは自分の好み、使い方をきっちり整理しないと選べないですね…。気になったレンズはありましたか? いざ素敵な景色を目の前にした時に
「あぁ…超広角レンズがあればなぁ」
とならないように迷っているなら買ってしまうのをオススメしたいですね。僕は何度もありましたよ、そんな経験。結構凹みます、引きずるくらい。 シャッターチャンスは迷っている間にどんどん過ぎていきます!
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