大三元。
麻雀の最強の役の一角ですが、カメラのレンズにも大三元と言われるレンズがあります。
いわゆるF2.8通しの超広角・標準・望遠ズームレンズのこと。3つ揃えて上がりって意味で大三元とは言い得て妙。誰が言い出したんでしょうね。
その中でも恐らく最も使用頻度の高い標準ズームレンズ。純正だけでなくサードパーティからも発売され、多くの選択肢があることが多いです。
今回紹介する、SIGMAの標準ズーム24-70mm F2.8 DGDN Art。
コストパフォーマンス・写りともに間違いなく最高のレンズです。
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SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN Art
スペック・特徴・仕様
仕様
- 発売 2019.12.20
- SONY Eマウント(フルサイズ)
- 絞り羽根 11枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.18-0.38m
- 最大撮影倍率 0.34倍-0.22倍
- 質量 830g
- フィルター径φ82mm
- 最大径 約φ87.8mm×約124.9mm
その他特徴
- ナノポーラスコーティング
- スーパーマルチレイヤーコート
- インターナルフォーカス・ステッピングモーター駆動
- 防塵・防滴
- 撥水防汚コート
- AF / MF切替スイッチ
- AFLボタン
- ズームロックスイッチ
評判・口コミ(外部リンク)
レンズテスト・レビュー(英文)
- DXOMARK
- LensTip
- OpticalLimits(元photozone)
- ePHOTOzine
- IMAGING-RESOURCE
特徴・作例・レビュー
やっぱり24mmっていいなぁと思うわけです。
28mmスタートのレンズを使っている時に「もう少し広く撮れてもいいなぁ」なんて思うことありませんか?トリミングで狭くは出来ますけど広くすることは何があっても出来ませんからね。
手の届く範囲で遊んでいる時って、この24mmが使えるか使えないかってすっごく大事。
ほかにも、知らない建物とか入ってみたら想像以上に狭い時とか、席が決まっている時のようなて物理的に離れられない状況なんかも大活躍してくれます。
こちらは標準50mmあたり。
フルサイズのF2.8ならボケを生かした写真も十分撮影できます。家族風呂に向かうおみし。銃ばかり持って行ってます(笑)
初めて行った家族風呂。
初見の場所はズームレンズが便利すぎますな。
風呂上がりに2人でスホーッ。
弱点・欠点
純正とズームの回転方向が逆
気にならない人はぜーんぜん気になりませんが、気になる人には致命的。
日頃のレンズと回転方向が逆だと反射的に動かした時にミスってしまい、シャッターチャンスを逃しかねません。
大きさ・重さはどうしようもない
このサイズ感ですから、誰にでもオススメとは言いづらい…。
ですが、F2.8の標準ズームとしては軽量の部類かと。レンズ自体の重量バランスもいいのか想像よりも重くないなーという印象です。
純正でなければできないことはある
α1の1秒30コマ連写とか、動画時のアクティブ手振れ補正(α1とα7SIII・FX3のみ)あたりを積極的に使うならSONY純正を使うしかありません。
まとめ 標準ズームに惚れ直す超名玉
仲良いな君達。
現在買える最高の標準ズームの一角。特にコスパが高すぎます。SONY純正の半額くらいでほぼ同等の描写といっても過言ではありません。動画にしてもブリージングは気にならないし、駆動音も皆無。
もちろんAFも純正と同じくらい爆速。子供も楽に追えますからTAMRONのRXDより高性能だと思います、さすがArt。
このレンズ嫌いな人いないんじゃないか…?っていうくらい良いレンズですよ。
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