子供の写真を綺麗に撮りたい!
そういう質問には必ずα6400をオススメしてきましたし、これからもそうしていく予定です。α6400以上に満足いくAF性能を持ちながら、これほどコスパの高いカメラは今後も現れないと思います。
しかしながら、α6400にも弱点がもちろんあり、
悩み
- あまりに暗いと綺麗に撮れない
- もっとボケが欲しい
- 予算はある!もっといいカメラはないの?
ブログを続けていく中で不満点をコメントをいただいたり、自分がα6400を使っていてここが後もうちょっと…という場面に出くわすのも事実です。
そんな中、2020年10月。ついに発売されましたα7C。発売日に購入し、ようやく記事が書けるくらいまで使ってきました。
SONYのフルサイズはこれまで全て一眼スタイルの中央にファインダーがあるタイプでしたがα7Cは上面がフラットになり、まさにα7IIIとα6400(α6600)とのいいとこどり!という機種になっています。この記事では
ポイント
- α7Cを選んだ理由
- お得で安心な購入方法
- 実際の使い勝手、弱点や欠点
などを紹介しています。気がつき次第追記していきますのでご了承ください。
妻がズームレンズが苦手で単焦点レンズが好きなのでFE35mm F1.8という純正レンズを愛用中。この記事ではほとんどの写真がこのレンズで撮影されています。日曜日の何気ない瞬間ですが、すごく印象的に撮れました。小型軽量のα7Cと相性バッチリ。
なお、小型・軽量の新開発ズームレンズが付いたキットレンズを購入しております。非常用としてカバンの中に入ってますが全く邪魔になりません。
我が家のα6400の地位を奪ってしまったα7C。ネット上では色々言われているみたいですが自信を持ってオススメできますよ。
また、ソニーのカメラ・レンズはソニーストアで買うのが一番お得で安心です。後半で詳しく説明していますが、ソニーストアなら
ポイント
- 故障以外も保証する安心保証
- 月々の支払いを抑える支払い
- 新規登録で10%割引クーポン
と特典だらけ。ほかにも清掃・点検サービス、下取りの優遇など購入後のサポートも手厚くなっているのも魅力的。
分割手数料無料のキャンペーン中なので10%割引クーポンと併用して使えばさらにお得ですね。
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SONY α7Cの特徴・購入したポイント
相変わらずSONYの公式動画は魅力たっぷり。妻の愛機となった理由が
ポイント
- 子供の動きについていけるAF性能
- 暗くても撮れる耐高感度性能
- フルサイズなのに軽くて小さい
- 安心の保障制度
の4つです。ひとつづつ紹介していきます。
最高の瞳AFとリアルタイムトラッキングAF
α6400の時に度肝を抜かれたSONYのAF性能。
特にリアルタイムトラッキングAFはα7 IIIで使用することができず、かといって搭載されているフルサイズの機種はα7III以降の高性能機種のみでしたのでかなり高額になっていました。
その機能がα7Cには搭載されています。このリアルタイムトラッキングAFはタッチパネルと組み合わせるとタッチトラッキングという名前で使用できるのですが、とんでもない機能です。
使い方は簡単。操作カスタム2の設定、タッチ操作時の機能をタッチトラッキングにするだけ。何とこれだけで…画面のピントを合わせたい物をタッチするだけで勝手にピントを合わせ続けてくれるモードになります。つまり
ポイント
- 子供がどんなに動き回っても
- 車のスピードが速くても
- 間に障害物が来ても
- どんなにカメラを動かしても
タッチした被写体のピントを追尾して合わせてくれます。激しく動く被写体のピント合わせが劇的に簡単になりピントが合ってない写真が激減するだけでなく、中心でピントを合わせた後の構図変更によるピントのずれ(コサイン誤差)も回避できます。
つまり…いつでも、どんな撮影でもピントがバッチリの写真が撮れる!
この写真なんか、左に見える柱の周りをぐるぐる回ってる時の一コマです。見えない位置から突然シャッターチャンスがやってくるので実はめちゃめちゃ難しいですが、顔、瞳にばっちりピントあってますよね?
いろんなカメラを使ってきましたがSONYのAFシステムは本当に一歩抜きん出ている印象です。もし今ピントが合ってない写真が多い…と悩んでいるなら一度SONYのAFを使ってみて欲しいですね。
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SONYの高性能AFについてはα6400のレビューページで詳しく紹介しています。一眼レフでカメラに挫折しかけた僕を救ってくれた機能なんですよ。
暗闇や激しく動く被写体に対応できる耐高感度性能
高感度ってのはISO感度が大きい時の状態を指します。
基本的にカメラに入ってくる光の量が足りずセンサーの感度をあげることで少ない光でも画像として残しているという状態で、カメラ的にはかなり無理をしている状態。無理をしているくらいなのでノイズが入り、画質が低下してしまいます。
光量が足りない状況
- F値が大きい
- シャッタースピードがかなり早い
- 夕暮れ・夜・屋内でそもそも暗い
- ストロボが使えない
といった状況では適切な光を取り込めず、ISO感度を上げて対応することになります。
ストロボで無理やり明るくできるならそれに越したことないのですが、望遠レンズはそもそも光が届かないですし、水族館などではストロボ不可の場合が多く暗い中で撮影せざるを得ない状況もあります。
そうなると耐高感度、つまりISO感度を上げても画質が落ちない性能というのは非常に大事です。
基本的にはセンサーの大きさ、光を受け止める面積で耐高感度性能というのは大きく変わり、マイクロフォーサーズよりもAPS-C、APS-Cよりもフルサイズの方が高感度の描写の画質が悪くなりにくい傾向にあります。
α7Cはフルサイズセンサー、そして光を受け止めやすい裏面照射型のセンサーを使っていますので暗がりでも十分な画質で写真を撮ることができます。
ちなみに先程の大根おろしでつくったシマエナガの鍋。ISO感度はいくつだと思いますか?
なんとISO5000です。
確かに暗い部分にノイズは見受けられるんですが、結構使える画質だと思いませんか?
持ち運びが便利なフラットトップの形状
α7Cの最も優れたポイントの一つがこの形です。
突起が少ないので本当にいろんな場面で便利です。カバンからスムーズに取り出せるだけでなく、カバンもひとまわり小さい大きさでも入ってしまいます。
これまでのSONYのフルサイズはやはり、(他社に比べたらかなり軽いですけど)大きく重いボディでした。α7Cの大きさになって、心から荷物の多い親御さんにおすすめできるカメラになったと思います。
これまで使っていたカバンにスッと入って重さも許容内。これだけでも十分な価値がありますよね。
おすすめの単焦点・ズームレンズ
SONY FE 35mm F1.8 SEL35F18F
文句なしでこれですね。最初にお伝えした通り、この記事はほぼこのレンズで撮った写真です。
最短撮影距離も短く、写りも素晴らしい。それでいて良心的なお値段。つけっぱなしで満足できます。α7Cに関していうと、このレンズ以上に明るいレンズ(F1.4やF1.2のレンズ)は屋外で絞り開放で撮るとシャッタースピードがかなり高速、もしくは限界を超えて露出オーバーになる可能性があります。
その場合NDフィルターが必要になる場合があるうのでそういう意味でもこのレンズがベストかと。
2021.3.24追記
コンパクトな単焦点がSONYから3本発表されました。
どれもほぼ同じ大きさで重さ150gちょいって感じで超軽量。特に24mmはキットズームよりも広角なので動画用に最適かもしれませんね。
SONY FE 28-60mm F4-F5.6 SEL2860
α7CのキットレンズFE28-60mm F4-F5.6ですが、なかなかどうして優秀。
沈胴式なので移動時は本当に小さいカメラになってくれます。とにかく荷物を減らしたいときの相棒で、写りも満足できますよ。
TAMRON 28-200mm F2.8-5.6 Di III RXD / Model A071SF
高倍率ズームになりますが、写りがとてもいい素敵なやつ。
サイズも大きすぎず、サードパーティ製なのでお値段もお安い。先の2種と比べるとAF性能がちょっと微妙かなぁ…とはいえSONYのフルサイズを使っているなら持っていて損はないレンズです。
SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN Art
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【SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN Art レビュー】コスパ最高の新時代標準ズーム。純正にこだわらないのなら間違いなくベストなレンズです。
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知人撮影用のアルティメットウェポンSIGMAのArtズーム。
一切不満なく撮影できるのに値段も(純正と比べると)かなりお買い得でめちゃくちゃオススメです。
子供相手だと低い位置から撮影することが多いので親指シャッターというスタイルを身につけました(笑)
おまけ おすすめのアクセサリ
カメラと一緒に買っておいてた方がいいものを紹介しておきますね。
- データ保存用のSDカード(4K動画対応)
- 傷や汚れから液晶を守る保護シート
- ボディの傷防止のケース
- 持ってて安心な予備バッテリー+充電器
- レンズを傷や汚れから守るプロテクター
- 使いこなし本・マニュアル
いろんなメーカーから色々出てますが、僕のオススメはこんな感じです。
SDカード
α6400は4K動画が撮れるのですがSDカードの選び方を間違えるとと撮れません。
もちろんこのSDカードは大丈夫。
バッテリー・充電器
SONYのカメラはバッテリーが空っぽの状態で発送されます。
なので家に到着したらまず充電しなければいけません。新品のカメラが届いたのに数時間使えない…という僕みたいに悲しい目にあいます。
予備バッテリーはかなり便利ですので充電してボディを待ちましょう。
液晶保護シート
液晶の傷は売るときに査定に響きます。最大20%ほど減額されることもあるようです…こだわりがなければ保護シートを装着しておいたほうがいいかと。
新品の一番綺麗な状態のときに装着してあげてくださいね。
種類もいろんなメーカーから色々出てますが、ことSONYについてはこの純正保護シートが1番でした。もちろんタッチパネルに対応してますし貼り方も簡単、空気の抜け方も上手で仕上がりがすごく綺麗に貼れますよ。
ボディカバー・保護ケース
今のところ良さそうなケースは僕はまだみつけられておりません。見つけ次第アップしますね。
僕は使っているカバンにインナーケースを入れて簡易カメラバックとして使っています。使い慣れたカバンにカメラを入れても傷がつかないのですごく便利ですよ。
レンズプロテクター
ズームレンズ用
単焦点レンズ用
個人的にキャップは家においてプロテクターだけつけて外出します。
キャップ外してポケットに入れる時間でシャッターチャンスを逃したくないですからね。
ストラップ
ソニーのストラップが付属していますので基本的には必要ありませんが、僕はピークデザインのストラップを愛用中。
このリーシュらストラップ自体がそんなに太くないので使いやすくスタイリッシュ。α7Cくらいの大きさ・重さならベストだと思います。
底面にアタッチメントを取り付け、そこにストラップを通すとボディに欠けた時にレンズが下向きになります。レンズが下を向いた分だけ他のものにぶつかりにくくなるうえ、手元で長さの調整ができますのでさらに破損を防げるはず。
疲労もたまりにくくなるのでちょっと価格は高いですがオススメですよ。
おまけ 動画用ジンバル(スタビライザー)
α7Cには手振れ補正がないので移動しながら動画撮影をするときにはジンバルがあると滑らかな動きになりますのでとても見やすくなります。
あたりが悩みやすいところだと思います。かくいう僕もいろんな動画・YouTubeみましたが、正直撮影者の腕の差がハッキリ出てくるのであんまり参考にならなかった(汗)上手い人は何使っても上手。
結局僕は性能云々よりも、軽く場所を取らず拡張性・機動性の高いZHIYUN(ジウン)を選びました。なるべく重いもの持ちたくないので。
ハンドルが脱着できるので両手で安定させられるし、なにより子供の目線で撮れる吊り下げ状態への移行がとても簡単で楽なのがポイント。
妻にも撮影してもらいましたが「思ったほど重くないし、楽しい」と言ってもらえたので、子供と一緒に動くなら1000g未満が目安になりそうです。
参考
せっかくなので手持ちジンバルの重さを調べてみました。ジンバル本体の重さなので、ここにアタッチメントを装着するとさらに重くなるのでご注意を。
- DJI Ronin-SC…830 g(2019.7.17)
- DJI RONIN-S…1.46 kg
- DJI RS2…1.3kg(新)
- DJI RSC2…1.2kg(新)
- ZHIYUN CRANE 3S…2470g
- ZHIYUN CRANE 3 LAB…1880g
- ZHIYUN CRANE 2…1250g
- ZHIYUN WEEBILL-S…926g(2019.1011)
- ZHIYUN WEEBILL LAB…970g(2019.1.25)
- ZHIYUN CRANE M2…500g(2019.8.30)
- ZHIYUN CRANE Plus…950g(2018.9.7)
- MOZA Air…1.1kg(2018.5.26)
- MOZA AirCross…896g(2018.5.26)
- MOZA AirCross2…1050g(2019.12.28)
- MOZA Air2…1.6kg
この分野は進歩が異常に早いので、2018以前の古めの機種はやめておいたほうがいいです。
ま、僕が持ってるのはその旧機種のWEEBILL LABというジンバルなんですが、正直今買うなら
- 軽いレンズを使うならCRANE M2
- そうでないならWEEBILL-S
のどちらかです。WEEBILL-Sは各部モーター出力向上、アームの長さの最適化など確実に使いやすくなっているのに値段はほぼ変わらず。僕が持ってる古いWEEBILL LABをわざわざ買う必要はありません。
正直くやしい。買い替えたい。つらい。
SONYのカメラのお得な買い方
では、α7Cはどこでどんな方法で買えば一番お得に購入できるでしょうか?僕は
ポイント
- ソニーストアで
- ズームレンズキットを
- 長期保証(ワイド)に加入して購入
という結論になりました。実際僕はこのとおりに買ってますがいい買い方したなー!と感じてますよ。
損せず負担を少なくする買い方
ソニーの長期保証(ワイド)に僕は必ず入ります。
というか、この保証のために僕はSONYのカメラは毎回ソニーストアで新品を買います。安く済ませたいなら中古を買えばいいんですけど、ちゃんと理由があるんです。
それは、この長期保証(ワイド)。なんと破損しても無料で直すことができるんですよ。
ポイント
- レンズ交換で手が滑って落として破損しても大丈夫
- うっかり三脚倒して水没させても大丈夫
- レンズに砂・ほこり・塵が入っても大丈夫
無料ですよ、無料。
自分の不注意で壊しても保証を使えるなんてはっきり言っておかしいです。さらにαあんしんプログラムは、この長期保証(ワイド)をソニーストアで買うすべてのレンズに適応可能。
つまり、ボディの長期保証ワイドとαあんしんプログラムに入ることで
- カメラ本体
- 今後ソニーストアで買う全てのレンズ
すべてが破損修理の保証対象になります。こんな安心保証はソニー以外ありません。
家電量販店の延長保証は?
自分で壊した場合、メーカー保証・延長保証は使えない
んですよ、知ってました?こういうのもなんですが、○○カメラや△△電気の保証を僕は一度も使ったことないです。その点ソニーストアなら子供がストラップを引っ張ってコンクリートに叩きつけても修理可能。
子供がいる方に最適な保証だと思いませんか?
また、新型をメーカーストアから買うと高くなりがちに思えますが、ソニーストアでは残価設定クレジットの取り扱いも大きなポイントです。
毎月の支払を最低限にしながら、2年後に新型に変えるかどうかを考えれるという支払い方法。残クレって聞いたことないですか?車とかでよく見かけますね。
凄まじい速さでカメラの世界は進歩を遂げてますから状況を見直す良い機会になると思いますし、もし2年してカメラを使ってなかったらソニーに返送するだけ。
毎月の支払いどれくらいなの?
残価設定クレジット詳細ページを確認してみるとα7Cならレンズキットを選んでも月7000円程度。
月7000円で家族の思い出が綺麗に残せる…何かと現金が必要になる子育て。できるなら余裕は残しておきたいですからね。
α7Cの弱点・デメリット
α6400から見るとフルサイズセンサーになり、高感度に強くなったことで弱点はかなり減ったように思えますが、やはり完全無欠のカメラはありません。デメリットについてある程度知っておいてください。
先幕は電子先幕シャッターのみ
突然難しい言葉を使って申し訳ないです。
カメラにはシャッターが3種類ありますが、どれもメリットとデメリットがあります。
メリット | デメリット | |
メカシャッター | 安定している | 超高速では使用できない |
電子先幕シャッター | ラグが減る・ブレの低減 | 高速域以上でボケが欠ける |
電子シャッター | 超高速が使える・無音 | コンニャク現象・バルブ撮影、ストロボ同期制限有・フリッカー露出ムラ |
ざっくり書くとこんな感じ。
α7Cは小型化の弊害で先幕が電子先幕シャッターしか搭載されていません。つまり安定動作の見込めるメカ先幕がないんです。電子先幕のおかげでシャッターラグやシャッターショックが減ったりとメリットも多いですけどね。
電子先幕シャッターのデメリットは先幕(電子)と後幕(メカ)に距離がある状態で高速シャッターを使うことが問題なので、メカシャッターの存在しないα7Cでの回避方法は
ポイント
- 拡張ISO感度(ISO50)を使う
- F値を絞る
- NDフィルターを使用
して高速シャッターにならないように露出調整してやるくらい。
常にムラやボケ欠けが発生するわけではありませんが、晴天の真昼間、太陽がギラギラと輝くような屋外でレンズの絞りを開放で撮影する場合は頭の片隅に置いておいてください。レンズにもよりますが、大体SSが1/1000を超えるような高速シャッターだと影響が出てきます。
同じ仕組みのEOS RPを使っていた時にもNDフィルターは使っていましたが、まだまだ手放せないようです…とか言いながら、妻がND使ったところを見たことはない。
ちなみに僕が今使っているNDフィルターはこの2つ。どちらも可変タイプなので手間が減ってとても便利。いつでも装着できるようにカバンの片隅には入ってます。
メカと電子の距離差が原因ならどっちも電子で使えばいいじゃん!
という解決法、つまり電子シャッター(α7Cではサイレント撮影をONにすると電子シャッター)を使うという方法もありますが、上図のように電子シャッターには電子シャッターの弱点もあるのでこれはこれで注意が必要でしょう。
こちらは読者さんが送ってくれた画像です。
素敵な写真ですが見事に黄色の縞々が発生してます。これがフリッカーによる露出ムラです。起こさないように…とサイレント撮影をしていたのが原因だったのでサイレント撮影をOFFにすることで回避できました。α7Cはフリッカーレス撮影もありますし。(なお、サイレント撮影とフリッカーレス撮影は同時にはできません)
α7Cに限らず電子シャッター使用時は蛍光灯やLEDによっては発生しますし、動画やカメラの背面モニターでもシマシマが起こることがあるのでフリッカーは覚えておくといいと思います。
ほかにもコンニャク現象(ローリング歪み)とは電子シャッター使用時のセンサーの読み出し速度の差で画像が歪んでしまう現象もあったり。高速で動くゴルフクラブやテニスラケット、車のホイールや扇風機などで発生するのでお気をつけて。
ゴルフクラブがありえない曲がり方してますよね。
RX100IV(DSC-RX100M4)やSONY α9にはアンチディストーションシャッター、OM-D E-M1 Mark IIIなどはかなり影響が少なくなるようにセッティングしてあります。
ファインダーはおまけレベル
僕はファインダーは必須だと思っているタイプです。
屋外の天気がいい時は背面ディスプレイだと光の影響で見づらいですし、やっぱり写真を撮るならファインダーを覗いて撮りたい想いは今でも強いんです。ふとした瞬間にファインダー覗こうとして無いと結構凹みます。
ですので、基本的にはファインダーレスのカメラは買わないようにしてますがα7Cに関していうとファインダーの性能は高くありません。APS-Cのα6400とほぼ同等のファインダーが装備されているのはまぁいいとして、アイカップ(目を当てるところ)がほぼ無いような形。
普通に使えるので特に不満ってほど不満はありませんが、せめてα7系のアイカップが取り付けられるような構造にして欲しかったかなぁ。これも小型化の弊害ですね。
ライバル機との比較まとめ
どんどん追記していきますね。
SONY α7 III / α6400 / α6600と比較
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子供用撮影カメラとしてどちらが優れているか。
高感度はα7Cはα7 IIIと同程度です。どちらもISO3000くらいまで十分な画質で、ほんの少しα7Cが良好な感じがします。さすが新型のフルサイズ。
ちなみにAPS-Cのα6400/α6600はISO1500くらいが限界です。
AF性能はα7C、α6400/α6600がほぼ一緒。リアルタイムトラッキングAFはやはり便利です。子供撮影では瞳AFがメインなのでそこまで不便に思う機会は少ないですが、顔が認識できない時(横顔や後ろ姿)なんかも実際使っているとあるのでα7 IIIはリアルタイムトラッキングAFが無いのでちょっと下。
子供撮影に限っていうとα7 IIIよりα7Cの方がメリットは多いでしょう。
ただ前述のとおりα7Cにはメカシャッターがないのでストロボを多用する方や、大口径の社外レンズを開放で使う方、高速シャッターの機会が多いと露出ムラなど起こる可能性があります。
EOS RP時代から妻は気にしたことないし、僕も念の為NDフィルターを持って行きますが気にするほど機会は多くない印象です。
FUJIFILM X-T4と比較 (2020.5.5追記)
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【FUJIFILM X-T4 レビュー】最高のAPS-C機登場!?SONY→フジフイルムに乗り換えてもいい…のか?
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2020年4月に発売されたFUJIの最新フラッグシップ。
使ってみたところISO感度の許容に関してはX-T4よりα7Cの方がほんのすこーし上、AF性能に関してはα7Cの方がずっと上。リアルタイムトラッキング を超えるAFなんて早々出てくるもんじゃありません。
さらに動画性能は120fpsのスローモーション撮影などはα7CもX-T4もできますが30分制限のないα7Cの方が使い勝手はいいかも。レンズラインナップもSONYが多いです。
まとめ 子供撮影用フルサイズの決定版
まだまだ追記していきますが、本当に良いカメラだと思います。今後ともよろしく!α7C!
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