α6400を愛用している僕も気にせずにはいられなかったNikonの最新ミラーレス。
子供撮影用カメラとして最高の機材を日々探している身としては無視するわけにはいきませんでした。
2019年10月に発売されていますが、順調に売れてるようですね。
少なくとも
譲れないポイント
- シャッタースピード低速限界
- 電子ビューファインダー
- 瞳AF+追尾高速連写
という僕の条件は満たしています。APS-Cなのでお財布にも優しいはず。
この度我が家にやってきたので、今まで使用してきた機材と比較しながらZ50のレビューをしていきたいと思います。
個人的にはすごく良いカメラだと感じました。将来性もありますし、よき相棒になってくれるはず。
Nikon Z50の特徴
Zマウントの初APS-C機
まずは公式動画を。
パッと見て思うのはよくできたカメラ、ということ。派手なことはせずにポイントを絞って作り込んでる感じを受けます。
ここからは実際に使って感じたことを書いていきますね。
沈胴式ダブルズームレンズ
沈胴式、というのは使用前に一度レンズを繰り出してから使用するタイプです。
一手間必要な代わりに持ち運び時がとてもコンパクトになる上、ロックされている状態なので首から下げてる時にズームレンズが勝手に伸びる、なんてこともないシステムです。
しかもこのレンズ、どちらも沈胴式ですが繰り出す一手間をそんなに感じません。
しまう時にも、広角側に回し切ると格納されるのでズームリングを戻す感覚ですぐ戻せます。
正直沈胴式とか嫌だな…とか思っていましたが全然そんなことなかったです。お見事。
弱点・欠点・デメリットなど
画素数が2000万画素
2000万画素というと特に申し分ないのですが、いかんせんライバル機が強いのでちょっと少なく見えてしまいますね。
他社メーカーの比較の項目で書いております。
高感度耐性が劇的に上がったわけではない
新型、ということで高感度耐性に期待していたのですが、やはりISO2000を超えてもノイズ・解像感の劣化が気にならない、ということはないですね。
フルサイズのSONY α7 IIIはISO3200程度で大丈夫なんですが、 Z50もISO1600程度でやっぱり気になりだすかも。 なかなかISO2000の壁は超えられないようです。
APS-CでISO2000越えの感度が使えるようになると一気に使い勝手が変わるんですけどなぁ。
ただ、解像感については高性能な単焦点で確認したわけではないので明確に落ちるポイントはあまりわかっていません。
素敵な単焦点が発売されたらまた感度チェックしてみないと。
レンズラインナップが少ない
やはりZマウントはまだまだ発展途上です。
さらにAPS-C専用レンズになるとダブルズームレンズキットしかありません。単焦点の拡充・高倍率ズーム・高性能レンズの追加を急いでほしいものです。
いいボディだと思うからこそ。
あ、ダブルズームはどちらもプラスチックマウントです。ちょっとマイナスポイントかな。
室内でのAF精度に難あり
外の天気が悪い時に室内で子供達を撮ろうと思ってカメラを構えたんですが、ピントを外したり、ピントが来なかったりしました。
最短撮影距離を割った、とかそういったことは無さそうなので暗めのレンズ+暗所のAF性能がまだなんでしょうか。
ちなみに屋外ではそんなことはなかったような気がします。
これも単焦点が発売され次第再チェック予定。レンズの性能の可能性も捨てきれないので。
他社ライバルと比較
SONY α6400 / α6600
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動体AF性能はα6600 ≒ α6400 > Z50 って感じ。
グリップはZ50 ≒ α6600 >> α6400 。深いグリップは持ちやすい。
高感度性能はさほど変わらないかな…。多少Z50の方がいい…かも?くらい。
画素数についてですが、SONY α6400 / α6600は2520万画素、NIKON Z50は2088万画素なので少々ですがSONY。
SONY勢の方が子供を撮る性能は高いです。が、静物ならZ50の方が満足度が高いかもしれない。
ただペンタ部の分だけZ50は大きくなってしまいますし、メーカーの手厚い破損保証、充実してきたレンズラインナップの壁もありまたもSONY優勢。
値段もこなれてきたα6400はまだまだオススメできますね。優秀だなぁ。
CANON EOS M6 Mark II
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ファインダーが好きなのでCANON EOS M6 Mark IIは僕の好みではありませんでした。
Z50の方が好きです。
ふと気を抜いてファインダー覗こうとしたときに凹む。でも3000万画素超えてるのは普通にすごい。
そういえばこのカメラのズームレンズもプラスチックマウントだった。
CANON EOS 90D
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レフ機は大きさ・重さだけでなく、ファインダーとライブビュー時の違いなども含めてあまり好みではありませんでした。
慣れの問題だと思いますが、一眼レフの光学ファインダーが特に見やすいと僕は感じてませんので多分一眼レフ使う事はもうない、という結論に至りました。
これも3000万画素を超えたAPS-Cだったりします。
OLYMPUS E-M5 Mark III (2020.3.20追記)
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僕の昔の相棒OM-D E-M5シリーズ。当然期待して最新機種を待っていましたが、残念ながらZ50より上といえるのは外観の可愛さとレンズラインナップくらい。
Z50と同じような感覚で瞳AF + 追従連写を多用するような使い方は無理です。ほとんどピントが合わない失敗写真を量産することとなりました。
結果として、OLYMPUSはフラッグシップ機でなければ子供撮影に向かない結果となったのですが、さすがに価格帯が変わってしまうので比較してもなぁ…。
昔はこの性能で十分満足できたはずなんですがね。
OLYMPUS E-M1 Mark II / Mark III (2020.4.19追記)
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と、いうわけでOLYMPUSのフラッグシップも比較してます。
AF性能に関しては
Z50 ≒ OM-D E-M1 Mark III >>OM-D E-M1 Mark II >OM-D E-M5 Mark III
くらいな感じ。AF性能目当てにZ50やE-M1 Mark IIIを使うと正直E-M1 Mark IIもE-M5 Mark IIIも使う気になりませんね。
ただ、機能満載・高価格帯のE-M1 Mark III。高機能すぎて使いこなせず持て余す可能性も大なので、レビューを読んでいただけると自分に向いてるのかどうかわかるかもしれません。
FUJIFILM X-T4と比較 (2020.5.5追記)
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2020年4月に発売されたFUJIの最新フラッグシップ。
使ってみたところISO感度の許容に関してはX-T4が上、AF性能に関してはZ50の方がちょっと上。とはいえZ50は単焦点があれば化けるかもしれないので難しいところ。
まぁ価格帯がかなり違うのでZ50とX-T4で迷っている人って少ないんじゃないかな、とは思う。
まとめ めっちゃ良い
連写も得意なので頭にボールがぶつかった瞬間も捉えられました。素晴らしい。
さて、Z50ですが、正直発表されたとき軍幹部の形が嫌いという印象でした。
Nikonのカメラは塊感というか、モノとして造形的に洗練されたイメージだったのですが、このZ50はあまりカッコイイ印象は受けなかったんですよね。
それなのに使ってみると一変。
動き回る子供達を撮るならSONY α6600 / α6400をオススメしますが、子供だけでなく風景なども多く撮るならZ50の方が満足度が高いかもしれません。
まず思ったのはグリップの良さ。大きさ・深さ・デザインをかなり研究されたんでしょうね、すっと手に馴染みます。
さらにシャッターを切った時の音や感覚。レリーズボタンの深さや小気味良い音はさすがNikon。ミラーレスではありますが、一眼の良さをうまく取り入れているように感じました。これはSONYよりも遥かに。
Nikonは撮るのが楽しい、という感覚を大事にしているメーカーなんだなぁと。楽しく撮るならNikonはいい相棒になるかも。
SONYは撮るための武器。良い写真を撮るために研ぎ澄まされた道具。そんなイメージ。失敗できない日は僕はSONYを持ち出すでしょうね。
とはいえ、褒めたいことばかりではなく、NIKKOR Zレンズのラインナップの少なさ、さらに言うとAPS-C用単焦点レンズの不在はライバルにかなり遅れをとっている状態。
カメラ自体はもちろん大事ですが、レンズあってのカメラ。フルサイズ用のレンズではなく、APS-CのZマウント専用の小型で魅力的なレンズが増えてくればさらに魅力的なボディになるはずです。
それまではZ50のAFの性能・連写性能や高感度耐性も結論づけることはできないかな。レンズが良ければ全部ひっくりかえせたりしますからね。
総合的にα6400をぶっちぎりで超えるボディ!とは言えませんが、久々にこれは…!と思いました。
量販店で展示品でもなんでもいいのでぜひNikon Z50を一度手にとってほしいですね。
お、いいじゃん!って思えるはずですよ。
ただ一つ注意しておきたいのは、AFの追従具合や高感度の許容範囲などは正直個人の感覚や使用環境にによるところが大きいということ。
そこで便利なのが機材のレンタル。ぜひ実際に自分の環境で使ってみてくださいね。
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