カメラは足で撮るものだ!近づいたり離れたりして被写体との距離を考えながら撮るんだ!
とは言うものの、カメラを持って出かけると物理的に近寄れない状況ってのもたくさん遭遇しますよね。
野良猫とかある一定距離まで近づくとだいたい逃げてしまいますし、動物園やスポーツ観戦などは柵があるのでどうやったって望遠レンズが必要でしょう。子供の発表会や運動会も同じく、まさかグラウンドの中央や舞台の目の前からカメラを構えるわけにもいかない…
ってなわけで望遠レンズが必要になりました。個人的にですが
- 35mm判換算の150mmまで中望遠
- 150mm〜300mmまでを望遠
- 300mm~を超望遠
という分け方をしております。150mmまでは中望遠ポートレート用として別記事で紹介していますので、
ポイント
- フルサイズ(35mm判)換算150mmを超える
- マイクロフォーサーズ75mmを超える
- 単焦点・ズームレンズ
を詳しくみていきたいと思います!
が、今だにこのレンズを超える望遠レンズに出会えてません。
マイクロフォーサーズはISO感度が上がると途端に画質が落ちるのでF2.8通しは本当に便利。テレコンもつけれますし。
次点でこちら。
35mm判換算600mmの超超望遠が500gしない重さ。フルサイズだと2kgとか普通に超えてきますので…マイクロフォーサーズの取り回しの良さを感じれる真骨頂と言えます。値段も手頃な部類で写りも申し分ないので、先ほどのPROレンズでは撮り得ない画角が欲しいなら是非。
2020.12.6追記
広角側も使うんだよね…という場合は便利ズーム・高倍率ズームでもう迷わない!の記事をご覧ください。望遠端がフルサイズの200mmで十分なら12-100mm F4 PROという神レンズも選べます。倍率良し、重量良し、性能良しの最高峰レンズ。マイクロフォーサーズの全レンズを見回しても、他マウントから最も羨ましがられるレンズなんじゃないかな。
関連
新品・中古価格(評価)一覧
基本的にメーカー別に、焦点距離順(ズームの場合広角側焦点距離順)、F値が小さい順に並んでいます。画角が広い順、明るい順ってことです。
ポイント
当ページの価格・評価はAmazon価格が相場とずれている場合や、評価(記入2018.8.21)が更新されていることがあるので確認をお願いします。
OLYMPUS(OMDS)
Panasonic
Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S. H-ES50200
評価
Panasonic LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3 ASPH./POWER O.I.S. H-RS100400
評価
あれ、思った以上に多いんだけど…ってかパナソニックのレンズが多い。どうしてこうなった…?
2020.12.6追記
ついにオリンパスから最高級の超望遠レンズが発表されました。そのお値段にもビビりますが、売れまくってるという噂にもビビります。こんな値段のレンズがポンポン売れるとは思えないんだけど…。
ボディとレンズのメーカー相性
「マイクロフォーサーズ」というマウント規格で統一されているので、このページのレンズは全てメーカー問わず「マイクロフォーサーズ」のボディに装着できます。つまり、
- パナソニックボディ + 他社レンズ
- オリンパスボディ + 他社レンズ
というのが可能なわけです。ボディとレンズ同メーカーで揃えなくてもいいの?という疑問、わきませんか?こちらで詳しく解説しています。
シビアな使い方するならメーカー揃えたほうがいいですが、ぶっちゃけそんなに気にしなくていいと思います。
少なくとも僕はOLYMPUS OM-D E-M5 IIを使っているときにパナソニックのレンズに不満はなかったし、Panasonic G9 PROの現在もオリンパスのレンズだから困る、とは感じてません。
メーカー違いは気にせず、気に入ったレンズを選んで大丈夫ですよ。
レンズ選びのポイント
望遠側の必要な画角を先に考えておきましょう!
レンズ選びはいつもそうですが、何を撮りたいかきちんとおさえておくのが大事。
星や月、銀河を撮ろうと思えば超望遠が必要ですし、近所の野良猫くらいならそこまで必要ないかもしれません。まぁ実際はトリミングで多少なんとかなったりしますが、やはり画質はできる限り良い状態で保存したいので、そうなるとなるべく望遠側の焦点距離が長ければ長いほど応用がきくと思います。
普通に望遠レンズを使っていてもっとズームしたい!と思うことが多いですからねー。また、F値は小さければ小さいほどシャッタースピードやボケの量などで有利ですがレンズがかなり巨大になることを考えると、自分である程度重量については線引きをしておいたほうがよさそうですね。
僕の場合、
被写体を特定せずに困った時に持ち出せる軽量めの望遠ズームレンズ(携帯性重視)
を厳選したいと思います。
テレコンバーターMC-14 / MC-20使用可能レンズ
OLYMPUS / OMDSにはテレコンバーターが2種類用意されており、テレコンバーター MC-20 / MC-14
- M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
- M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4 IS PRO
- M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
- M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
が対応しています。MC-14だと焦点距離1.4倍とF値一段暗く、MC-20だと焦点距離2.0倍とF値二段暗くなります。つまり例えばM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROだと
- テレコン無 → 40-150mm F2.8(換算80-300mm)
- MC-14 → 56-210mm F4(換算112-420mm)
- MC-20 → 80-300mm F5.6(換算160-600mm)
としてふるまう、ということ。非常に画質劣化の少ない素敵なコンバーターなので「普段はそんなに使わないけど、たまに超望遠に興味がある…」なんて方はテレコン対応レンズを選ぶと無駄にレンズと出費が増えずに済みますよ。
特徴・違い・おすすめポイント
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
仕様
- 発売日 2014.11.29
- マイクロフォーサーズマウント
- 絞り羽根 9枚 (円形絞り)
- 最短撮影距離 0.7m
- 最大撮影倍率 0.21倍
(35mm判換算最大撮影倍率 0.42倍相当) - 質量 760g / 三脚座込み 880g
- フィルター径 72mm
- 最大径 約φ79.4mm×160mm
その他特徴
- 防塵・防滴・耐低温
- ZEROコーティング
- インナーズーム
- MFクラッチ機構
- L-Fnボタン装備
- DUAL VCMフォーカスシステム(リニアモーター・インナーフォーカス)
-
テレコンバーター M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14 装着時
最大撮影倍率 0.3倍
(35mm判換算最大撮影倍率 0.6倍相当)
このレンズのためにマイクロフォーサーズに移ってきた、という人までいる誰もが褒め称えるスーパーレンズ。OLYMPUSのPROレンズの名を知らしめた名玉であります。
35mm版換算80-300mmという画角とF2.8という明るさをこの大きさ・描写で仕上げたことがすごい。フルサイズを使うと望遠レンズの大きさに絶望しますからね。
実は結構昔、今ほど知識もなかった頃だったのですが知人から借りて一時期使っていました。「F2.8の開放でバシバシ撮れるよ」と言われて渡されましたがその通り。ミラーレスを使ってすぐにこんなレンズに出会ったもんですから、どうせミラーレスでしょ?一眼レフじゃなきゃ!じゃ…みたいな巷にはびこるネガティブな印象は一切ないです。実際僕は今はミラーレスばっかりです。そういう意味では今の自分に凄い影響を与えてたんだなぁ…おっと話がそれた(笑
良い望遠使いたいな…と相談受けたら、いの一番にこのレンズをおすすめしてます。
もっと望遠が欲しい?それならテレコンを装着すればいいじゃない。
こんな方におすすめ
- テレコンを装着して応用範囲を広げたい
- F2.8の明るさが必要
- 多少重たくても問題ない
OMDS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4 PRO
仕様
- 発売日 2022.3.25
- 絞り羽根 7枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.70.m
- 最大撮影倍率 Wide 0.07倍 / Tele 0.21倍
- 35mm判換算の最大撮影倍率 0.13倍 / 0.41倍
- 質量 382g
- フィルター径 62mm
- 最大径 φ68.9x99.4mm
その他特徴
- 沈胴機構
- 防塵・防滴・耐低温
- インナーズーム
- ZEROコーティング
- フッ素コーティング
- 深度合成機能対応
最新PROレンズは携帯性・機動性に重点を置いたレンズとなりました。
以前からの銘玉M.ZUIKO 40-150mmF2.8 PROからはF4と一段暗くなりましたが、描写力はそのままに約半分の重量になっています。しかも僕の大好きなインナーズームを採用してくれてます…素晴らしい。
こんな方におすすめ
- 軽くしたいが妥協したくない
- F2.8の明るさはいらない
- PROレンズは間違いない
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
特徴
- 発売 2011.9.3
- 絞り羽根 7枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.9m
- 最大撮影倍率 0.16倍
(35mm判換算0.32倍相当) - 質量 190g
- フィルター径 φ58mm
- 最大径 約φ63.5mm×約78.5mm
その他特徴
- MSC機構
レンズキットに付属していた望遠ズームレンズ。もちろん所有していました。旧モデルとの違いは外観デザインだけです。
写りに関して言うと、意外や意外!よく写ります。晴れの昼間ならそんなに不満は出ないはずですが、やはりレンズは暗いですから少しでも暗くなってくると途端にパフォーマンスが低下しますし、ボケがもうちょっと欲しいなぁなんて思うことも。まぁそれにしたって価格がめちゃめちゃ安いですからね、初心者の方には間違いなく十分だと思いますよ。
こんな方におすすめ
- レンズの明るさは必要ない
- 重い機材は嫌だ
- 安いが悪くないレンズがいい
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II
特徴
- 発売 2013.3.1
- 絞り羽根 7枚(円形絞り)
- 最短撮影距離
0.9m(焦点距離75mm)
1.5m(焦点距離75mm以外) - 最大撮影倍率 0.18倍
(35mm判換算0.36倍相当) - 質量 423g
- フィルター径 φ58mm
- 最大径 約φ69mm×約116.5mm
その他特徴
- ZEROコーティング
- MSC機構
旧モデルとの違いは外観デザイン・ZEROコーティングですが、描写性能等がよくなっているという意見もちらほら。なんにせよ35mm版換算150-600mmという化け物みたいな焦点距離がこの大きさで収まるのがマイクロフォーサーズのいいところ!動物園で手前の柵を消し去ったり、近づけない被写体を大きく写すことができますから、望遠焦点距離がここまで長いレンズが一本あると撮れる世界が広がるでしょう。
こんな方におすすめ
- 明るいレンズは必要ない
- 軽いに越したことない
- 気軽に使える超望遠が欲しい
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
仕様
- 発売日 2020.9.11
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 1.3m(ズーム全域)
- 最大撮影倍率 Wide 0.09倍 / Tele 0.29倍
- 35mm判換算の最大撮影倍率 0.17倍 / 0.57倍
- 質量 1120g
- フィルター径 72mm
- 最大径 φ86.4x205.7mm
その他特徴
- レンズ内手ブレ補正
- テレコンバーターMC-14 / MC-20使用可
- 防塵・防滴・耐低温
- インナーズーム
- フォーカスリミットスイッチ
- AF / MF切り替えスイッチ
- 深度合成機能対応
35mm判換算200-800mm、テレコン使って最大1600mm相当まで伸ばせる超望遠レンズは唯一無二。このレンズだけで200-1600mmまでカバーできるってことです。
下の画像は公式ページより。フルサイズでここまでの超望遠を求めるとこうなりますよ…という画像です。マイクロフォーサーズの圧倒的な携帯性をみよ!と言わんばかりです。まぁそれでも1kg超えてるんですけど、フルサイズだと3kg〜6kgくらいのレンズ、しかも20万〜30万では買えないようなレンズばかりですからね…このレンズの凄さ、伝わりますでしょうか。
ボディ内5軸手ぶれ補正と協調する5軸シンクロ手ぶれ補正は対応していないのは惜しいですが、超望遠時にはレンズ内手ぶれ補正を推奨とのことです。
こんな方におすすめ
- 超超望遠を使いたい
- テレコンでフレキシブルな装備にしたい
- 気軽に使える超望遠が欲しい
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
仕様
- 発売日 2016.2.26
- 絞り羽根 9枚 (円形絞り)
- 最短撮影距離 1.4m
- 最大撮影倍率 0.24倍
(35mm判換 0.48倍相当) - 質量 1270g
- フィルター径 77mm
- 最大径 約φ92.5mm×227mm
その他特徴
- 5軸シンクロ手ぶれ補正時:6段*
レンズ手ぶれ補正時:4段 - 組み込み式フード
- 防塵・防滴
- Z Coatin Nano
- MSC機構インナーフォーカス
- L-Fnボタン
- IS切り替えボタン
- フォーカスリミットスイッチ
- マニュアルフォーカスクラッチ機構
- テレコンバータ MC-14装着時最大撮影倍率0.67倍
600mmの画角を手持ちで。そこに全てが詰まっています。ちなみにテレコンを装着すると840mmの世界。これを手持ちか…すげぇ。
この凄さがわかる人にはわかりますが、わからない人には全くわからないでしょう。野生の動物たちを撮るカメラマンには革命だと感じてもらえるはずなんですけどね。OM-D E-M1 (ver.4.0)、E-M5 Mark II (ver.2.0以降)ならボディとレンズの手振れ補正を組み合わせた6軸シンクロ手振れ補正が使えます。異次元の手振れ補正をぜひ。値段も異次元…かと思いきやカメラ業界全体からみれば随分安い方です。フルサイズの超望遠単焦点は50万〜100万平気で超えますからねぇ。
こんな方におすすめ
- 野鳥を手持ちで撮りたい
- 最高の描写を手に入れたい
- テレコンも使いたい
Panasonic LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8 II/POWER O.I.S. H-HSA35100
仕様
- 発売日 2017.3.10
- マイクロフォーサーズマウント
- 絞り羽根 7枚 (円形虹彩絞り)
- 最短撮影距離 0.85m
- 最大撮影倍率 0.1倍
(35mm判換 0.2倍相当) - 質量 357g
- フィルター径 58mm
- 最大径 約φ67.4mm×99.9mm
その他特徴
- 防塵・防滴・耐低温
- Dual I.S.2対応
- ナノサーフェスコーティング
- POWER O.I.S.スイッチ搭載
- インナーフォーカス
- インナーズーム
外装デザイン、240fps駆動の高速・高精度コントラストAFに対応しており、防塵・防滴仕様も引き続き採用。追加でマイナス10度の耐低温性能も備えています。オリンパスの45-150mmPROが発売するまで大絶賛されていました。ほんとマイクロフォーサーズは優秀なんです。オリンパスほどのカリッカリな解像力はありませんが、ポートレートを撮るならちょうどいい描写になりそうです。なにより軽量。F2.8の明るさで70-200mmの画角がこんな大きさなんですから。
こんな方におすすめ
- パナの描写が好き
- 軽い大三元が欲しい
- パナソニックボディを使っている
Panasonic LUMIX G VARIO 35-100mm/F4.0-5.6 ASPH./MEGA O.I.S H-FS35100
仕様
- 発売日 2014.10.23
- 絞り羽根 7枚 (円形虹彩絞り)
- 最短撮影距離 0.9m
- 最大撮影倍率 0.11倍
(35mm判換 0.22倍相当) - 質量 135g
- フィルター径 46mm
- 最大径 約φ55.5mm×50mm
その他特徴
- 光学式手ぶれ補正MEGA O.I.S
- Dual I.S. 対応
- 手動式沈胴機構
- 240fps駆動の高速・高精度コントラストAFに対応
え?これ望遠レンズ?と疑いたくなる風貌をしております沈胴型望遠レンズ。
手動式なので一手間かかりますが、日頃あまり望遠使わないけどカバンの中には入れておきたいという方にはベストチョイスかと。軽くて場所とらないレンズなら気軽に持ち出せそうですもんね。ボディが小さいカメラを所有しているなら持ってて損はないかもしれません。
こんな方におすすめ
- 軽くて手軽な望遠が使いたい
- パナソニックボディを使っている
- 明るいレンズは必要ない
LUMIX G VARIO 45-150mm/F4.0-5.6 ASPH./MEGA O.I.S. H-FS45150
仕様
- 発売日 2012.9.13
- 絞り羽根 7枚 (円形虹彩絞り)
- 最短撮影距離 0.9m
- 最大撮影倍率 0.17倍
(35mm判換 0.35倍相当) - 質量 200g
- フィルター径 52mm
- 最大径 約φ62mm×73mm
その他特徴
- 光学式手ぶれ補正MEGA O.I.S
- Dual I.S. 2対応
ザ・キット望遠レンズ。
ダブルズームレンズキットについてるレンズです…と思ったけど最近は35-100mmが付属することが多いような気がしますね。後ほんの少しがんばれば結構高性能な45-175mmが買えますからねぇ。わざわざ買う必要はないかも。電動ズームが嫌いでPanasonicの安い望遠レンズを探しているならいいかもしれませんね。
こんな方におすすめ
- とにかく軽いレンズ
- とにかく安いレンズ
- とにかくパナソニック
LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH./ POWER O.I.S. H-PS45175
仕様
- 発売日 2011.10.13
- マイクロフォーサーズマウント
- 絞り羽根 7枚 (円形虹彩絞り)
- 最短撮影距離 0.9m
- 最大撮影倍率 0.2倍
(35mm判換 0.4倍相当) - 質量 210g
- フィルター径 46mm
- 最大径 約φ61.6mm×90mm
その他特徴
- 電動ズーム
- 全長不変インナーズーム
- マニュアルズームリング搭載
- ナノサーフェスコーティング
- インナーフォーカス
- POWER O.I.S.
手ごろな価格のLUMIXの上級G Xシリーズ。
ナノサーフェスコーティング有、電動ズーム有と、要所を抑えた望遠ズームとなっています。何よりこの価格でインナーズーム・インナーフォーカスなのが最高。長さが変わらないって意外と僕の中でとても大きなポイントなんです。明るささえ問題なければかなり期待できる性能の持ち主。描写も取り立てて欠点も見当たりません。どこかでPanasonicの自信作って聞いたことあるんだけどどこだったかなぁ?
こんな方におすすめ
- 動画も撮る可能性がある
- インナーズーム最高
- 明るいレンズは必要ない
Panasonic LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6 II/POWER O.I.S. H-FSA45200
仕様
- 発売日 2017.2.23
- マイクロフォーサーズマウント
- 絞り羽根 7枚 (円形虹彩絞り)
- 最短撮影距離 1.0m
- 最大撮影倍率 0.19倍(35mm判換 0.38倍相当)
- 質量 370g
- フィルター径 52mm
- 最大径 約φ70mm×100mm
その他特徴
- 防塵・防滴
- インナーフォーカス
- 光学式手ぶれ補正 POWER O.I.S
- POWER O.I.S.スイッチ搭載
- 手ぶれ補正Dual i.s.2対応
Dual I.S.2対応。
旧型と比べると、外装のデザインをより高品位に仕上げ、防塵・防滴仕様を追加採用。240fps駆動の高速・高精度コントラストAFに対応し、動画撮影時のAFトラッキング性能や露出制御性能も向上!望遠端の描写力はさほどでもなさそうですが、安価で35mm版換算400mmを使いたいなら良い選択肢ですね。45-150mmとか使ってあともうちょっと…ズームしたい…なんて経験したことありませんか?えぇ、僕はありますよ。
こんな方におすすめ
- 望遠400mmが必要
- 明るいレンズは必要ない
- 重いレンズは嫌だ
LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S. H-ES50200
仕様
- 発売日 2018.5.24
- 絞り羽根 9枚 (円形虹彩絞り)
- 最短撮影距離 0.75m
- 最大撮影倍率 0.25倍
(35mm判換 0.5倍相当) - 質量 655g
- フィルター径 67mm
- 最大径 約φ76mm×132mm
その他特徴
- 光学式手ぶれ補正POWER O.I.S切替スイッチ
- Dual I.S.2対応
- ナノサーフェスコーティング
- 防塵防滴耐低温
- テレコンバーター1.4x/2.0x対応
最短撮影距離 0.75m(1.4x テレコンバーター装着時:0.7倍、2.0x テレコンバーター装着時:1.0倍) - AF/MF切替スイッチ
- フードロック機構
LEICA DG VARIO F2.8-4の望遠ズームレンズ。
最新の技術を取り入れた後発レンズですからそりゃいいに決まってます。値段も大きさも強烈ですが良い相棒になってくれそうですよね。
こんな方におすすめ
- LEICAが好き
- 描写と最短撮影に妥協はしたくない
- なのに100-400が1kg未満=幸せ
LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 II/POWER O.I.S. H-FSA100300
仕様
- 発売日 2017.2.23
- マイクロフォーサーズマウント
- 絞り羽根 7枚 (円形虹彩絞り)
- 最短撮影距離 1.5m
- 最大撮影倍率 0.21倍
(35mm判換 0.42倍相当) - 質量 520g
- フィルター径 67mm
- 最大径 約φ73.6mm×126mm
その他特徴
- インナーフォーカス
- 手ぶれ補正システムDual I.S.2対応
- 光学手ぶれ補正POWER O.I.S.
- 防塵防滴
- POWER O.I.S.スイッチ
Dual I.S.2対応。
旧型と比べると、外装のデザインをより高品位に仕上げ、防塵・防滴仕様を追加採用。240fps駆動の高速・高精度コントラストAFに対応し、動画撮影時のAFトラッキング性能や露出制御性能も向上!オリンパスの超望遠70-300mmと比較してみてもそんなに大きな差はなさそうですが、倍率が低い分レンズの明るさでは分があります。望遠端300mmで少しでも感度を下げたい、シャッタースピードを稼ぎたいならこのレンズが良さそうですね。
こんな方におすすめ
- 防塵防滴が必要
- 望遠600mmが必要
- パナソニックボディを使っている
LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3 ASPH./POWER O.I.S. H-RS100400
仕様
- 発売日 2016.3.10
- マイクロフォーサーズマウント
- 絞り羽根 9枚 (円形虹彩絞り)
- 最短撮影距離 1.3m / 5.0m
- 最大撮影倍率 0.25倍(35mm判換 0.5倍相当)
- 質量 985g
- フィルター径 72mm
- 最大径 約φ83.0mm×171.5mm
その他特徴
- AFリニアモータ駆動(インナーフォーカス)
- 防塵防滴
マイクロフォーサーズ唯一の35mm版換算800mmを達成した超超望遠レンズ。
なんていうか、800mmが欲しいなら買い!みたいな感じですね。逆に迷わなくていいかもしれません。動物園の年間パスポートを所有している方は購入してみては?あ、僕もだ。
こんな方におすすめ
- 携帯性も妥協できない
- 800mmの超望遠が必要
- 黙ってLeica
LEICA DG ELMARIT 200mm/F2.8/POWER O.I.S. H-ES200
仕様
- 発売日 2017.12.14
- 絞り羽根 9枚 (円形虹彩絞り)
- 最短撮影距離 1.15m / 1.16m
- 最大撮影倍率
0.2倍(35mm判換 0.4倍相当)
0.28倍(35mm判換 0.56倍相当) - 質量 1245g
- フィルター径 77mm
- 最大径 約φ87.5mm×174mm
その他特徴
- 1.4xテレコン同梱
- 光学式手ぶれ補正POWER O.I.S切替スイッチ
- Dual I.S.2対応
- ナノサーフェスコーティング
- 防塵防滴耐低温
- フォーカスプリセット
- AFロック機能
- AFスリーマグネットリニアモーター駆動
Panasonicの本気が伝わってくるレンズ。めちゃめちゃいいらしいですよ、ほんと。
こんな方におすすめ
- LEICA最高
- 400mmF2.8の世界が必要
- 値段は気にならない
まとめ
やたらと種類がありましたね…Panasonicはもうちょっとレンズの整理をしてもいいんじゃないかな(笑)
望遠レンズはかなり重いレンズばかりになりがちなんですが、マイクロフォーサーズなら小型・軽量なものから、大型・高性能なレンズまで選択できる幅がかなり広いですね。野鳥やスポーツ撮影する人には必需品ですし、日頃あまり使わない人でも出先で「望遠あれば撮れたなぁ」なんて思うことはあるはず。
マイクロフォーサーズのメリットを十分いかせる使い方をしていきたいですね!
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