僕はOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIというボディとOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROというレンズを使用しています。
2020.5.30追記
後半に追記していますが、OM-D E-M5 Mark IIは現在所有しておりません。今でもお勧めできる良いカメラですけどね!
どちらもOLYMPUSの人気のある機種・レンズですし、もちろん映りに全く問題はなく、防塵防滴という耐久性の高さからいろんなところで大活躍してくれていました。
ですが、せっかく「マイクロフォーサーズ」のボディを使っているんだから他のメーカーのレンズも使ってみよう!と思ったわけです。
本家ではありませんが、あのLEICAが使えるんですから…そりゃ気になるってもんです。最近ではSIGMAもマイクロフォーサーズ用のレンズを販売してくれてますからね。でも、
悩み
- メーカー違っても問題ないの?
- 逆にメーカー同じで良いことは?
- 結局揃えた方がいい?
…なんて不安になりませんか?(僕はなりました)
今回はそこら辺をお伝えしていきますよ!
関連
F値って何?
一眼を買ったはいいものの、カメラの仕組みとか学ぼうとしてぶち当たる最初の難関。初心者の方に分かりやすく説明するのも意外と難しかったりしますよね。
悩み
- F値って言葉に拒否反応がある
- SSって言われてもよく分からない
- ISO感度なんて考えたくない
そんな一眼初心者の方や、感覚的に使ってきた方向けに本を書いてみました。
本と言っても1ページにわずか20文字くらいしか書かれていない詩みたいな本。なので3分もあれば読み終えるはず(笑)この本をきっかけにもっとカメラのこと知りたいななんて思っていただけると幸いです。
誤字脱字や意味がおかしいところ、ご感想などいただけますと次の本への意欲になりますのでよかったら。
そもそもマイクロフォーサーズというマウントとは?
こちらはLaowa 7.5mm F2.0というポケットに入っちゃう超広角レンズ。可愛いでしょ?
さて、歴史的な話をしようと思ったのですが、中々長くなりそうだったので割愛(笑
他のメーカーでは
- APS-CセンサーのNikon Fマウント
- フルサイズのSONY Eマウント
なんていいますけど、マイクロフォーサーズと言ったらはセンサーサイズ+マウントになっています。
APS-Cセンサーのマイクロフォーサーズマウントなんてのは存在してない。
マイクロフォーサーズと言ったらマイクロフォーサーズセンサーにマイクロフォーサーズマウントなわけです。
現在、オリンパスとパナソニックはこのマウントのボディしか製作していませんので、この2社のボディに(アダプター無で)取り付けられるレンズはすべてマイクロフォーサーズだといえます。つまり、
- パナソニックボディ+オリンパス・シグマ・タムロンレンズ
- オリンパスボディ+パナソニック・シグマ・タムロンレンズ
というのも可能。相性はあるのか?問題はないのか?制限はないのか?
というのが今回の内容になるわけです。
やっぱり同じメーカーで揃えるとメリットがあります
ボディの種類によって使える機能が異なりますので、ご所有のボディの仕様をご確認お願いしますね。
オリンパスボディ所有中なら
大丈夫な点
- どんなレンズでもオリンパスの強力なボディ内手振れ補正が効きます。
- 基本的な歪曲収差や色収差の補正は他メーカーレンズでも電気接点があれば対応できているようです
制限がある点
- ボディによっては深度合成モードを搭載していますが、オリンパスの限られたレンズしか対応していません
- 回折ボケやシャープネス補正などはオリンパスのレンズしか対応していません
- シンクロ(手振れ)補正に関しても同メーカーの限られたレンズのみ
パナソニックボディ所有中なら
大丈夫な点
- 他メーカーのレンズも空間認識AFは焦点距離からデータを演算しているらしく普通に動きます
- どんなレンズでもボディ内手振れ補正が効きます(対応ボディのみ)
- 基本的な歪曲収差や色収差の補正は他メーカーレンズでも電気接点があれば対応できているようです
- 4Kフォト系の機能は問題なく使えるようです。
制限がある点
- 空間認識AFのデータをレンズ内・ボディ内に記録してあるため、Panasonicのレンズを使うとより高速なAFに対応しています
- 動画においても最新のパナソニックレンズは240ps駆動の高速AFに対応
- レンズ内手振れ補正とボディ内手振れ補正を組み合わせたDual O.I.S 2という強力な手振れ補正があります
- 回折補正などは他メーカーのレンズは対応していません
2020.5.30追記
当ブログの読者の方に教えていただいたのですが、メーカー違いのボディ+レンズだと動画撮影時AFスピードが結構違うようです。OLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIのボディで
- Panasonic LEICA DG 25mm F1.4 II(新型)
- Panasonic LEICA DG 42.5mm F1.2
- OLYMPUS M.ZUIKO 45mm F1.2 PRO
- SIGMA 30mm F1.4 Contemporary
の動画撮影時のAFスピードを調べてみたら
オリ45 > シグマ30mm > パナ42.5 > パナ25mm II
という結果でした。AFスピードの許容は人によるので何ともいえませんが、動画中心の撮影を考えてる方はご注意を。
値段が高いレンズを検討している場合、レンタルして一度使ってみると痛手にならずにすみますので考えてみてください。僕は3〜4回レンタルに救われてます…汗
まとめ 揃ってた方がいいけど人によっては無問題
AFスピードを重視する方や、よく絞り込む方、手振れ補正や各機能制限を受けたく無い場合は同メーカーで揃えた方が無難でしょう。
補正についてはjpgのみ影響を受けるのでRAW現像メインの方は気にしなくて大丈夫ですよ。あと、パナソニックボディに関してですが、手振れ補正が対応してきたのは最近ですから、使っているボディの機能を確認してくださいね。
そうそう、ちょっと古い(初代OM-D E-M10発売の2014年より前)の機種だと、色収差等も補正されないそうです。要検証。
ちなみに僕はOLYMPUS OM-D E-M5 IIとPanasonic LEICA DG 25mm F1.4をメインで使用していましたが特に気にはならなかったです(←おい
2018.5.11追記
マイクロフォーサーズのメインカメラをOLYMPUS OM-D E-M5 IIからPanasonic G9 PROへ更新しました。
理由は、
- 娘の動きが激しくAF-Cを多用することになってきた(α7 IIIの影響)
- 空間認識や顔認識・瞳認識のAFの優秀さが気になる(α7 IIIの影響)
- 高感度耐性が上がり、使える幅がかなり広がりそう(α7 IIIの影響)
- LEICAレンズの性能をフルで発揮したい(昔から)
- 知人がオリンパスに興味を持っていた(買い替えのトリガーはこれ)
といったことが重なったから。
オリンパスのフラッグシップOM-D E-M1 IIに行かずPanasonicに移った一番の理由は、やっぱりLEICAレンズの存在。機種はグリップ・ファインダーの感じが一番しっくりきたものを選びました。
ホントにLEICA DG 25mm F1.4 は重さと描写が一番我が家にはマッチしています。OLYMPUS PROレンズに比べ半分の重さですから。値段もずいぶん違いますし…。
もう少し重量級の装備でも大丈夫になったり、子供が成長したりと環境が変わったらPROレンズも試してみたいですけど、今はまだいいかなー。
2020.5.30追記
Panasonic G9 PROからOMーD E-M1 Mark IIIに更新しました。
最強クラスのAF性能。最高クラスのPROレンズ。もう戻れん。
こんにちは
僕もマイクロフォーサーズユーザーです。
ちょっと違ってて、OLYMPUS E30(フォーサーズ)→Panasonic G8(グリップと値段と雑誌の評価。アダプターが有ればフォーサーズレンズが使えると思ってた→実際は、使えない)→OMD E-M1 MARK2(アダプターが有ればフォーサーズレンズが使える)
ただ、やっぱりマイクロフォーサーズのボディ には、マイクロフォーサーズレンズがAFも早いですね。 レンズ地獄を味わっております。(笑)
ズノさん、こんにちは。
OLYMPUS E30スタートは素敵ですね。E-M1 Mark IIにたどり着いたということはフォーサーズレンズは今でもお持ちですか?軽量で写りも現代的なMFTレンズの方が良いのはわかってるんですが僕は定期的にフォーサーズレンズが欲しい波がくるんですよねぇ。レンズ地獄…楽しそう(笑)