2019年に発売されたCANON 90D。
APS-Cの一眼レフとして初めて3000万画素を超えました。フルサイズでしか無理だと思っていた画素数をついにAPS-Cで達成したんです。
そして顔認識・瞳AFを搭載し、連写も得意ときたもんだ。
疑問
- 子供撮影用の機材としてベストなのか
- 超優秀なSONY α6400を超えれるか
- カメラを始める人にオススメできるか
という疑問が頭から離れなくなってしまったので我が家にやってきました。
実に3年ぶりくらいです。最新一眼レフを使うことになったのは。
Nikon D80はずっと家にありますけど、もっぱらミラーレス機ばっかり使ってましたからね。
さて、先に結論を言ってしまいましょう。
…残念。まだまだです。子供をとるなら僕はα6400を選びます。
SONY α6400をべた褒めした記事はこちら。
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この記事では
ポイント
- CANON 90Dの特徴
- 実際使ってみて気づいたポイント・弱点
- ライバル機との比較
を紹介しています。
CANON 90Dの特徴
公式の動画でだいたいのことはわかりますので、ぜひ一度みてみてください。
すごく良さそうですよね。実際、画質は言うことないです。
僕もこれは!と思ったんですが…。
ちょっとね、残念な点というか合わなかったんですね。
残念なポイント 一眼レフ
いきなり身も蓋もないこと言ってます。えぇ、わかりますよ。反感も買いそうですが仕方ない。
というのも、
- ファインダーをのぞいた時
- ライブビューで見ている時
同じように使うことが一眼レフは構造上出来ないんです。その最たるものが
ポイント
- ファインダー時、瞳AFは使えない
- ライブビュー時、サーボAFは7コマ/秒(ファインダー →10コマ/秒)
ということ。
屋外でカンカン照りの時なんかはライブビューよりもファインダーの方が見やすいのでよく使います。外が明るいと液晶見づらいですからね。
ですが、ファインダーをのぞいた瞬間にライブビュー撮影と同じように撮影できなくなるんです。
瞳AFは使えない、拡大もできない。ピーキングも表示されないし、外が暗いとほとんど見えない。ミラーレスに慣れきってしまっている僕には使いづらくて…。
それに、僕は動きながら撮影する時はベルトの位置でライブビュー撮影することが多く、止まるとファインダーを覗くような使い方をしてます。そうなると使い勝手がコロコロ変わってしまう…。
もう光学ファインダーと一眼レフには縁がなさそうです…僕には。
他社ライバルと比較
SONY α6400 / α6600 他α4桁シリーズ
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ソニーのミラーレスにはα6500やα6300、α5100など形も名前も似たようなカメラがあります。
しかしこれらの機種の発売は3年以上前。
その3年の間、フルサイズで培った技術をα6400 / α6600には惜しみなく使われていて中身はまるで別物。
ですので、動体を撮るならα6400 /α6600がおすすめ。最新のSONYのカメラは子供を撮る性能がとても高いのが特徴です。
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グリップはさすがに90Dに軍配があがりますが、良くも悪くも一眼レフは大きさがあります。
画素数は3000万画素を超えた90Dは圧倒的。SONYは最高でも2520万画素です。 高感度性能はさほど変わらないかな…。多少90Dの方がいい…かも?くらい。
動体AF性能はα6600 ≒ α6400 > 90D って感じ。
値段もこなれてきたα6400はまだまだオススメ。優秀です。
CANON EOS M6 Mark II
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ファインダーが好きなのでファインダーの無いCANON EOS M6 Mark IIは僕の好みではありませんでした。
ふと気を抜いてファインダー覗こうとしたときに凹む。
でもスペック的にはとても優秀で90Dと互角の3000万画素超えは普通にすごい。
Nikon Z50
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とても質感の良いカメラが出たなー!という感じです。
ミラーレスと一眼レフのいいとこを取ったような質感で、とてもお気に入り。
一眼レフ使ってきたけど、ミラーレスも使ってみたい…という方には一番しっくりくるミラーレス機かもしれません。
ただ、画素数は控えめの2088万画素だし、レンズラインナップもこれから…という感じです。
今後の展開に期待ですね。
OLYMPUS E-M5 Mark III (2020.3.20追記)
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僕の昔の相棒OM-D E-M5シリーズ。
当然期待して最新機種を待っていましたが、外観の可愛さとレンズラインナップ以外はあまりパッとしません。AF性能がもうちょっとよければなぁ。
昔はこの性能で十分満足できたはずなんですがね。
OLYMPUS E-M1 Mark II / Mark III (2020.4.19追記)
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と、いうわけでOLYMPUSのフラッグシップも比較してます。
機能満載・高価格帯のE-M1 Mark IIなので、レビューを読んでいただけると自分に向いてるのかどうかわかるかもしれません。
まとめ ミラーレスが好き
一眼レフが大好きな方もいらっしゃるので、この記事は面白くないはずです。
ミラーレスなんかEVF見づらいし、遅延あるし、バッテリー減るの早いし、使いたくもない!
そんな方もいらっしゃるでしょう。
それはきっと正しいと思います。
一眼レフで素敵な写真をたくさん撮る方も知ってますし。自分にあった機材はそれぞれ違っていいと思ってますから。
ただ、僕は
家族と遊びながら、カメラを適当に構えて瞳AF +AF追従連写しまくる
そんな使い方で子供達の素敵な笑顔が撮れれば満足なんです。
たまたまミラーレスの方が使い勝手が良かったという話。まぁ、でかくて重いのも嫌ってのもありますけどね。
だからこそ今後のCANONのミラーレスには期待してます。
実際、妻のメイン機はいまやEOS RPです。素晴らしいレンズの存在もあって手放せそうにありません。
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そういう意味ではEOS M6 Mark IIは惜しかった。ファインダーさえあれば言うこと無かったかも。
というわけでファインダーのあるEOS M5 Mark IIを首を長くして待っています。
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