望遠レンズの使い所といえば近づけない被写体をきっちり撮りたい!これに尽きます。
圧縮効果とかまぁいろんな用語がありますけど、結局は「離れて」撮った効果。焦点距離も大きいので大きなボケも期待できます。
2023.5.1追記
焦点距離と圧縮効果の話はこちらの記事にて。レンズの選び方がわからない方はぜひご一読ください。
そんな超望遠を使うシチュエーションは
ポイント
- 動物、野鳥を撮りたい!
- スポーツを撮りたい!
- 月や星、天体を大きく写したい!
- レースカーや電車などかっこよく撮りたい!
- 子供の発表会を綺麗に残したい!
などなど多岐にわたります。遠距離ゆえ自分の目では捉えられずスマホも力不足なケースも多いため一眼の醍醐味とも言える世界ですね。なお、個人的に
- 150mmまでは中望遠
- 151~300mmが望遠
- 301mm~が超望遠
ってことにしてます。この記事では望遠〜超望遠レンズを比較しております。
ちなみにおすすめレンズはこちら。
安くて便利で軽い新時代の高倍率ズームレンズ。一家に一本レベルで便利すぎ。VXDへのリニューアルはよ。
そして今までありそうでなかったスペックの屋外最強レンズがこちら。
超望遠も必要だけど標準域も欲しい、という欲望を叶えたい欲張りさんへ。最短撮影距離も申し分ないので動物園とか最っ高に楽しめますしだし、子供の屋外イベントにも重宝するでしょう。フルサイズ用のこのスペックのレンズが1155gで済んだのは素晴らしい。
次点おすすめレンズはこちら。
非日常的な純正超超超望遠レンズ。
望遠端600mmですがテレコンを装着すると1200mm、APS-Cモードで1800mmの世界が開きます。値段は張りますし重量もかなり重い2000g越えですが意外とバランスが良いのか思ったより持ちやすいです。どうやらSONYの超望遠レンズの中でもかなり人気が高く、随分売れてるようですよ。
僕も愛用中。これ持って幼稚園の発表会に参加しました(笑
ちなみに僕は気になったレンズはCAMERA RENTさんでレンタルして、気に入ったら購入するようにしてます。
レンズの重さや実際の使い勝手は使ってみないとわからないですからね。後の方で書いてますが、比較的安い金額・期間が無制限で満足いくまで使えるのでとても便利ですよ。
また、ソニーのカメラ・レンズはソニーストアで買うのが一番お得で安心です。ソニーストアなら
ポイント
- 故障以外も保証する安心保証
- 月々の支払いを抑える支払い
- 新規登録で10%割引クーポン
と特典だらけ。ほかにも清掃・点検サービス、下取りの優遇など購入後のサポートも手厚くなっているのも魅力的。
分割手数料無料のキャンペーン中なので10%割引クーポンと併用して使えばさらにお得ですね。
関連
SONY Eマウント(フルサイズ)の「まとめ」・「もう迷わない!」はこちらから
SONY Eマウントのフルサイズ対応望遠レンズ一覧(価格比較)
焦点距離順(ズームの場合望遠側焦点距離順)、F値が小さい順に並んでいます。画角が広い順、明るい順ってことです。
ポイント
当ページの価格・評価はAmazon価格が相場とずれている場合や、評価(記入2018.6.18)が更新されていることがあるので確認をお願いします。
ソニー純正レンズ
サードパーティ製レンズ
さすがフルサイズの望遠レンズ…かなり高価格帯のレンズばかりです。ちなみに、下の2本のレンズは比較対象としていません。
理由?値段見ればわかりますよ…汗。
望遠レンズ、どれをどう選ぶ?
アダプターMC-11やLA-EA3を使うのは?
フルサイズ・望遠のかなり浅い被写界深度ではMFではかなりピンボケする可能性が高いでしょうからAFに限定していますし、連写もそこそこできないと一瞬の表情を捉えるのは難しいと思います。
MC-11もLA-EA3も所有していますので一時期
- SIGMA 100-400mm Contemporary F5-6.3 DG OS HSM キヤノン用
- TAMRON 70-210mm F4 Di VC USD キヤノン用 A034E
- AマウントのSONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM
あたりも検討にあがりましたが
- AF精度に不安がある(特にMC-11 +SIGMAレンズ使用時)
- AF-C追従連写速度に不満がある(α9ならAマウントも候補にしていいかも?)
という理由で除外しております。撮りたいときにピントが合わないのは本当に苦痛ですし、連写するなら最低秒8コマは必要だと思っていますので.…。あ、AFポイントが少ないLA-EA4は論外。日の丸構図しか撮れなくなる…。
アダプター使用時の使用感や制限内容、互換性などについては別記事で書いておりますのでご覧ください。
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メーカーによるAF性能の差は?
望遠レンズは焦点距離が大きいので被写界深度が浅くなりがち、つまり良くも悪くもボケやすくなります。圧縮効果などの効果が目的でさほど被写体が動かないものならAF性能がそこまで必要ではないですが、
ポイント
- 動物・野鳥
- 車・バイク・飛行機などの乗り物
- スポーツ撮影
といった、ピント面がシビアで素早い動きのものが被写体だった場合、高性能のAFでないとピンボケの山になってしまうかも。色々使っていますが、
ポイント
- SONY純正 > TAMRON VXD ≧ SIGMA > TAMRON RXD > 各種アダプター使用
といった雰囲気です。すべての機種を使ったわけではないので気づいたことがあり次第追記していきますね。
まぁなんにしろ、やはり信頼性ではSONY純正が頭一つとびぬけている感じがします。
…頭一つ高いけど。
レンズ選びのポイント
望遠は焦点距離の決め打ちでいっていいと思います。
400mmが必要な場合、200mmが必要な場合。何を撮るか考えて選びましょう。個人的にはもっと寄りたい!と思うことが多いのでなるべく焦点距離が長いモデルを選びたいとこですが…重さもあるからなぁ。
さらにテレコンもつけれるモデルがあるので使い方をよくイメージしておくと後悔が少ないですね。
あと混同しやすいんですが「大きく映したい」ってのはまた別の話ですので最大撮影倍率もチェックしておくといいかもしれません。
超高額レンズは間違ないに決まってます。むしろ良くなきゃ怒ります。
が、必要な性能は人によって違います。僕の場合、
ポイント
- 広めの公園や広場で遊ぶときに使える
- 小鳥や野良猫に近づかずに撮れる
- 今後の子供の発表会や運動会で使える
- 子連れで移動すると荷物が多いため、できるだけ小型・軽量なもの
をイメージしています。
買わずに使うという選択も
-
【レンズ・カメラ レンタル】もう迷わない!おすすめ一眼レンタル会社を比較・違いをまとめました。安くて失敗しにくい借り方は?
続きを見る
僕はカメラ・レンズのレンタルサービスも利用しています。
レンタルのできる会社をざっくり比較してみたところ…
ラインナップ | 期間・金額(税抜き) | |
CAMERA RENT | 多い | 月契約 3,500- 12,500円 |
GooPass | とても多い | 月契約 5,800- 29,800円 |
APEX | 多くはない | 2泊3日 約6,000- 30,000円 |
Rentio | 多い | 3泊4日 約5,000- 40,000円 |
DMM | かなり少ない | 1泊2日 4,000- 5,000円 |
Rentry | 少ない | 2泊3日 約7,000- 25,000円 |
いろんな会社・利用方法があるのですが、
ポイント
- 月額制で期限が無い
- 豊富な機材ラインナップ
- 良心的な金額設定
という会社を選ぶことにしました。
手の届かない高級機材だってレンタルなら使うことできますね。ライカとかLEICAとか。こちらの記事でレンタルサービスについて詳しく書いております。気になる方はどうぞ。
例えば、非日常の超超望遠としてお勧めしているこのレンズを例にとってみましょう。
比較的新しいレンズの取り扱いがあるのもレンタル店選びの重要な条件。
期間 | 費用(税別) | |
CAMERA RENT | 月契約 | 月額17500円 |
GooPass | 月契約 | 月額17800円 |
Rentio | 3泊4日 | 29800円(税込) |
ReRe | 取扱い無 | |
DMM | 取扱い無 | |
Rentry | 取扱い無 |
CAMERA RENTは安くてオススメです。僕も契約してますが、欠点・デメリットとしては機材の在庫が少ないようで、若干早い者勝ち感があるところ。人気のあるものは数ヶ月レンタル中のままだったり。在庫があればラッキー!な感じです。今後の拡充に期待ですね。
新品のソニー製品はどこで買う?
中古は一点モノなので出会ったらそこで買うしかありません。
その点、新品ならどこでも買えますよね。なるべく安く手に入る店舗を選びたいところですが、SONYのレンズ・ボディの新品を買うならソニーストアが断然おすすめです。
というのも、メーカーから直接買うと高いイメージがありますが
ポイント
- 初めての登録なら10%OFFクーポン
- 使い続けていると感謝クーポン
- 株主の方は株主優待権
- 定期的に配信されるお買い物券
が使えます。
意外と最安値付近で買えたりすることもあるので、実はそこまで割高になりません。さらに分割払いや残価クレジットに対応しているので月々の負担をなるべく少なくすることもできます。僕自身、α7 III購入時に残価クレジットを使わせてもらいましたが非常に助かってます。
さらに、ソニーストアを選ぶうえで大事なのがソニーの業界最高の手厚い保証制度です。
それが、水没・破損までカバーする長期保証(ワイド)。
ソニーの機材を買うときにはこの保証に必ず入ります。この長期保証(ワイド)は
ポイント
- 三脚がぶっ倒れて海に水没しても
- レンズ交換で手が滑って砕け散っても
- レンズの中に埃やチリが入っても
無料で修理してくれます。大事に扱っててもレンズ内にゴミが入ることはよくありますからね。
そして極めつけのαあんしんプログラム。ユーザー単位で加入する仕組みなんですが、経由して購入するすべてのレンズにこの長期保証(ワイド)が適応可能という超太っ腹な内容。
つまりソニーストアで買うレンズはすべてこの長期保証(ワイド)の対象となります。
結果として、僕のα7 IIIとα6400は長期保証(ワイド)に、ソニーストアで購入した純正レンズはすべてαあんしんプログラムによる長期保証(ワイド)に守られています。
あ、もしかして延長保証なら近くの量販店でも入れると思っている方いませんか?
ポイント
メーカー保証や量販店の延長保証はユーザーの過失による破損は保証対象外
なんです。フルサイズのレンズはかなり高価なものが多いですから修理代に怯えて使いたくない…SONYの保険なら安心感が全然違いますよ。
SONYのレンズ・ボディの新品を買うならソニーストアが断然おすすめです。
それでは見ていきましょう!
特徴・おすすめポイント
SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS SEL70200GM
特徴
- 発売 2016.9.30
- 絞り羽根 11枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.96m
- 最大撮影倍率 0.25倍
- 質量 1480g
- フィルター径φ77mm
- 最大径 約φ88mm×約200mm
その他特徴
- ナノARコーティング
- ダイレクトドライブSSM・ダブルリニアモーター・インターナルフォーカス・インナーズーム
- 手ぶれ補正OSSスイッチ
- フッ素コーティング
- 防塵・防滴に配慮した設計
- フォーカスレンジリミッター
- フォーカスモードスイッチ
- フォーカスホールドボタン
- ズームロックスイッチ
- x1.4、x2.0テレコンバーター対応
評判・印象
SONY Eマウント(フルサイズ)のF2.8通しの望遠ズーム、通称大三元の一角。
200mmの焦点距離であればゴールといっていいスペックです。防塵防滴や各種ボタンを備え、ARコーティングも装備したまさに「全部入り」Gマスターレンズ。
弱点は1480gの重さと30万という価格。そらいいにきまってます。
特に注目したいのは最短撮影距離0.96m、最大撮影倍率0.25倍というビックリ近接性能と、インナーズームだということ。インナーズームだと焦点距離を変えてもレンズの全長が変わらず、システム全体の重心位置が変化しません。ここまで重いレンズだと相当大きなポイントでしょう。
それでいて解像力もボケ味も文句なし。テレコンをつければさらに焦点距離を伸ばすことができます。このスペックならこの金額でも安いんでしょうね…いや、絶対安くないって。
こんな方におすすめ
- カテゴリー最高性能のレンズを使いたい
- 大きさ・重さは気にならない
- 他のを買っても気になってしまう
SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II SEL70200GM2(21.11.26発売)
特徴
- 発売 2021.11.26
- 絞り羽根 11枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 WIDE 0.4m- TELE 0.82m
- 最大撮影倍率 0.3倍
- 質量 1045g
- フィルター径φ77mm
- 最大径 約φ88mm×約200mm
その他特徴
- ナノARコーティングII
- 4基のXDリニアモーター
- インターナルフォーカス
- インナーズーム
- 手ぶれ補正OSSスイッチ
- フッ素コーティング
- 防塵・防滴に配慮した設計
- フォーカスレンジリミッター
- フォーカスモードスイッチ
- フォーカスホールドボタン
- ズームロックスイッチ
- x1.4、x2.0テレコンバーター対応
正直言って非の打ち所がないレンズとなりました。特徴もすべて挙げられないほどに高性能で便利な特徴が目白押し。
何より旧型とサイズ変わらず最大4倍のAF高速化・400gのスリムアップは凄すぎる。価格はやはり高いですがそれに見合うだけの性能といえるでしょう。
こんな方におすすめ
- カテゴリー最高性能のレンズを使いたい
- でも軽いにこしたことない
- 他のを買っても気になってしまう
SONY FE 70-200mm F4 G OSS SEL70200G
特徴
- 発売 2014.3.20
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離
Wide 1m / Tele 1.5m(AF時)
Wide 1m / Tele 1.35m (MF時) - 最大撮影倍率 0.13倍
- 質量 840g
- フィルター径φ72mm
- 最大径 約φ80mm×約175mm
その他特徴
- ナノARコーティング
- ダブルリニアモーター・インターナルフォーカス・インナーズーム
- 手ぶれ補正OSSスイッチ
- 防塵・防滴に配慮した設計
- フォーカスレンジリミッター
- フォーカスモードスイッチ
- フォーカスホールドボタン
詳細レビュー
-
SONY FE 70-200mm F4 G OSS SEL70200Gをレビュー!ソニーの望遠ズームの作例・評判・特徴など紹介!
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こちらF4通しのズーム、つまり小三元。
F2.8のズームが超弩級の1400g越えだったのに対し、このレンズは840gしかありません。これは荷物の多い僕にとって相当大きなポイント。
そして大好きなインナーズーム。写りに関しても多少逆光に弱いくらいでかなりの高評価。標準ズームの24-70mm F4のレンズはあまり評価が高くないですが、こちらは問題なさそうですね。
弱点といえばあまり寄れないこと。70mmの時には1mまで寄れますが、200mmになると1.5mほどまで最短撮影距離は伸びてしまいます。(ってかGMが寄れすぎ。こいつは悪くない)このあたりをどう思うかでしょう。
でも軽いんよなあ。1000g未満はやっぱり正義。
こんな方におすすめ
- なるべく軽量な望遠レンズがいい
- 室内撮影はしないのでF4でも問題ない
- 1.5mの近接撮影もしない
SONY FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS SEL24240
特徴
- 発売 2015.3.13
- 絞り羽根 7枚(円形絞り)
- 最短撮影距離
Wide 0.5m / Tele 0.8m - 最大撮影倍率 0.27倍
- 質量 780g
- フィルター径 72mm
- 最大径 約φ80.5mm×約118.5mm
その他特徴
- リニアモーターAF・インターナルフォーカス
- 光学式手ぶれ補正OSS
- 防塵・防滴に配慮した設計
珍しい24mmスタートの高倍率ズーム。
広角側の1mmは結構大きいですから、こだわりがある方には大きなポイントでしょう。描写は平均的。中心部は十分な解像度ですが、隅の方はF11くらいまで絞らなければきっちり映りませんから、このレンズに高い描写を望んではいけなさそうです。
レンズも望遠端F6.3は明るくはないので状況を選ぶはず。
ただ、それよりもレンズ交換が不要であることでシャッターチャンスが多くなる!という絶対無二のメリットが活きるかどうかでしょう。ソニーのミラーレスはセンサーにゴミがつきやすいですから、空気が砂や塵が舞うような過酷な状況ではいい相棒になりそうです。
ISO感度が上がるのを許容できるなら、結婚式みたいにアップも撮りたいし場内の雰囲気も撮りたい、というケースも便利かもしれませんね。
こんな方におすすめ
- レンズ交換はなるべくしたくない
- 広角~望遠と状況がコロコロ変わる
- レンズの暗さは許容できる
SONY FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS SEL70300G
特徴
- 発売 2016.4.28
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.9m
- 最大撮影倍率 0.31倍
- 質量 854g
- フィルター径φ72mm
- 最大径 約φ84mm×約143.5mm
その他特徴
- ナノARコーティング
- リニアモーター・インターナルフォーカス
- 手ぶれ補正OSSスイッチ
- 防塵・防滴に配慮した設計
- フォーカスレンジリミッター
- フォーカスモードスイッチ
- フォーカスホールドボタン
- ズームロックスイッチ
装備が充実したGレンズ。直接比較対象にあがりそうなのは70-200 F4あたりでしょうか。
広角側は70mmながら望遠端は300mm。GMは無理だけど少しでも望遠側が欲しい方はこのレンズになりそうです。ただこのレンズはズームすると鏡筒が伸びるタイプですし、開放では望遠にすればするほど若干甘くなる感じなので、キッチリ写したい方はちょっと不満がのこるかも?
それでも300mmの世界が手ごろな価格で手に入ります。え?手ごろじゃない?次のGMレンズみたら安く見えてきますよ(汗
こんな方におすすめ
- 300mmの望遠域が必要
- あまり費用はかけられない
- インナーズームにこだわりはない
SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS SEL100400GM
特徴
- 発売 2017.7.28
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.98m
- 最大撮影倍率 0.35倍
- 質量 1395g
- フィルター径φ77mm
- 最大径 約φ93.9mm×約205mm
その他特徴
- ナノARコーティング
- フッ素コーティング
- ダイレクトドライブSSM・ダブルリニアモーター・インターナルフォーカス
- 手ぶれ補正OSSスイッチ
- 防塵・防滴に配慮した設計
- フォーカスレンジリミッター
- フォーカスモードスイッチ
- フォーカスホールドボタン
- ズーム操作感調整リング
- 脱着式三脚座
- テレコンバーター対応
テレコンバーターをも装着できるので、MAXで800mm、クロップモードを使用すれば夢の1000mm越えとなります。
こんな方におすすめ
- とにかく長い焦点距離が必要
- 大きさ・重さは気にならない
- あ、最短撮影すげぇ
SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G
特徴
- 発売 2019.6.12
- 絞り羽根 11枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 2.4m
- 最大撮影倍率 0.2倍
- 質量 2115g
- フィルター径φ95mm
- 最大径 約φ111.5mm×318mm
その他特徴
- ナノARコーティング
- ダイレクトドライブSSM・インターナルフォーカス・インナーズーム
- リニア・レスポンスMF
- 手ぶれ補正OSSスイッチ
- 補正モードスイッチ
- フッ素コーティング
- 防塵・防滴に配慮した設計
- フォーカスモードスイッチ
- フォーカスレンジリミッター
- フォーカスホールドボタンx3
- x1.4、x2.0テレコンバーター対応
今回の比較で最も長い焦点距離をもつ最高級レンズ。
テレコンバーターをも装着できるので、MAXで1200mm、クロップモードで…1800mmですか。やば。Gレンズとはなってますが装備・描写・操作性、すべてにおいてGMとほぼ同等のレンズ。
が、もちろん値段と重さ・大きさも一級品の高級品。誰が買うんだよこんなの…とか思ってたら結構売れてるみたい。よく考えたら100万超えるレンズもありますしね。こだわりだすとこの価格帯は普通になっちゃうみたいですよ。
普通って何…?とか言いながら我が家に来てたり。
吸い込まれそうなφ95のフィルター径を持つ前玉。本当いいレンズですよ…。あ、ちなみに移動するときは三脚座を持って移動と非常に持ちやすいです。
こんな方におすすめ
- とにかく長い焦点距離が必要
- 大きさ・重さは気にならない
- インナーズームが好き
TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD Model A056
特徴
- 発売 2020.5.14
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.85m (MF時 WIDE / 0.27m TELE / 0.85m)
- 最大撮影倍率 0.21倍 (MF時 WIDE / 0.5倍 TELE / 0.21倍)
- 質量 810g
- フィルター径φ67mm
- 最大径 約φ81mm×149mm
その他特徴
- リニアモーターフォーカス ( VXD )
- BBAR-G2コーティング
- 簡易防滴
- 防汚コート
望遠端を180mmに抑えることで超軽量化したF2.8ズームレンズ。
SONY純正の70-200mm F2.8は1480gもありますが、TAMRON 70-180mm F2.8は810gしかありません。何度か使いましたが、正直1500g弱を振り回すのはすごく大変なので200mmが必須でないならよい選択肢かと。少しトリミングすれば良いだけですし。
RXDよりも高性能なVXDモーターを搭載していますのでAF速度も申し分ありません。最短撮影距離も広角側で寄れるようになっていますのでかなり利便性は高いですよ。
なんかいまいちパッとしないかな?と思いきやユーザーに寄り添った素敵なレンズだったりします。
こんな方におすすめ
- F2.8の望遠ズームがいい
- 重いレンズは嫌
- 200mmはあんまり使わない
TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD Model A071
特徴
- 発売 2020.6.11
- 絞り羽根 7枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 WIDE 0.19m / TELE 0.8m
- 最大撮影倍率 WIDE 0.32倍 / TELE 0.26倍
- 質量 575g
- フィルター径φ67mm
- 最大径 約φ74mm×117mm
その他特徴
- スッテッピングモーターフォーカス (RXD)
- BBARコーティング
- 簡易防滴
- 防汚コート
-
【TAMRON 28-200mm F2.8-5.6 Di III RXD レビュー】めちゃめちゃ便利な高倍率ズーム!一本あれば日常から旅行まで大活躍間違いなし!
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現在のつけっぱなしレンズです。
もちろんレンズ交換できる人はその場面にあったレンズを適切に選ぶべきだとは思いますが、僕の相手は子供たち。遠くで遊んでたかと思ったら突然僕に向かって走ってきたりするわけで、広角側が28mm F2.8、望遠側が200mm F5.6なんて便利すぎて他のレンズ本当に使わないんですよ…。
こんな方におすすめ
- レンズを付け替える暇がない
- とはいえ明るい方がいい
- 24mmはあんまり使わない
TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD Model A047
特徴
- 発売 2020.10.29
- 絞り羽根 7枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 WIDE / 0.8m TELE / 1.5m
- 最大撮影倍率 WIDE / 0.11倍 TELE / 0.20倍
- 質量 545g
- フィルター径φ67mm
- 最大径 約φ77mm×148mm
その他特徴
- ステッピングモーターユニットフォーカス ( RXD )
- BBARコーティング
- 簡易防滴
フルサイズの望遠レンズ高すぎる…。
買う前からわかってはいるものの、いざ金額を目にすると泣けてきます。10万のレンズで安い部類、最高レンズになると50万とか100万なんてザラな世界ですから。
そんなときの救世主がこのレンズ。
色んな性能を控えめにすることで買いやすい価格になっています。今回の比較で最安値。こういうサードパーティー製レンズ選択ができるのがEマウントの良いところ。
写りをどうこう言う前に望遠レンズを持ってないと話にならない状況なんていくらでもあります。「とりあえず望遠なんか買っとくか」ってときに最高ですね。
こんな方におすすめ
- 望遠レンズを持ってない
- 重いレンズは嫌
- 持っててよかった望遠ズーム
TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD Model A067 (22/9/22発売)
特徴
- 発売 2022.9.22
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 WIDE / 0.25m TELE / 1.5m
- 最大撮影倍率 WIDE / 0.5倍 TELE / 0.25倍
- 質量 1155g
- フィルター径φ67mm
- 最大径 約φ88.5mm×183.4mm
その他特徴
- リニアモーターフォーカス (VXD)
- 手ブレ補正(VC)
- ハーフマクロ
- フォーカスリミッター
- BBAR-G2コーティング
- 簡易防滴
- 防汚コート
- ズームロックスイッチ
いやぁ、タムロンさん。また凄いレンズ作っちゃいましたね。
超望遠域必要だけど、日常域も欲しいって意外とあるんですよね。動物園とか動物によって距離感がまるで違うじゃないですか。近くにいるペンギンは撮りたいし、遠くにいる鷲と隼も撮りたい。でもレンズ交換は(なるべくしたくない)。子供たちの運動会とかもそうで、マスゲームの時にはズーム域が広ければ広いほどシャッターチャンスが多くなる状況って結構あります。ただ屋外でレンズ交換は埃もあるし落下のおそれもあるからあまりしたくない。
なら50-400mmくらいあれば大体いけるっしょ!と言わんばかりの脳筋レンズ。重さは意外にも1000gちょっと。2000g超えてると思ったのに…おそるべし。
そして見て。広角端での最短撮影距離が0.25m。これ、センサーからの距離なのでレンズの全長が18cmとしてもほぼレンズの目の前まで寄れるってこと。フルサイズは最短撮影距離が長いのが弱点だったのに一体どうなってんだ。
こんな方におすすめ
- 純正にこだわらない
- いろんな状況に対応したい
- 出先でレンズ交換 = 死
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS Contemporary
特徴
- 発売 2020.7.10
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 WIDE / 1.12m TELE / 1.6m
- 最大撮影倍率 TELE / 0.24倍
- 質量 1140g
- フィルター径φ67mm
- 最大径 約φ86mm×199.2mm
その他特徴
- ステッピングモーター ( HSM )
- スーパーマルチレイヤーコート
- 手振れ補正(4段分)
- AFLボタン
- フォーカスリミッターボタン
- ズームロックスイッチ
- OS切り替えスイッチ
- デュアルアクションズーム
- 簡易防塵防滴
通称ライトバズーカ。
その名の通りフルサイズで100-400mmという超望遠ながら取り回しのよい大きさになっています。SONY純正より200も軽いですから。
その変わりに最短撮影距離がかなり伸びていますので近接撮影は苦手になっています。まぁ1m切るGMレンズが凄まじいだけなんですけどね。
ズームリングを回すか、レンズを直接スライドさせて焦点距離を操作できる「デュアルアクションズーム」を採用しており、直感的な操作が可能なのも面白いですね。
こんな方におすすめ
- 300mm以上の超望遠が必要
- なるべく軽くしたい
- いろんな機能を使いこなしたい
TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD Model A057
特徴
- 発売 2021.6.10
- 絞り羽根 7枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 WIDE / 0.6m TELE / 1.8m)
- 最大撮影倍率 WIDE / 0.32倍 TELE / 0.27倍)
- 質量 1725g
- フィルター径φ82mm
- 最大径 約φ93mm×209.6mm
その他特徴
- リニアモーターフォーカス ( VXD )
- 手振れ補正(VC)
- BBAR-G2コーティング
- 手振れ補正切り替えスイッチ
- フォーカスリミッタースイッチ
- AF/MF切り替えスイッチ
- 三脚座
- 簡易防滴
- 防汚コート
サードパーティー製500mm超望遠ズームレンズがついに登場。
安心超高速のVXDモーターに手振れ補正、最新コーティングに簡易防滴と至れり尽くせりな装備となっています。それなのにこのコスパの良さと軽さ…。フルサイズの超望遠がグッと身近になりますよね。
こんな方におすすめ
- 500mmが必要
- 純正は高すぎる
- なるべく軽いものがいい
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS Sports
特徴
- 発売 2021.8.27
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 WIDE / 0.58m TELE / 2.8m
- 最大撮影倍率 TELE / 0.34倍
- 質量 2100g
- フィルター径φ95mm
- 最大径 約φ109.4mm×265.6mm
その他特徴
- インナーフォーカス
- ステッピングモーター ( HSM )
- 高精度磁気センサー
- スーパーマルチレイヤーコート
- 手振れ補正(4段分)
- AFLボタン
- ズームトルクスイッチ
- フォーカスリミッターボタン
- ズームロックスイッチ
- デュアルアクションズーム
- OS切り替えスイッチ
- アルカスイス対応三脚座
- 撥水防汚コート
- 防塵防滴
ついにミラーレス用のSportsラインの望遠レンズが発売されました。
一眼レフ用の同じ150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sportsから驚きの760g軽量化されています。
100-400と同じくズームリングを回すか、レンズを直接スライドさせて焦点距離を操作できる「デュアルアクションズーム」を採用しており、直感的な操作が可能なのも面白いですね。
こんな方におすすめ
- 600mm超望遠がいる
- なるべくコストは抑えたい
- SIGMA大好き
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS Sports(23.2.17発売)
特徴
- 発売 2023.2.17
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.45m - 2.6m
- 最大撮影倍率 0.41倍
- 質量 2485g
- フィルター径φ105mm
- 最大径 約φ119.4mm×281.2mm
その他特徴
- 新開発AFリニアモーター(HLA)
- 手ぶれ補正 OS2(テレ端6段)
- デュアルアクションズーム
- スーパーマルチレイヤーコート
- AFLボタン
- フォーカスリミッターボタン
- カスタムモードスイッチ
- ズームロックスイッチ
- OS切り替えスイッチ
- アルカスイス対応三脚座
- 撥水防汚コート
- 防塵防滴
CANON EFマウントやNikon Fマウントで使っていた人も多い印象の50-500mmや60-600mm。
ついにSportsラインからフルサイズミラーレス用の超高倍率ズームが発売されました。新リニアモーターHLAを装備し、更なる高速AFの信頼性を確保しています。地味に最大撮影倍率0.41倍とかすごくね?もうほぼマクロレンズよ、これ。
この高性能が2.5kgで済む!と思うかそんなに重いの!?と思うのかは人それぞれですが、高感度耐性が上がった今のフルサイズミラーレスと組み合わせたら本当に一本でなんでもできちゃうなと思いますね。
三脚座を持って筋トレもできるし!←
こんな方におすすめ
- 超超超望遠も標準付近も必要
- レンズ交換することは避けたい
- 筋肉は全てを解決する
まとめ 純正以外も魅力的なレンズが勢ぞろい
野生動物やオリンピックを撮ろうと思ったら必須な望遠レンズ。
サードパーティー製のレンズのラインナップが増えてきたことでSONYのフルサイズが本当に魅力的になっていますね。
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