FUJIFILMは唯一僕がこれまで手を出してこなかったミラーレス一眼です。
その理由はひとつ。展示機で試したAFが物凄く遅かったから。子供を撮影するうえで致命的ともいえるほどにピントが合わないし、追従しない。
異次元の瞳AFをSONYで体感してから長らく興味が湧かなかったのですが…なんと発売前にも関わらずX-T4を予約、発売日に購入しました。
いったいどんな心変わりがあったのか…。
と、いうわけで
ポイント
- 僕がX-T4を予約購入した理由
- X-T4の使える機能・性能
- 実際に使ってみたX-T4の弱点
をご紹介したいと思います。
レンズは大好きな便利ズームXF 18-135mm F3.5-5.6を同時に購入。
まだ使い始めて数日ですのでどんどん追記していきますね。
2020.5.31追記
とにかくエモい。
フジの色作り、ここに極まれり。クラシックネガ劇場、開幕。

クラシックネガ撮って出し。

関連
FUJIFILM Xマウントの「もう迷わない!」はこちらから
撮影の後のひと手間、現像作業。
僕はLuminarを使用しています。今までAdobeのLightroomでしたが、Luminarは便利で素敵な機能が満載なうえ月額料金がかからない買い切りタイプ。(Adobeは毎月課金です)
- いい写真にしてみたい。
- でも時間はかけられない。
- 失敗写真をなんとか救いたい。
そんな写真があるならいろいろな機能や現像方法を紹介していますので、ぜひ読んでみてください。今ならLuminar NEOの限定特別販売もやってますよ。
続きを見る
Luminar AIの全て!使い方&レビュー【 割引クーポン・プロモーションコード有】購入方法から現像のやり方をご紹介。Luninar4よりも出来ることが増えて初心者にもオススメの現像ソフトになりました。
FUJIFILM X-T4を買った理由
X-T4の進化ポイント
まず最初にFUJIの公式動画を。
お気づきでしょうか?なんとプロモーション動画なのにスペックについてほぼ触れられていません。さーっと右下に出てくるだけ。他社風にすると
ポイント
- 高性能の顔認識・瞳AF
- 最高連写速度15コマ/秒
- 最大6.5段分の手振れ補正
そんな文言を書きたくなるんですが…FUJIFILM X-T4の画を見てくれよ!どうよ?すげーよくない??
そんなふうに感じますね。スペックなんかいいに決まってんだからとにかく出てくる画を見てくださいよ、と。とはいえ、画質がいいだけに実践的なスペックも気になります。
驚くほど性能の上がった瞳AF
始めにお伝えした通り、AF性能に不満があってこれまでFUJIFILMには手を出してきませんでした。
自由に、縦横無尽に走りまくる子供達を撮るには一番向いていないメーカーだと思ってましたから。事実X-T2をちょっと使ったことあるんですが、1-2分使っただけであ、無理。って感じましたからね。
さて、前置きが長くなりました。X-T4のAF性能ですが抜群に進化しています。
まずAFが最速0.02秒まで速くなりました。最速ってのが若干ひっかかりますがレンズとの相性とかもありますからまぁ気にしないでおきましょう。この辺は後述しております。
ま、カメラ全体としてみるとAF性能に関しては上には上がいますけどね。
現状最強の耐高感度性能
うん、室内で高倍率ズームの割には良く写ってるなぁ。
F5.6くらいのはずだけど…これ設定どうなってん…えっ!!?
ISO3200っ!!!!
これまで使ってきたAPS-C機の中で最強です。文句無し。多少劣化は感じますが、ISO2000を超える感度でここまで写るAPS-Cのカメラはそう多くはないはず。
大体のAPS-CはISO1600程度が限界です。正直大画面では見てらんないレベル。
フルサイズのα7 IIIやEOS RPにだって高感度耐性はそんなに負けてない気がします。フジはISO感度上がっても結構写るとは聞いていましたがまさかここまでとは。
正直このISO感度の性能だけでも買い!くらいには感動しました。
使い勝手の良い設定
このカメラにはシャッターが3種類あります。これ、どれもメリットとデメリットがあります。
メリット | デメリット | |
メカシャッター | 安定している | 超高速では使用できない |
電子先幕シャッター | ラグが減る・ブレの低減 | 高速域以上でボケが欠ける |
電子シャッター | 超高速が使える・無音 | コンニャク現象・バルブ撮影、ストロボ同期制限有・フリッカー露出ムラ |
ざっくり書くとこんな感じ。コンニャク現象(ローリング歪み)とは電子シャッター使用時のセンサーの読み出し速度の差で画像が歪んでしまう現象。
ゴルフクラブがありえない曲がり方してます。
RX100IV(DSC-RX100M4)やSONY α9にはアンチディストーションシャッター、OM-D E-M1 Mark IIIなどはかなり影響が少なくなるようにセッティングしてありますね。
さて、万能なシャッターはありませんが、このX-T4こんな設定ができます。
つまり、シャッターの得意な速度域をいいとこ取り!という非常に理にかなった設定。
ポイント
- 低速域ではブレ・ラグの少ない電子先幕シャッター(EF)
- 中速〜高速域では安定したメカシャッター(MS)
- 超高速域では電子シャッター(ES)
ちゃんと調べきれてませんが、おそらくこんな設定できるのX-T4だけなんじゃないかな。僕は感動しましたよ、この設定。
ちなみに、シャッタースピードがオートで変わるAモード(絞り優先)だけの機能ですのでご注意を。
動画と静止画、両方へのこだわり
今回最も気に入っているのがこの機能。
右手人差し指で簡単に撮影モード、つまりSTILL(静止画)⇄MOVIE(動画)の切替ができます。
動画を撮りだすと、写真と撮り方が全然違うんだなとびっくりします。例えばシャッタースピード。静止画中心で子供を撮影するならISO感度低速限界をSS1/250に設定。
ですが動画ではSS1/30〜1/120くらいで撮影します。フレームレートの2倍のSSで撮影するのが定番。
α6400のように別で録画ボタンがあるのも便利でいいですが、XT-4のように上部の物理ダイヤルでパパッと設定を変えるのも楽しいうえに慣れるとかなり速くできます。
そう、フィルムカメラのカチャカチャ感大好き(笑)
実用的な話をすると、物理的に確認できるので電源をいれなくても上から見れば設定が確認できるのも良いですね。
こういった操作性を踏襲しているのもフジの魅力です。
2020.7.12追記
「動画専用操作モード」という設定ができるのですが、これをONにすると動画モードにした瞬間にあらかじめ設定しておいた値になります。つまり24fpsでSS1/50に設定できるので即録画可能。便利すぎかよ…ってかSS1/48あるの気が利きすぎ。もうFUJIが好きすぎてつらい。

動画撮影時の構成

現在の動画撮影中の状態です。

見ての通り重いですがF1.8の明るさでズームできるのは超便利。室内であれば敵無しと言えるほど抜群な描写。
写真なら問題ないのですが、AF時にかなりカタカタと駆動音がするので環境音まで拾いたいなら動画としてはちょっと微妙。
MFでピント合わせ、後でBGMを当てる、ピンマイク(ラベリアマイク)での使用、音声別撮りなど考えているなら高性能な動画用レンズといえます。ブリージング(ピント移動時の画角の変化)も少ないですよ。

絞りリングのある使い勝手の良いマウントアダプター。とはいえクリック音を消せないので動画撮影中に絞りを変更するのはあまりオススメしません。社外アクセサリーですが今のところ不満は感じてない優秀なやつ。
クラシックネガ劇場
遊具によしよしするおみし。天使か。
家に着いたときに撮っただけ。
あえてピント外しました。頭の中の思い出ってこんな感じよね。

物憂げな4歳児。

祖父母の家の夏休み…的な。
何かに必死な母と子。
仲良く遊んでね。
まとめ エモい。

ふーどふぁいたー。
ピントが外れててもブレブレでもなんか楽しくなるクラシックネガ。僕が小さいころの写真って結構こんな写真ばっかりです。
そんな写真でもいいじゃない。写真ってそんなもんでしょ?
なんでもかんでもクラシックネガで撮ればいいってわけでもありませんが、このクラシックネガを現在使えるのはコンデジのX100V、レンズ交換式ではX-PRO3、そしてX-T4だけです。
結構な暴れん坊ですが大好き。ぜひ使ってみて欲しいですね。


おすすめのアクセサリ
カメラと一緒に買っておいてた方がいいものを紹介しておきますね。
- データ保存用のSDカード(4K動画対応)
- 傷や汚れから液晶を守る保護シート
- ボディの傷防止のケース
- 持ってて安心な予備バッテリー+充電器
- レンズを傷や汚れから守るプロテクター
- 使いこなし本・マニュアル
いろんなメーカーから色々出てますが、僕のオススメはこんな感じです。
SDカード


X-T4は4K動画が撮れるのですがSDカードの選び方を間違えるとと撮れません。
もちろんこのSDカードは大丈夫。今まで64Gをメインで使用していましたが、X-T4はデュアルスロットルなので動画用に128Gを追加購入しました。
2020.6.7追記
大好きなフィルムシミュレーション。JPEGにしか適応されませんが、実はRAWで保存しておけば撮影後に好きなものを選べます。
ベルビアがいいかな、いやクラッシクネガいいな、おっ、エテルナブリーチバイパスがいい味でてる!
みたいなのはRAWでしかできません(厳密にはカメラの撮って出しと色は異なりますが)。なのでこのカメラに関してはRAW+JPEGが良さそうですよ。ぜひ容量の大きなSDカード用意してくださいね。
バッテリー・充電器

カメラはバッテリーが空っぽの状態で発送されます。
なので家に到着したらまず充電しなければいけません。新品のカメラが届いたのに数時間使えない…という僕みたいに悲しい目にあいます。
予備バッテリーはどうせ必要なので充電してボディを待ちましょう。
液晶保護フィルム・シート

液晶の傷は売るときに査定に響きます。最大20%ほど減額されることもあるようです…。
首からかけてる時のファスナー、ボタンやベルトなど気を抜くと傷の原因になります。こだわりがなければ保護シートを装着しておいたほうがいいかと。
新品の一番綺麗な状態のときに装着してあげてくださいね。
レンズプロテクター
高倍率ズームレンズ用

僕はキャップは家においてプロテクターだけつけて外出します。つまり必需品。
キャップ外してポケットに入れるような時間でシャッターチャンスを逃したくないですからね。
比較してわかったX-T4の弱点・欠点
基本的にはかなり満足していますが、使ってみてちょっと残念な点もあります。
完全無欠のカメラなど存在しませんが、他のメーカーのボディとか使ってみると意外に気になったりするんですよね。
これもどんどん追記していきます。
連続30分上限の動画撮影時間
※FUJIFILM X-T4 公式ページ 主な仕様より引用※

ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!
X-T4は動画30分の制限…実はα6400は30分の動画撮影時間制限がありません。結構つらいポイントですね。
僕みたいな趣味でかるーく撮影する人間はいいですが、ブライダルや撮影会など仕事で参加する場合、結構長めのyoutubeとか撮りたい方は致命的かもしれません。
最強とは言えないAF性能
この写真、ボケてますよね。
ボケてますよね…泣
地面の感じからすると後ろピンです。
SONYやOLYMPUSなら少なくともどちらかの顔にはピントは合います。二人の顔にバッチリ合うかどうかはF値で被写界深度をきっちり合わせられるかどうかの話。
後のライバル機との比較で書いてますがAF最高峰とは言えません。
ま、適当にカメラ向けてバッチリ顔にピントが合いまくるSONYとOLYMPUSが変態すぎるとも言えますが。(褒めてますよ)
ついでに言うとレンズラインナップも少々不満です。
OLYMPUSの爆速PROレンズとか見てるとAFに不安のあるレンズが多すぎる。おそらく描写力に力を入れているんでしょうが…。
発表・発売が5年以上前とかザラですもんね。
例えば35mm F1.4など全群繰り出し式のピント合わせレンズ。さすがにボディ性能に追いついていけないです。写りはレジェンドクラスなのに…惜しい。
F2のレンズ達は高速AFが望めるようですが人物撮影ならF1.4・F1.2を使いたいってのが本音でしょう…つらい。
今後レンズの性能を検証予定。
レンズひとこと所感(現在5本・随時更新)
フジノンレンズ XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR

レンズ側の速度は大丈夫な気がする。けど合わない時はマジで合わないのでボディのAF性能の限界か。でも便利だから手放せない高倍率ズーム。罪やで。
フジノンレンズ XF56mmF1.2 R

遅すぎる。動く子供たちに全くついていけない。位相差AFが対応していないAPDタイプはさらに遅い予感。でもめっちゃ写りは好み。マジで好き。でもAFが使えないほど遅い。つらい。
2020.6.7追記
最近ようやく外で使えるようになり、公園などで使用しています。AFが遅い遅いと思っていましたが、屋外で光量が十分だと意外になんとかなります。ただ、近づくとやはり追いきれない部分もあるので注意が必要かと。
僕が慣れてきたりなどあるかもしれませんが…つまり、これはいいレンズだっ!
フジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR
さすが大三元。SONY / OLYMPUS級には遥かに及ばないまでも実用的なAF速度かと。理不尽な動きをする子供や動きのかなり速いスポーツなど厳しいけど、意思疎通できるモデルさんとかなら大丈夫なはず。ってかこれで満足できないならフジは辞めといた方がいい…。
フジノンレンズ XF23mmF2 R WR

防塵・防滴とハイスピードAFの23mm。確かに魅力的でAFも最速なんだけど、レンズがかっこ悪いので気分が乗らない。(使ってる人ごめんなさい)
フードつけたらカッコ良くなるかな…?
なりませんでした。
フジノンレンズ XF23mmF1.4 R
う…美しい…。防塵防滴でもないし、AFは準高速といった感じ。でもいいの。レンズがカッコ良くてF1.4だから。
しれっとMFマクロモード(0.28mまで寄れる)があるとはいえ、AF時の最短が長い(0.6m)のが惜しい。たまにピントが合わずに後ろに下がることがあるのはご愛敬。
個人的には35mmの画角が最も汎用性が高い上に使いやすく、X-T4に装着すべきベストレンズとなりました。
まとめ 単焦点楽しい
XF23mmF1.4 Rはフードあってもなくてもカッコ良い。ちょっと野暮ったい気もするけどこれはこれで好き。
大三元なぞプロが使ってりゃいい。あたしゃFUJIを楽しみたい。ってなスタンスなので
- 23mm F1.4
- 56mm F1.2 R
- 18-135mm(非常用)
の3本でX-T4のレンズ探しの旅は終わっていいんじゃなかろうか。単焦点は標準1本にするか、広角+中望遠の2本にするかはお好みで。ペンタ時代(5年前)から僕はこの組み合わせが好きなのです。


参考
これまではボディ側の性能が足りてなかったのでレンズ側に求めるAF性能はほどほどで良かったのかもしれませんが、X-T4は中上位クラスのAF性能。
今後のレンズのバージョンアップに期待したい…。
公式ページにレンズの駆動モーターと特徴について紹介されています。高速と言われているF2レンズは遅い部類のステッピングモーター。よくわからん。実際に検証するしかないな、こりゃ。
シャッターの遊びの多さ
半押しになるまでの距離がやたら長い。シャッターきれるまで10動かすとしたら、1~8まで遊び、9で半押し、10でレリーズ。
グーっと押さないと半押しにならない。
気を抜いてピント合わせをしようとすると出来てなかったりする…まぁ慣れなんでしょうけど、こんなに深い理由がよくわからん。
フジってこんなもん?
ライバル機との比較まとめ
SONY α7 III / α6400 / α6600と比較
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子供用撮影カメラとしてどちらが優れているか。
ぶっちゃけるとAF性能に関してはSONYの方がまだまだ上ですね。パッとカメラを向けた時の認識速度、AFの追従具合など最新のX-T4ですら全く歯が立ちません。
特にリアルタイムトラッキングが便利すぎるのでSONYのα7 III以降のフルサイズやAPS-Cのα6600 / α6400から移行すると結構不満かも。
でもま、X-T4高いし。最新・高性能なレンズが多く発表されているSONY Eマウントのレンズラインナップでα7 IIIには全く歯が立たず、コスパで考えるとα6400の圧勝。
さらに新型のα6600 / α6100もα6400と比較しましたが、α6400の高性能+コスパの良さを改めて実感。
- 高価なα6600を買うよりα6400に単焦点レンズを追加したほうがいい。
- 安価なα6100はα6400から省かれた機能が多いのでお勧めできない。
という結論。新型が発売されてもα6400の魅力は全く色褪せません。
CANON EOS M6 Mark IIと比較
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ファインダーが好きなのでファインダーの無いCANON EOS M6 Mark IIは僕の好みではありませんでした。
ふと気を抜いてファインダー覗こうとしたときに凹む。
でもスペック的にはとても優秀で3000万画素超えてるのは普通にすごい、というか羨ましい時もあります。
CANON EOS 90Dと比較
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【CANON EOS 90D レビュー】最新一眼レフが僕に向いてなかった理由。
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レフ機は大きさ・重さだけでなく、ファインダーとライブビュー時の違いなども含めてあまり好みではありませんでした。
慣れの問題だと思いますが、一眼レフの光学ファインダーが特に見やすいと僕は感じてませんので多分一眼レフ使う事はもうない、という結論に至りました。
これも3000万画素を超えたAPS-Cだったりします。
Nikon Z50と比較
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【Nikon Z50 レビュー】SONYを愛用する僕も感じるカメラとしての心地よさ。APS-Cミラーレス入門機の決定版か。
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ニコンからとても質感の良いカメラが出たなー!という感じです。
正直価格帯がかなり違う(2倍くらい違う)ので比較するのもどうかなーと思いますがZ50のコスパの良さ、すごく感じますね。
ISO感度はX-T4、AF性能に関してはZ50がいい感じがします。ただ、レンズのラインナップの少なさは如何ともしがたく、Z50の真価がわかるのはまだ先なんじゃないかと。
手軽な単焦点はよ。
特に個人的にはダブルズームレンズは好きではなく、高倍率ズームがないとやってられません。予想の斜め上の動きをする子供達相手にレンズ交換する余裕など無いのです。
OLYMPUS E-M5 Mark IIIと比較
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【OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III レビュー】SONY愛用中の僕には不満が残るAF精度。子供を撮るには力不足かも。
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僕の昔の相棒OM-D E-M5シリーズ。当然期待して最新機種を待っていましたが、残念ながらあまりお勧めできません。
AF性能はX-T4よりも遥か格下。瞳AF + 追従連写を多用するような使い方は無理です。ほとんどピントが合わない失敗写真を量産することとなりました。ストレスしかたまらん。
結果として、OLYMPUSはフラッグシップ機でなければ子供撮影に向かない結果となったのですが、さすがに価格帯が変わってしまうので比較してもなぁ…。
昔はこの性能で十分満足できたはずなんですがね。
OLYMPUS E-M1 Mark II / Mark IIIと比較
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【OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III レビュー】E-M1 Mark IIと比較。違いも分かりづらく、どっちも使いやすそうに見えるけど…?
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と、いうわけでOLYMPUSのフラッグシップE-M1も比較してます。
AF性能に関してはX-T4とOM-D E-M1 Mark IIIではOM-Dの方が上。PROレンズ装着しているのでレンズの性能差が大きいかもしれませんが。
どちらにしてもさすがフラッグシップといったレベルの高いカメラです。AF性能目当てだと正直旧型のE-M1 Mark IIも下位機種E-M5 Mark IIIも使う気にならないくらいの差があります。
ISO感度はX-T4ですね。フルサイズ以外で高感度性能でX-T4に勝てる機種いないんじゃないか?
かなりの差があるレンズラインナップはマイクロフォーサーズが圧倒的に有利。爆速AFのPROレンズと味のあるLEICAレンズの幅広いラインナップが非常に心強い。
フジは設計古めのレンズが多いので太刀打ちできんぜよ。
ただし、機能満載・高価格帯のE-M1 Mark III。高機能すぎて使いこなせず持て余す可能性も大なので、レビューを読んでいただけると自分に向いてるのかどうかわかるかもしれません。
CANON EOS RPと比較
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EOS RPはフルサイズ、X-T4はAPS-Cです。
それなのに高感度耐性は同程度。すごいぞX-T4!
X-T4は15コマ/秒、RPは連写は5コマ/秒なのでまったく相手になりませんが、AF性能に関してはRPの方が若干優秀かなぁ。いやレンズの性能かなぁ。
なんにせよRPでAF不満に思ったことあんま無いんだよなぁ。ちなみに、僕の妻のように
ポイント
- 凝った機能は使わない
- 単焦点メイン
- 連写もしない
そんな細かいこと考えずに単焦点メインでスナップ・ポートレートだけ、とかならEOS RPすごくいいですよ。妻の愛機ですから。
まとめ 良いカメラだけど同価格帯のライバルが強い
やっぱりねー、20万超えるくらいの値段って非常にムズカシイ。
SONY α7 IIIやOLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIIというトンデモAFの化物達と同じ価格帯だし、少しランクを下げてSONY α6400 / α6600やNikon Z50、CANON EOS RPあたりなら本体と単焦点まで予算内。
両手を上げてオススメとはいえないかなぁ。やっぱりAFがなぁ…。
それでもX-T4…という方はやはりフジの色・描写に心を奪われた人ですね。
クラシックネガや新機能のエテルナブリーチバイパス。とにかく目を引き、心に残るエモい写真にしやすいFUJI FILMの色造り。
そしてそこに手振れ補正やAF性能、バリアングルモニターの採用、120fpsを始めとした動画撮影の大幅強化など、前機種X-T3から比べて進化した確かな恩恵は十分にあるといえます。
動体へのAF以外は最強。そんな富士フィルム。玄人向けと言ってもいいかも。フジのAF性能に泣かされてきた人は最新機種を追い続けていくのが幸せへの近道だな、こりゃ。
風景やスナップメインなら超満足できるはずですし、AF諦めてオールドレンズとか手を出すのもありかも。ボディ内手振れ補正は優秀だしきっと楽しめるはず。
なんにせよ、てきとーに構えてテキトーに連写…なんてできるカメラではございません。そんな都合の良いカメラではないです。
きちんと被写体と向き合って気持ちを込めてシャッターをきる。そんな当たり前のことを思い出させてくれるカメラ。
カメラの性能に頼りきった撮影ばかりの僕に最も必要なものかもしれません。
2020.5.31追記
いやでもAFが…(以下無限ループ
というループを終わらせるほどの力を持つフィルムシミュレーション…ってかクラシックネガはすべてを捨ててでも使いたくなる魔力がある。
SONYの匠の道具的な立ち位置とは真逆の位置にいるような趣味の究極FUJIFILM。高性能ミラーレスに撮らされてるような感覚を最近感じてたので楽しくてしょうがないです。

はじめまして
いつも楽しく拝見しております。
現在、カメラ購入で真剣に悩んでおります。
検討しているのはα7ⅢかX-T4です。
ちなみに現在使用しているのは、X-T2になります。
日頃、よく撮る被写体は、
テープルフォト(外食したときの料理が結構多いです。)
子どもの成長記録。幼稚園児ですが、体育館内での運動会、発表会などもこれから発生してきます。
高感度撮影、AF、レンズラインナップでα7Ⅲがいいなーと
思っています。
α7Ⅲを購入した場合、以下レンズを検討中です。
・タムロン28-75mm F/2.8 Di III RXD
・タムロン70-180mm F/2.8 Di III VXD
または、
・タムロン28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD
・ソニーFE 35mm F1.8 SEL35F18F
しかし、現在使用中のX-T2の撮影した雰囲気というか、写真の出方が好きで、X-T4なら新しいフイルムシュミレーションが追加されていて、その他機能も進化しているようなので、とても気になっています。
FUJIFILMのレンズは以下を持っています。
・フジノンレンズ XF35mmF1.4 R
・フジノンレンズ XF23mmF2 R WR
もし、X-T4を購入した場合は、運動会での撮影などを考えて、下記のどちらかを購入予定です。
・フジノンレンズ XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS
・フジノンレンズ XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
今後は特に娘の成長記録を最高の状態で残していきたいと思っております。どちらの機種がいいと思われますでしょうか。
たくたくさん、コメントありがとうございます。
娘さんの撮影がメインでX-T2を現在使っていて、今後ボディを買うならどれがいいか、というご質問ですね。
X-T4でそこそこの期間撮影してきましたが、「いざという時信頼しにくい」という印象です。ボディのAF性能は格段に上がっていますがSONY・OLYMPUSには及びませんし、何よりレンズの方が高速AFに対応していないレンズが多すぎるという弱点があります。特にF1.4系はAF性能を引き換えに描写を良くしているような印象さえ受け、撮影に集中できる環境でギリギリ、遊びながら撮影はかなり歩留まりが悪くなります。ボケを大きくしたいのに大口径単焦点が使いづらい…というフジのシステムは僕のメイン機にはなり得ませんでした。今後のレンズの新製品が動画やAF速度をかなり意識してくれるのを期待しています。
色よりきちんと記録・画像として残すのが僕の目的ですので、現時点では僕はSONYをお勧めしたいですね。体育館内の運動会は「低照度・望遠・動体」の3つが揃っているのでそういう意味でもフルサイズを選ぶ方向で正しいと思います。詳しくは「フルサイズにマウント移行すると後悔する?」という記事で書いているのでよかったら。
α7IIIは流石に売れているだけあってほぼ不満点はありませんが、α6400などに搭載されている高性能AFリアルタイムトラッキングが装備されていません。時間と資金に余裕があるならα7Cとかも比較検討してもいいかも。
以上になります。
フジフィルムの色はどこか惹きつける魅力がありますよね。
他社に移行してもサブ機を買ったり、出戻ったりしているケースをよく見るので強い気持ちで移行されるのをお勧めいたします(苦笑)
他にもご質問ありましたらお気軽にご返信ください。
とても丁寧なアドバイス、ありがとうございました!
アドバイス頂いた通りで、撮影後に出てくる絵は大切ですが、撮りたいと思った瞬間に必ずしっかりと記録してくれる方が大事だとやはり思いました。
そういった点ではFUJIFILMは、不安な気持ちが少なからずあるのは確かなので、SONYの安定感は羨ましく思っていました。
あと、α7c、実はかなり気になっていました。YouTubeとか色んな方のコメントを参考にはしていましたが、ゆきおみさんのα6000系の評価がかなり高かったので、スペック的にほぼ同等で、フルサイズになるので、選択肢として今は最有力候補になりそうです。
しかし、カメラに詳しくない私には色んな情報を見過ぎでまた不安になるところも。下記の点はゆきおみさんとして、どう思われますでしょうか?
・シャッタースピード メカ1/4000-30秒
・電子先幕シャッターオフ機能なし
・フラッシュ同調 1/160秒
全く仕事とかでカメラを使うわけでもなく、プライベートで使用するだけなので、そんなに気にすることでもないのあかなーなんて、素人の私にはなんとなくそう思えてくるのですが、実際にはどうだと思われますか?
たくたくさん、ご返信ありがとうございます。
α7Cについて、結構いろいろ言われてますよね。個人的には
・軍艦部のないフラットトップ
・20万前後のフルサイズ
・リアルタイムトラッキングAF搭載
という魅力は唯一無二ですので、多少のことは許容できるかなぁと。
シャッタースピードついてですが、僕も若干残念に感じる部分ではあります。
ちなみに今現在X-T2で1/8000を超えるシャッタースピードで撮影した写真はどれくらいあるでしょうか?炎天下の屋外のF1.4レンズ使用時くらいです、多分。あまりにその頻度が多いなら少し考えた方がいいですがそうでもないならそこまで不便に感じないかもしれません。僕はα6400で条件が揃いそうなときはNDフィルターを持っていくようにしてますよ。
電子先幕シャッターについてON/OFFがなくなりましたが、僕は実は肯定的です。X-T4ではシャッタースピードに応じてシャッターをオートで切り替える機能があったのですが、それのように例えば1/1000くらいまでは電子先幕シャッター、それ以降はメカシャッターのようにカメラ側で勝手に制御してくれた方が僕は都合がいいんですよね。あくまで理想なのでα7Cがそういった制御なのかどうかは実際発売しないとわからないですが。
フラッシュ同調はまぁ褒められた性能ではないですね。とはいえ僕はハイスピードシンクロ対応するストロボを持ってないのであまり関係ないです(苦笑)普通にストロボ使うときは1/125くらいなので、そういった上級表現を使いたいならα7Cは向かないかもしれません。
以上になります。
α7IVを待つ…という人も多いようですが僕はα7C期待してます。ご参考になりますと幸いです。
ゆきおみさん、ご返信ありがとうございました!
確かにX-T2で、シャッタースピード1/4000以上を確認してみると、数百枚ある中で10枚あるかないかでした。こうやってちゃんと確認してみると、意外と気にしていたことが、そんなでもないんだと分かってほっとしています。
しかもゆきおみさんは、そういう条件のときはNDフィルターを持って行っているんだなーと分かり、真似してみようと思いました。
色々とアドバイスを頂いて、最終的にα7cを購入することにしました!
後は、レンズを下の中からどれか2本購入予定です。
・キットレンズのFE 28-60mm F4-5.6
・タムロン28-75mm F/2.8 Di III RXD
・タムロン70-180mm F/2.8 Di III VXD
・タムロン28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD
・ソニーFE 20mm F1.8 G SEL20F18G
・タムロン20mm F/2.8 Di III OSD M1:2
ソニーはレンズラインナップが多くて素晴らしいのですが、逆に悩んでしまいます(笑)
たくたくさん、ご返信ありがとうございます。
返信が遅くなってしまい申し訳ありません。送信が失敗していたのにきづきませんでした…泣
NDフィルターは一枚大きいのを持っておくとステップアップリングでいろんなレンズで使うことができるので便利ですよ。特に動画とか撮りだすと「F値・SS・ISO感度」に加えて第4の露出調整として大変重宝します。僕も数枚持っている可変NDはリングの回転角で減光ができるのですごく使いやすいです。レンズについては好みによるので、是非自分の好きな画角と利便性をいろいろ考えてみてください。今後もどんどん増えるっていうのでなかなか悩みは尽きませんね(笑
以上になります。α7C楽しみですね!
はじめまして。
いつも色んな記事拝見させていただいております。
ご相談があるのですが…
FUJI X-S10をX-T4の小型版と考えた場合、
Lumix G9 Proとどちらが「パパカメラ」にオススメだと思いますか?
AF性能は、G9の方が遥かに上だと思っていたのですが、
FUJI第4世代でも十分なのかも…と思っております。
組み合わせるレンズは携行性を考えて、
・FUJIなら 単焦点XC35F2、標準ズームXF18-55
・Lumixなら ライカ単焦点25F1.4、ライカ標準ズーム12-60 の予定です。
ちなみに、子どもは来年第一子が誕生予定です。
その他撮るのは、テーブルフォト(料理)、お出かけ&旅行時の風景など。
※撮る頻度、枚数はおそらくカメラをお持ちの方の中では少ない方になると思います。
不躾なご相談ではございますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
パパ0年生さん、コメントありがとうございます。
FUJIとPanasonic、どちらが0歳児撮影によいか、というご相談ですね。
APS-C最高峰のX-S10 / X-T4、マイクロフォーサーズ最高峰のG9 PRO。結論から申し上げますと、性能・描写的にはどちらでも大丈夫です。どちらにしても0歳児の動きは激しくないので感度、AF性能はそこまで高いものを要求されません。予定されているような明るい単焦点レンズを装着していればかなり満足できると思いますよ。
ただし注意点があります。
まずパナ。PanasonicのAF、DFDは近接では若干使いづらいんです。AF-Cでピント合わせをすると前後に暴れる状況を「フルサイズミラーレス一眼LUMIX S1 / S1Rは予約しません」という記事で動画を紹介しておりますのでよかったら。0歳児ならAF-Sで不満なく撮れると思いますが、1~2年後子供がそこそこの速度で動き出す頃にはかなりの確率で不満がでます。幼稚園に上がるまでは近接撮影ばっかりなので結構致命的かと。
そして富士。正直FUJIもAF性能でいうと似たようなとこです。子供たち(幼稚園~小学生)とボールプールで遊びながら撮影に臨んだことがありましたが散々たる結果でした。X-T4ですら不規則に自由に暴れまくる子供たちを追っかけるのは難しいうえに、FUJIはレンズの描写性能が高い単焦点のAF性能が低い傾向にあります。レジェンドといえる35㎜や56㎜はその最たる例でボディが頑張ってもレンズが頑張ってくれませんし、ジーコジーコ音もするので動画にもあまり向いてません。別で動画用レンズを厳選するべきでしょう。
結果として「富士もパナも2歳くらいまでは不満なく撮影できますけど、それ以降は不満が出るかも」という印象です。G9 PROもX-T4もどちらも使ってましたので参考になれば幸いです。
以上になります。
2歳ごろで不満がでるくらいなら「0歳児のうちはもっと小型・軽量のカメラを使う」という選択肢もあります。0~1歳児の荷物の量はすさまじく、カメラが軽くないと心が折れちゃいますので…。この2機種に絞った経緯なども含めご意見いただければ幸いです。
ゆきおみさん、こんばんは。
早々に、かつ大変ご丁寧にお返事いただき、ありがとうございます!
記事を見た感じ、フジ推しの回答が来ると思っており、
予想外の答えに驚いております…。そして迷いが…。
実は、すでに2台とも所持しておりまして…
コンデジLX9を2年近く愛用しており、
同じLUMIX、ライカレンズが使える、そして上位機なのに手頃
等が決め手となり、G9を購入しました。
(LX100M2も検討しましたが、LX9と大差ないような気がして…)
(α6400、Z50、X-S10、G8、G99も検討しておりました)
G9買ったのはいいものの、
お出かけして料理撮るために持ち出すのはちょっと…(小さい方がいい)
フジはAFが遅いと思っていたけど、S10なら大丈夫そう…
ということでS10も勢いで購入。
S10に変えるつもりでしたが、ここに来てG9を手放せずにいる。
というのが現状です。
一旦両方キープするのも手ですが、できれば1台手放して費用も回収したい、
というなんとも情けない、勝手な話です。
しかし、最後の「小型・軽量のカメラを」という観点で見れば、
S10を残すほうがやはり良いのかなと感じました。
パパ0年生さん、ご返信ありがとうございます。
なんと!すでにどちらの機種もお持ちなんですね!
色々パパ0年生さんのの中で整理していく必要がありそうですね。よかったら下記お答えくださいませ。
・フジを購入した理由。また、他メーカーを選ばなかった理由
・G9でいいなぁ、と思っている部分
・S10でいいなぁ、と思っている部分
・G9の不満
・S10の不満
あたりでしょうか。一緒にモヤモヤを終わらせましょう!
ゆきおみさん、こんばんは。
早々にお返事いただいたのに、こちらが遅くなり申し訳ありません。
>一緒にモヤモヤを終わらせましょう!
ありがとうございます!
下にすごいワガママを並べました。
呆れられるかもしれませんが、お時間に余裕がある時にご覧いただけると幸いです。
◆他メーカーを選ばなかった理由
ソニー α6400…買うならツァイスレンズと思いつつ、使いたい焦点距離のレンズがなかった
ニコンZ50…サイズ感は気に入ったが、レンズがない。
◆フジを購入した理由/S10でいいなぁ、と思っている部分
嫁がX-T20を使っており、レンズの共有ができる。
人を撮るなら人肌がキレイなフジが良い、というイメージ。
S10については、小型・軽量・持ちやすい・手ブレ補正あり。
◆S10の不満
撮った写真を見て、好きな色味でないと感じることが多い。
撮って出しで好みの色が出る=RAW現像しなくていい、という期待が大きすぎた。
(あとカスタマイズできる範囲が限られている点も…)
◆G9でいいなぁ、と思っている部分
Lumixに使い慣れていることもあるが、それ以上に使いやすい。
使わない機能も多いが、色々カスタマイズできる。
(撮って出しに期待していないので、期待外れがない。RAW現像前提)
+コンデジLX9を2年近く使ってきて、Lumixに対する思い入れがある。
◆G9の不満
重い。大きい。
家でいじっている時は気にならないが、持ち出すとなると面倒と感じることが…。
あと、飲食店で料理の写真撮るのが恥ずかしい…。
☆好きなのはG9の方ですが、冷静に考えると要件を満たしてくれるのはS10という状況です。
S10を愛用するほうが良いと頭では思うのですが…。
パパ0年生さん、ご返信ありがとうございます。
うーん、もしかしてFUJIを使っている理由は「奥様がX-T20を使っているから」だけだったりしませんか?もちろんバッテリーが共用できたりアクセサリーの使いまわしができたりとメリットも多いですが、フジフィルムはJPEGの色が優れている感覚ですので撮って出しが気に入らないなら無理して富士使う必要ないような気がします。この状況なら僕はパナをお勧めするかなぁ…といっても「G9が必須か?」といわれるとちょっと微妙な感があるのでどちらも売却する…というのを提案します。そして僕なら…
レンズ交換式ならGX7 MK2 or GX7 MK3
…パナの一眼の中でも小型の部類です。G9ほど多機能ではありませんが使いきれない部分もあるでしょうから小型・軽量で使いやすいと思います。
小型を重視するならLX100M2
…LEICAのレンズを搭載したコンパクトカメラ。電源OFFの状態ではとても小さくなり、小さなカバンや大き目のポケットなら入ってしまいます。M2になって4Kフォトなどの機能も充実。マイクロフォーサーズセンサーでLeica SUMMILUX24-75mm F1.7-2.8いうズームレンズは交換式レンズにはないスペックです。
小型を重視しつつ所有感・見た目もこだわりたいならLEICA D-LUX7
…ライカデザインのLX100M2。パナの多機能とLEICAの赤バッジが融合したラグジュアリーモデル。手に取るだけでテンションあがるカメラもそうそう無く、人の目も気にならなくなるかもしれません…。
この辺を2台売って購入するかも。当然フラッグシップモデルのG9ですから上記機種が劣っている部分もありますが「その省かれた機能が必要かどうか」を吟味してみると新しい発見があるかもしれません。すべてを兼ね備えたカメラなんてありませんから、どこを妥協するべきか整理できると思いますよ。
以上になります。
「どちらがいいか?」という問いに対して「どちらも手放す」という提案をしているので気分を害されたのならすみません。正直G9である理由・X-S10である理由が弱く感じましたので他機種を検討してもするのもいいんじゃないかと。
ご意見いただけますと幸いです。
ゆきおみさん、こんばんは。
いつも丁寧にお返事いただき、感謝しております。
「どちらも手放す」という提案、
自分でもやっぱりその方がいいかなとも感じていたので有難く参考にさせていただきます!
ちなみに、ご紹介いただいたGX7 MK2 、GX7 MK3、LX100M2すべて検討していました。
が、G9が非常に安くなっていたこともあり、どうせ買うならということでG9に手を出しました。
でも、今の自分の使い方、子連れの際の荷物等を考えると、LX100M2がいいのかも…。
現時点で、まずはG9を手放す方向に気持ちが動いています。
パパ0年生さん、ご返信ありがとうございます。
G9はコスパ高いですよね…あの性能であの価格だと一度触っておいて損はないと思います。まぁだからといって使い手に取ってベストかどうかは別というのがカメラ選びの難しさですね。
進展がありましたら是非おしえてくださいね。