このレンズの発売は2016年11月。
今まで多く標準単焦点を使ってきましたが、その最高峰PROレンズをついに使うことができました。
正直なところPanasonic LEICA 25mm F1.4がコスパが良すぎるので、一番オススメか?といわれると値段があれなので難しいんですが…
もうね、ほんとビックリするほどいいレンズです。
OM-D E-M1 Mark IIIに装着しました。
何コレ、めっちゃめちゃカッコイイ。
質感・所有感だけでなく性能もピカイチ。PROレンズがあるからマイクロフォーサーズ使いたいな、って思わせてくれるような最高の仕上がりです。
感動したポイント紹介していきますね。
関連
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
スペック・特徴
仕様
- 発売日 2016.11.18
- 絞り羽根 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 0.3m
- 最大撮影倍率 0.11倍(35mm判換算0.22倍相当)
- 質量 410g
- フィルター径 62mm
- 最大径 φ70 x 87mm
その他特徴
- 防塵・防滴・耐低温
- Z Coating Nano
- マニュアルフォーカスクラッチ機構
- MSC機構(ステッピングモーター)
- L-Fnボタン設置
評判・口コミ(外部リンク)
デジカメinfo
レンズテスト・レビュー(英文)
- DXOMARK
- LensTip
- OpticalLimits(元photozone)
- ePHOTOzine
- IMAGING-RESOURCE
値段・評価
魅力・メリット
そりゃもうF値ですよ、F値。
F1.2ですから、F1.4よりも0.5段明るいレンズです。高感度に強くないマイクロフォーサーズはF値の小ささ・明るさこそ生命線。明るいレンズを選ぶことで
ポイント
- SSを速くできる
- 低感度で撮れる
- ボケを大きくできる
と、いいことづくめ。多少レンズが大きく・重くなる…というデメリットもありますが、フルサイズのF1.2の超ド級レンズとかから見ると可愛いもんです。
さらにこのレンズ、とんでもなくボケが綺麗です。なだらかなボケ。視線を妨げない自然なボケ。
理想的なボケってこういうものをいうんだよな、と思わせる出来。素晴らしい。
実際に使ってみた!
特徴・作例・レビュー
OM-D E-M1 Mark IIIと共に暴力的な連写をしてみました。
正直この組み合わせでなければ撮れなかったんじゃないかっていうシチュエーション。その数なんと63枚。
α6400では連写が途中で止まっていたでしょうし、X-T4ではずっと顔認識できてたかどうか。
ロウソクが消えそうで消えなかったので長くなっちゃいましたが見事に撮りきることができました。動く被写体+ロウソクの光だけ、という地獄のような撮影状況ですが、OLYMPUSのフラッグシップが揃うとこれくらい撮れるぞ!と。
クリックで大きな画像開きます。よかったら気になる画像みてってください。
当然、ほぼ暗闇という明るさですからISO感度は高め。ロウソクが消えた直後の数枚はISO6400くらいになっちゃいました。
そりゃそうだ、真っ暗だもの。
正直マイクロフォーサーズで撮るようなシチュエーションではないんですが、E-M1 Mark IIIならISO2000くらいまで許容できます。そこら辺のAPS-Cより耐高感度が優れているマジですごいカメラ。
F1.2の明るさを十二分に発揮できたと思いますので僕としては超満足。
後はまぁ現像でなんとかします(笑
使ってみて気になる点
正直…不満はないですね。
マニュアルクラッチもいい感じだし防塵・防滴。Fnボタンもありますしコーティングもある。当然AFは爆速。
これ以上なにを求めればいいのかって出来。まぁ大きく・重めのレンズですが、性能を考えると十分軽い部類なんじゃないかな。
さすがに値段は高いですが価値はあります。素晴らしいぞPROレンズ。
まとめ 最高峰に恥じぬ最高性能
こんな方におすすめ
- 暗い中での撮影がある
- なだらかなボケにあこがれる
- MFTを好きになりたい
マイクロフォーサーズのレンズの中でもトップレベルに高価なレンズです。
ですが。久々にマイクロフォーサーズを見直しました。まじで楽しい。
とにかく美しいボケ、操作性、耐久性。全てを兼ね備えたレンズなんて早々ありません。
なだらかに遷移し、一切邪魔しないボケ。すばらしい。
このレンズは17mm F1.2、45mm F1.2の3兄弟ですが、全て集めたくなっちゃうくらいには好きになってしまいました。
あまり高いレンズは正直コスパが悪いものが多く、お勧めすることも少ないんですが…ぜひ一度使って欲しい名玉です。
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