2019年2月に発売されたSONYのミラーレス一眼 α6400を買いました。
2023.8.15追記
発売からもう何年経ったでしょうか。「ゆきおみさん。流石にもうα6400よりもいいカメラあるんじゃないですか?当然後継機のα6700オススメしますよね?」なんてお問い合わせいただいてます。
いえいえ…今でもα6400が最もオススメですよ。
厳密にいうとα6700は上位機種α6600の後継機なので価格帯が違います。初めてのカメラにボディだけで20万、レンズ含めて25万ちょい…いやいやいや。流石に手放しでオススメできません。
以前からの予想通り、新しいカメラが出ても間違いなくα6400よりも価格が高くなります(むしろα6400が安くなる)し、廉価版の安いカメラが出ても必要な機能が省略されているケースもあります。α6100 / ZV-E10みたいにね。
また、ソニー以外のメーカーをみてもOLYMPUSや富士フィルム、CANON、PanasonicなどなどSONY以外のカメラもたくさん使ってきましたが、動画と静止画の性能バランス・AF性能・サイズ感が高い次元でまとまっているα6400を超えるコスパのカメラはありません。というか他メーカー使うたびにSONYがいいな、って思ってしまいます。
詳しくはメーカー比較の部分に書きましたのでよかったら。
いろんなものが値上がりしてる世の中…もうα6400を超えるコスパのミラーレスはもう現れないかもしれませんね…。ソニーストアで新品が買える限り僕はα6400を勧め続けることになりそうです。
口コミや評判もすごく良く、もっと早く買っておけば良かった…と思うくらいには気に入っています。
というのも、僕は長女が生まれた3年前子供を撮るために一眼レフを買ったんですが…全く使いこなせなかったんです。その時の悩みがこんな感じでした。
ポイント
- 動き回る子供をブレずに撮れない
- ピントをうまく合わせられない
- 一眼レフは重くて持って行く気にならない
うまく撮れずに何度も悔しい思いをし、結局カメラを5回も買い換えました。誰でもカメラを買うだけで子供が綺麗に撮れるなんて思ってた僕が間違ってた。
散々な3年間でした…何度カメラ辞めようと思ったことか。
そんな僕が…このα6400のおかげで悩みがすべて解決したんです。
この記事では
ポイント
- α6400を選び、満足している理由
- お得で安心な購入できる方法
- 実際に使って気づいた弱点・欠点
を紹介しています。
ボールプールで楽しそうに遊ぶ我が子もバッチリ。この写真は一緒に買ったSIGMAの安くて使いやすい単焦点レンズで撮影しました。
いろんなレンズ使ってきましたが、今でも一番使用頻度が高いのがこのSIGMAのレンズ。室内撮影の相棒と言って良いレンズです。
気づけば購入から一年以上経ちました。僕はカメラをフルサイズ含め5台ほど所有していますが1番使っているカメラがα6400です。
自信をもってオススメできます。
もしα6400の購入を迷ってるなら是非。後悔しないと思いますよ。
また、ソニーのカメラ・レンズはソニーストアで買うのが一番お得で安心です。後半で詳しく説明していますが、ソニーストアなら
ポイント
- 故障以外も保証する安心保証
- 月々の支払いを抑える支払い
- 新規登録で10%割引クーポン
と特典だらけ。ほかにも清掃・点検サービス、下取りの優遇など購入後のサポートも手厚くなっているのも魅力的。
分割手数料無料のキャンペーン中なので10%割引クーポンと併用して使えばさらにお得ですね。
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SONY Eマウント(APS-C)の「まとめ」・「もう迷わない!」はこちらから
SONY α6400を選んだ理由
まず最初にソニーの公式動画をどうぞ。うまくα6400の魅力を伝えられています。
というか、僕はこの動画をみてこのカメラは買う!と決めたんですが、僕は何に惹かれて買うことにしたのか。
その理由は3つ。
ポイント
- 子供の瞳にピントを合わせるのが簡単
- 小型軽量で荷物が多くても持ち運びしやすい
- もしもの時に安心な破損保証
安心な破損保証は後の買い方のところで解説しますので、ほかの2つを詳しく説明していきますね。
抜群の瞳AFは子供撮影の強い味方
僕が一番お伝えしたいα6400のおすすめポイント。
その機能がα6400の瞳AFです。
ポイント
- 初心者でも簡単に使える
- いつでも瞳にピントが合う
- ピント精度も抜群
人を撮影するときは瞳にピントを合わすのが鉄則なんですが、
画面のどこにいても人の顔をみつけ、瞳にピントを合わせ続ける
というこの機能。子供撮影する人間にとってこれ以上に素晴らしい機能はありません。この写真ではペダルなし自転車(ストライダー的なやつ)で疾走してくる娘も撮れています…幸せ。
一発勝負・一度きりの子供の写真です。便利なものに頼りましょう。
2019.4.23追記
α6400の良さを確認するために迷いそうなライバルは実際に手にとってAF性能を中心に比較しています。やっぱりα6400が価格・性能・バランスが一番いいです。これから新機種がでても安くなる一方ですからα6400のコスパを上回る機種は今後現れないかも。
もっと瞳AFのすごさを知って欲しいのでもう一つ動画を紹介します。こちらもソニー公式の瞳AFを使った子供撮影の動画です。
α6400のピントを合わせ凄いっ!!と思える動画ですよね。ほんとに動き回る子供をこんな感じでサクサク撮れます。
僕はこの機能にほんとに救われたんです。
というのも、3年前に一眼レフで撮った長女の写真(今はもう3歳)がこちら↓
構図やら明るさやら、何もかも微妙ですが一番もったいないのがピントがあってないこと。(スマホじゃわからないかも?)珍しくカメラを向いてくれたのに…こんなのばっかりで毎日凹んでました。
初心者にありがちなんですが、合わせたいところ(瞳・目)にピントを合わせることができないんです。
これが失敗写真になる大きな原因の一つ。
それから3年経って、α6400で撮った長男の写真(もうすぐ1歳)はこんな感じ↓
3年という期間こそ経ってますが同じ人間が撮った写真です。
どうでしょう?タイミング・目線・構図…バッチリじゃないですか?←自画自賛(笑
瞳AFがあり、コンピューターの性能が高いα6400なら間違いなく瞳にピントが合います。
実際、一眼レフを持ってるけどスマホの方が良く撮れるという知人(子育て中のママ)にα6400を紹介したんですが「SONYに切り替えてからめっちゃ綺麗に撮れる!!」と言ってもらえました。
子供を綺麗に撮れない…と悩んでいる親御さんに本当に使って欲しい機能です。
小型・軽量なので持ち運びしやすいこと
上の写真の左側はNikonのD80。
僕が初めて使ったデジタル一眼レフです。いいカメラですが…重い!このカメラでもう子供を撮る気は起きないですね…(苦笑)実はこの重さ・大きさという問題って子育て中のパパ・ママには一番大事なんじゃないかと思います。
というのも、おむつが外れる3~4歳ごろまで本当に荷物が多い。おむつだけでなく、離乳食、食器、ミルク、着替え、飲み物、ベビーカー、抱っこ紐…多分まだまだありますね。これに加えて重いカメラをわざわざ持っていくか?と。
写りがどんなによくても持っていかなければ撮影はできません。
α6400は軽量・小型のミラーレス一眼。カバンの中にスッと入るうえ、重さも許容範囲です。実際、僕自身α6400のほかにもカメラは4台以上持ってますが…
軽さ優先でα6400を持ち出すことが多いんですよ。
2019.12.21追記
そんな古い一眼レフと比べられても…と言われるかも?と思ったのでCANONの新型一眼レフEOS 90Dのレビューを書いています。重さも大きさもあるし、AFの挙動もちょっと使いづらかった。僕にはやっぱりミラーレスα6400の方が使いやすいです。
α6400のお得な選び方・買い方
と、いうわけで子供撮影ならSONY α6400で簡単にいい写真が撮れるということで購入しました。実際、軽いので持ち運ぶ機会も多く、満足いく写真がバシバシ撮れてます。では、α6400は
- どこで
- どのレンズセットを
- どんなふうに
買えば一番損せずに済むでしょうか?結論から言うと
ポイント
- ソニーストアで
- 高倍率ズームレンズキットを
- 長期保証(ワイド)に加入して
買うのがいいかなと思います。実際僕はこのとおりに買ってますがいい買い方したなー!と感じてますよ。
その理由をお伝えするために、あらためて公式ページのα6400をみてみましょう。
レンズセットの選び方・おすすめレンズ
公式ページではα6400にはレンズセットがいくつかあることがわかります。
- パワーズームレンズキット
- ダブルズームレンズキット
- 高倍率ズームレンズキット
- ボディのみ
初心者の方はよくわからないと思います。
ぶっちゃけどれを選んでも間違いではないですが、僕が買ったのは最もオススメしたいこちら。
高倍率ズームレンズキットを僕は選びました。それに加えてレンズを一本追加購入。
前述のとおりSIGMAというメーカーの単焦点レンズです。
この2本のレンズがあれば、レンズ交換することで色んな状況に対応できます。
高倍率ズームで撮った写真
背景を入れたり、ズームアップしたり…高倍率ズームレンズならレンズ交換無しで広く撮ったり遠くのものを撮ったりできます。
自由に構図を決められるってのは本当に使いやすいです。
正直子供を撮るなら高倍率ズームが一番便利。子供相手にレンズ交換する時間などありません…(汗)
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僕がα6400とともに使ったズームレンズのレビューはこちら。まだレビュー書けてないレンズもあります…。
ズームレンズ選びはこちらをどうぞ。
単焦点で撮った写真
おおげさにボケを強調してみました(笑)
このように大きくボカすだけでなく、周りが暗くても綺麗に撮れるので単焦点楽しいですよ。
室内では高倍率ズームでは光量が足りず、画質が荒くなってしまうので室内・夕暮れ時などの暗い環境では綺麗に撮れる単焦点に交換して良い画質で写真を撮りましょう。
関連
僕がα6400とともに使った単焦点レンズのレビューはこちら。まだレビュー書けてないレンズもあります…。
- SIGMA 16mm F1.4 DC DN Contemporary (ソニーE用)
- SONY Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA SEL24F18Z
- SIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporary (ソニーE用)
- SONY E 35mm F1.8 OSS SEL35F18
単焦点レンズ選びはこちらをどうぞ。
損せず負担を少なくする買い方
ソニーの長期保証(ワイド)に僕は必ず入ります。
というか、この保証のために僕はSONYのカメラは毎回ソニーストアで新品を買います。安く済ませたいなら中古を買えばいいんですけど、ちゃんと理由があるんです。
それは、この長期保証(ワイド)。なんと破損しても無料で直すことができるんですよ。
ポイント
- レンズ交換で手が滑って落として破損しても大丈夫
- うっかり三脚倒して水没させても大丈夫
- レンズに砂・ほこり・塵が入っても大丈夫
無料ですよ、無料。
自分の不注意で壊しても保証を使えるなんてはっきり言っておかしいです。さらにαあんしんプログラムは、この長期保証(ワイド)をソニーストアで買うすべてのレンズに適応可能。
つまり、ボディの長期保証ワイドとαあんしんプログラムに入ることで
- カメラ本体
- 今後ソニーストアで買う全てのレンズ
すべてが破損修理の保証対象になります。こんな安心保証はソニー以外ありません。
家電量販店の延長保証は?
自分で壊した場合、メーカー保証・延長保証は使えない
んですよ、知ってました?こういうのもなんですが、○○カメラや△△電気の保証を僕は一度も使ったことないです。その点ソニーストアなら子供がストラップを引っ張ってコンクリートに叩きつけても修理可能。
子供がいる方に最適な保証だと思いませんか?
また、新型をメーカーストアから買うと高くなりがちに思えますが、ソニーストアでは残価設定クレジットの取り扱いも大きなポイントです。毎月の支払を最低限にしながら、2年後に新型に変えるかどうかを考えれるという支払い方法。残クレって聞いたことないですか?車とかでよく見かけますね。
凄まじい速さでカメラの世界は進歩を遂げてますから状況を見直す良い機会になると思いますし、もし2年してカメラを使ってなかったらソニーに返送するだけ。
毎月の支払いどれくらいなの?
残価設定クレジット詳細ページを確認してみるとα6400ならどのキットを選んでも月5000円程度。
月5000円で家族の思い出が綺麗に残せる…何かと現金が必要になる子育て。できるなら余裕は残しておきたいですからね。
僕が買った決め手は残価設定クレジットでした。
まとめ α6400は子供を撮る最高のカメラ
僕はソニーストアでα6400を買いました。
ポイント
- α6400で動き回っても追いかける瞳AF
- 長期保証(ワイド)で壊しても無料で修理可能な保証
- 残クレで余裕のある月々の支払い
をいっぺんに手に入れました。
もちろん、性能的な面で上には上がいますが、この価格帯でここまで信頼・安心して使い倒せる機種はそうないでしょう。
結果コスパが最高のカメラだと感じています。ぜひα6400を使ってみてください。間違いなくスマホや今使っているカメラより簡単に・綺麗に撮れますよ。
もし願いが叶うならα6400と一緒に長女が生まれた日まで戻りたいくらいです。
目の前にいるお子さんの写真は今しか撮れません。
一度きりの我が子との素敵な思い出を綺麗な写真に残したい。
SONY α6400ならきっとできますよ。
2021.1.5追記
「ソニーストアの買い方で迷ってしまいました!」とコメントいただきましたのでまとめておきます。
- キットレンズ…高倍率ズームレンズ
- 保証…長期保証ワイド(3年)
- αあんしん保証…加入しない
- 買い方…残価設定クレジット
- アクセサリ…液晶保護シート
が多くの方にオススメです。パワーズームレンズは単焦点を買うと使わなくなる…というケースをよく見ますので長く使える高倍率ズームを。保証は5年でもいいですが3年の様子見でいいんじゃないかな。また、αあんしん保証は今後ソニーストアでレンズを買う予定がないのなら必須ではありません。
おまけ おすすめのアクセサリ
カメラと一緒に買っておいてた方がいいものを紹介しておきますね。
- データ保存用のSDカード(4K動画対応)
- 傷や汚れから液晶を守る保護シート
- ボディの傷防止のケース
- 持ってて安心な予備バッテリー+充電器
- レンズを傷や汚れから守るプロテクター
- 使いこなし本・マニュアル
いろんなメーカーから色々出てますが、僕のオススメはこんな感じです。
SDカード
α6400は4K動画が撮れるのですがSDカードの選び方を間違えるとと撮れません。
もちろんこのSDカードは大丈夫。
動画を多く撮るならちょっと多めの容量のSDカードを選んでおくといいかもしれません。
バッテリー・充電器
SONYのカメラはバッテリーが空っぽの状態で発送されます。
なので家に到着したらまず充電しなければいけません。新品のカメラが届いたのに数時間使えない…という僕みたいに悲しい目にあいます。
予備バッテリーはどうせ必要なので充電してボディを待ちましょう。
液晶保護シート
液晶の傷は売るときに査定に響きます。最大20%ほど減額されることもあるようです…こだわりがなければ保護シートを装着しておいたほうがいいかと。
新品の一番綺麗な状態のときに装着してあげてくださいね。
種類もいろんなメーカーから色々出てますが、ことSONYについてはこの純正保護シートが1番でした。もちろんタッチパネルに対応してますし貼り方も簡単、空気の抜け方も上手で仕上がりがすごく綺麗に貼れますよ。
ボディカバー・保護ケース
僕は後述するsmallrigの延長グリップを使用していますが、知人はこちらを使っています。重くならないし、グリップも向上。
地面に置いてもボディに傷がつかないので必須かも。多少SDカードが抜きにくいですが、バッテリーはすぐ取り出せるので言う事ないですね。
また、僕は使っているカバンにインナーケースを入れて簡易カメラバックとして使っています。使い慣れたカバンにカメラを入れても傷がつかないのですごく便利ですよ。
レンズプロテクター
高倍率ズームレンズ用
単焦点レンズ用
個人的にキャップは家においてプロテクターだけつけて外出します。
キャップ外してポケットに入れる時間でシャッターチャンスを逃したくないですからね。
本・マニュアル
カメラを買うとマニュアルも欲しくなりますよね…。パラパラ読むだけで新しいことに気づいたりするので好きなんですよ(笑
ストラップ
ソニーのストラップが付属していますので基本的には必要ありませんが、僕はピークデザインのストラップを愛用中。
何がいいって長さの調節がワンタッチってのが素晴らしい。カメラストラップってあんまり長さが調節できるのってないんですよね。
このリーシュはストラップ自体がそんなに太くないので使いやすくスタイリッシュ。α6400くらいの大きさ・重さならベストだと思います。
底面にアタッチメントを取り付け、そこにストラップを通すとボディにつけた時にレンズが下向きになります。レンズが下を向いた分だけ他のものにぶつかりにくくなるうえ、手元で長さの調整ができますのでさらに破損を防げるはず。
疲労もたまりにくくなるのでちょっと価格は高いですがオススメですよ。
おまけ 動画用ジンバル(スタビライザー)
α6400には手振れ補正がないので移動しながら動画撮影をするときにはジンバルがあると滑らかな動きになりますのでとても見やすくなります。
あたりが悩みやすいところだと思います。かくいう僕もいろんな動画・YouTubeみましたが、正直撮影者の腕の差がハッキリ出てくるのであんまり参考にならなかった(汗)上手い人は何使っても上手。
結局僕は性能云々よりも、軽く場所を取らず拡張性・機動性の高いZHIYUN(ジウン)を選びました。なるべく重いもの持ちたくないので。
ハンドルが脱着できるので両手で安定させられるし、なにより子供の目線で撮れる吊り下げ状態への移行がとても簡単で楽なのがポイント。
妻にも撮影してもらいましたが「思ったほど重くないし、楽しい」と言ってもらえたので、子供と一緒に動くなら1000g未満が目安になりそうです。
ま、僕が持ってるのはその旧機種のWEEBILL LABというジンバルなんですが、正直今買うなら
- 軽いレンズを使うならCRANE M2
- そうでないならWEEBILL-S
のどちらかです。WEEBILL-Sは各部モーター出力向上、アームの長さの最適化など確実に使いやすくなっているのに値段はほぼ変わらず。僕が持ってる古いWEEBILL LABをわざわざ買う必要はありません。
正直くやしい。買い替えたい。つらい。
CANONと比較
EF-Mマウント機 EOS M6 Mark II / EOS KISS M2
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ファインダーが好きなのでファインダーの無いCANON EOS M6 Mark IIは僕の好みではありませんでした。
ふと気を抜いてファインダー覗こうとしたときに凹む。でもスペック的にはとても優秀で3000万画素超えてるのは普通にすごい、というか羨ましい時もあります。
また、EOS KISS M2はISOオート低速限界の設定ができません。これは致命的ですので使う気すら起こりません。
そして何より、R10やR7といった最新ミラーレス、RFマウントのAPS-Cボディ / レンズが発売されていますのでEF-Mマウントの未来はほぼほぼないはず…。今から買ってただでさえ少ないレンズを揃えたりするのはお勧めしません。
APS-C RFマウント機 EOS R7 / R10
ボディの性能的にはα6400よりも上です。えぇ、間違いなく。
ただレンズが圧倒的に少ない。RFマウントのAPS-C専用レンズは2023年1月現在たったの2本。しかもどちらもズームレンズでありF3.5が最も明るいF値となっています。屋外ではさほど問題はないでしょうが、室内ではF1.8やF1.4クラスの単焦点が必要です。
そのためにフルサイズ用の高性能でデカくて重くて高価なレンズを買わなければいけません…オススメとは言い難いですね。
APS-C EFマウント機 EOS 90D
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レフ機は大きさ・重さだけでなく、ファインダーとライブビュー時の違いなども含めてあまり好みではありませんでした。
慣れの問題だと思いますが、一眼レフの光学ファインダーが特に見やすいと僕は感じてませんので多分一眼レフを使う事はもうないという結論に至りました。
これも3000万画素を超えたAPS-Cだったりします。
SONYと比較
APS-C Eマウント機 α6100 / α6600 / ZV-E10 / FX30と比較
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ソニーのミラーレスにはα6500やα6300、α5100など形も名前も似たようなカメラがあります。
しかしこれらの機種の発売はα6400の3年以上前。
その3年の間フルサイズで培った技術をα6400には惜しみなく使われていて中身はまるで別物。SONYのAPS-Cミラーレスを比較してみましたが今買うならα6400一択。
旧機種とは性能が違いすぎます。
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SONY VLOGCAM ZV-E10とα6600 / α6100、そして僕が所有するα6400を比較してわかった違いをまとめました。
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また、新型のα6600 / α6100 / ZV-E10もα6400と比較しましたがα6400の高性能+コスパの良さを改めて実感。
確かにα6600はα6400よりも優れている部分がありますが、
注意ポイント
- 高価なα6600を買うよりα6400に単焦点レンズを追加したほうがいい。
- 安価なα6100 / ZV-E10はα6400から省かれた機能(特にシャッタースピード低速限界)があるのでお勧めできない。
という結論。
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【SONY FX30レビュー】ソニーの新センサー搭載機は動画用カメラ!
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FX30?動画しか撮らないならベストです。写真に関してはFX30は連写もストロボ撮影もできないですし価格帯も違うからなぁ…。
新型が発売されてもα6400の魅力は全く色褪せません。
フルサイズ Eマウント機 α7C / α7 III / α7 IV
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【SONY α7C レビュー】妻の愛用カメラ!子供撮影に最適なフルサイズミラーレスの決定版です。
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最近かなりたくさんの質問をいただいておりますが、その中で多いのが
初心者なんですが、α7Cとα6400、どっちがいいですか??
という内容です。α7IIIは大きくて除外されることが多いんですが、α7Cはサイズ感が一緒なので迷わないわけないですよね…。どうせ憧れるなら最初からフルサイズ買っといたほうがいいんじゃないか?…よく分かります、その悩み。
この質問には僕は基本的にはα6400がいいと思いますと答えています。もちろん環境によって違うケースもあるので質問を重ねて大丈夫そうだな、と判断した場合ですけど。(自分はどうかな?と思った方はお気軽にご質問くださいね。)
理由はコメント欄にも記載したんですが、
ポイント
- 使えるレンズの種類が多く、いろんな種類のレンズを試せる
- 全体的に軽く、持ち出す回数が増える
- ボケすぎないので失敗写真を量産せずに済む
- オーナーが多いので情報を集めやすい
- 汎用性が高く、自分のレベルに合わせて使い方を模索できる
- 将来フルサイズに移行した時、本当の意味でフルサイズの良さ・悪さがわかる
- レンズの費用が高いので自分の好きなレンズを知るのも買うのも時間がかかる
こんな感じ。
特に強調したいのはレンズの費用が高いので自分の好きなレンズを知るのも買うのも時間がかかるという点。せっかくの初めてのレンズ交換式カメラなのに予算が邪魔をしてレンズは一本しかない…というのはちょっと寂しすぎます。
ズームレンズを色々動かして自分の好きな焦点距離・画角を知る、単焦点で好きなボケ方を知る、足で好きな距離感を知る。
機材を色々使って自分はこれが好き!という組み合わせを見つけるというカメラを使っていくなら絶対役に立つ自分の中の基準みたいなのをぜひα6400で見つけて欲しいですね。
もし使っていく中でα6400に不満が現れてきたなら、その頃にはフルサイズに移行するだけの知識と経験を備えている、と言ってもいいんじゃないかな。何となーく憧れているものとは次元が違います。そういう自分のレベルアップを実感できる意味でも機材としてα6400は適役でしょう。
もちろん中級者以上で、APS-Cはもう十分使い倒した!とかフルサイズの高感度耐性・表現力に興味がある!という状況でしたらα7Cは軽くて便利でよく写ります。とてもお勧めですよ。
コンデジ RX100M7 / VLOGCAM ZV-1
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どちらもポケットに入るサイズのコンデジ。新しい機種だけあってどちらもα6400とほぼ同等のAF性能と言えます。
違うのはセンサーサイズ。α6400はAPSーCという比較的大きなセンサーを使っていますが、この2台は1型センサーという小さめのセンサーを使っています(だからボディが小さく作れるんです)
センサーが小さいので暗い環境に弱く、さらにレンズが交換できないのでどうしようもありません。室内や夕暮れ、曇りや雨の日はかなり画質が落ちる傾向にありますので、メインカメラとしてはα6400がずっと優秀。
RX100M7もZV-1も子供撮影用カメラのメイン機としては力不足です。メインカメラならα6400をおすすめします。
その代わり動画の性能は非常に高くなっている上、センサーの小ささも写真に比べるとデメリットになりづらいので動画用のサブ機としてならボディサイズが小ささを最大限に活かせるはずですよ。
Nikonと比較
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とても質感の良いカメラが出たなー!という感じですが、α6400の方が子育て中のパパ・ママには向いてますね。
ペンタ部の分だけZ50は大きくなってしまいますし、SONYの手厚い破損保証、充実してきたレンズラインナップを前にしてはNikonはまったく歯が立ちません。
CANON RFマウントのAPS-Cレンズと同じく手頃な単焦点がさっぱりないのは辛すぎます。
α6400は値段もこなれてきてますから…まだまだ以前と変わりなくオススメできますね。
優秀だなぁα6400。
OLYMPUS / OMDSと比較
OM-D E-M5 Mark III
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僕の昔の相棒OM-D E-M5シリーズ。当然期待して最新機種を待っていましたが、残念ながらα6400より上といえるのは外観の可愛さくらい。
SONY機と同じような感覚で瞳AF + 追従連写を多用するような使い方は無理です。ほとんどピントが合わない失敗写真を量産することとなりました。
結果として、OLYMPUSはフラッグシップ機でなければ子供撮影に向かない結果となったのですが、さすがに価格帯が変わってしまうので比較してもなぁ…。
昔はこの性能で十分満足できたはずなんですがね。
OM-D E-M1 Mark II / Mark III
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【OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III レビュー】E-M1 Mark IIと比較。違いも分かりづらく、どっちも使いやすそうに見えるけど…?
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と、いうわけでOLYMPUSのフラッグシップも比較してます。
AF性能に関しては
α6400 /α6600 > OM-D E-M1 Mark III >(超えられない壁)>>>> OM-D E-M1 Mark II > OM-D E-M5 Mark III
くらいな感じ。AF性能目当てにα6400やE-M1 Mark IIIを使うと、正直E-M1 Mark IIもE-M5 Mark IIIも使う気にならないくらいの差があります。
とはいえ、値段がかなり違うのでコスパはα6400の圧勝かと。
それに機能満載・高価格帯のE-M1 Mark III。高機能すぎて使いこなせず持て余す可能性も大なので、レビューを読んでいただけると自分に向いてるのかどうかわかるかもしれません。
OM SYSTEM OM-1
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価格帯は随分と違いますが、最新のOM-1も追加しました。
高感度の画質もISO2000程度まで許容できるのでAPS-Cとマイクロフォーサーズの差はかなり小さくなっていると感じます。値段も高いですがOM-1、かなり性能は高いです。
とはいえAFについてα6400の方が優勢、さらに動画周りの性能というか設定の使いにくさが際立ちます。
なんだかんだ褒めても値段2倍ですからね…α6400のコスパの高さよ。
FUJIFILMと比較
Xマウント機 X-T5 / X-T4
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X-T4は2020年4月に、X-T5は2022年11月に発売されたFUJIFILMの最新機種です。
使ってみたところISO感度の許容に関してはX-T4 / X-T5が上、AF性能に関してはα6400 / α6600の方が上です。富士フィルムの耐高感度性能はフルサイズとほぼ遜色ない。素晴らしい。
ただ動画撮影中にも勝手に追尾してくれるSONYのリアルタイムトラッキングを超えるAFなんてそうそう越えられませんし、古めのフジのレンズはギーコギーコ駆動音なるレンズが結構あるのは要注意。動画はSONYが使いやすい。本当に。
写真しか撮らないのであればFUJIFILMは大変良い色をだすので僕も大好きだし、X-T5のAF性能はSONYに迫るとも劣らないレベルです。フジのAFと言えば残念な印象しかなかったのにすごいなぁ。レンズについてもTAMRONやSIGMAがレンズを続々と発表してるのも良いポイント。
まぁフジは昔から値段高いのがねぇ。コスパはα6400の圧勝。2倍くらい違うもんね、価格。下のクラスにAFが降りてきて欲しいものです。
Panasonicと比較
LUMIX G9 PRO / GH6
AFが嫌い。二度と使わないと誓ったくらいに。GH6はマシだったけど。
最新機種のフルサイズ機S5 IIに位相差AFが乗ってきたようなのでマイクロフォーサーズに下りてきたら使ってみます。でかいパナソニックのフルサイズ機にあまり興味はないのでね。
追記 α6400を実際に使ってわかったポイント
実は書きたいこと、まだまだあります。
α6400の紹介したいこと。使ってみて気づいたこと。
こんなとこまで読んでくれてるあなたに、使って感じたメリット・デメリットも紹介しちゃいます。
オススメな点・メリット
タッチパネル対応・4K動画撮影対応
ピント合わせ周りでお勧めしたいのがタッチパネル対応だということ。
直感的にピント合わせができるのでめちゃくちゃ簡単・便利です。
この機能があれば思ったところにカメラがピントを合わせてくれないという悲しい状況はかなり回避できるはず。瞳以外にもピント合わせることありますが、タッチするだけです。
この公式動画もすごいですね。タッチトラッキング、という機能なんですがタッチした被写体が動いてもピントを合わせ続けてくれます。
子供の顔をタッチすれば後ろを向こうが、激しく動こうが常にピント合わせをしてくれるんですよ。
こういうのに慣れてしまうとミラーレスしか使えなくなるんですよ…AI恐るべし。
それから、実は動画でも使用可能。
実際、先日娘の運動会を動画で撮影してきましたがピント合わせが超簡単。さらに4K動画が撮れますのでびっくりするくらい高画質で録画できます。
YouTuberも愛用している人多いみたいですよ。モニターが自撮り用に動かせるのもポイントですね。
暗いところ・高感度でも撮れる
多分みなさんスマホは持ってると思います。これはIPhone Xのポートレートモードで撮った写真です。
最近のスマホのカメラって高性能ですよね。ズームもできるし、画質もすごい綺麗。さらに撮った写真はすぐにSNSでシェアできる。
スマホあるのに別でわざわざカメラ買う必要ある?
…と思うのは当然でしょう。でも、子供を撮れないことはないですが、
スマホの苦手分野
- 室内・暗いところ
- 動きの速いもの
- 少し離れたところのもの
になったとたんスマホでは力不足だと僕は3年間で何度も経験してきました。
パッと風景を撮るような使い方ならスマホでも十分かもしれませんが…。
さきほどのIPhoneで撮った写真も画素数自体はありますが解像感がありません。ガッサガサ。スマホでチェック・SNSに上げるくらいなら問題なさそうでもパソコンで見たら全然綺麗に撮れてないです。
よく考えたらスポーツの報道カメラマンはスマホだけで写真は撮ろうとしません。一瞬を切り取るために必ず一眼を使いますもんね。
とくに夕暮れや暗めの室内になるとさっぱり撮れない。
(そうそう、この写真だけはα6400で撮影していません。理由は後ほど…)
スマホだけでなく小さなセンサーを使っている一眼やコンパクトデジタルカメラも上のような夜桜の写真はさっぱり撮れません。
水族館とか絶望的です。
SONY α6400はAPS-Cという大きめのセンサーを使っているので暗いなかでも画質が落ちにくいうえ、一眼の醍醐味であるレンズを交換する(明るいレンズをつかう)ことでさらに暗い中でも撮れる組み合わせになります。
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明るいレンズがなぜ必要なのか、を詳しく記事にしました。かなり長く理屈っぽい記事ですが子供の失敗写真を減らせる助けになれば幸いです。
一瞬を捉える連写の性能がとても高い
連写って使う?という方もいるでしょう。
しかしモデルさんなら意思疎通できますから、わざわざ連写しなくても撮ることができるでしょうが子供のベストショットは突然です。
できれば連写をしてその中から一番いい笑顔のものを残すといいでしょう。
連写ができればできるほどいい笑顔が残せる可能性が上がりますよ。α6400ならこんな感じで撮れます。
分かってもらえるでしょうか?すぐに変顔したがる我が子には必須(笑
これが連写の速度が低いと、いまの笑顔撮れなかった!になります。
後、いい写真撮れた!と思ったら半目だったりすることも…連写しておけばよい写真を残せる確率は大幅にあがります。
あとでいい写真を選ぶのが大変ってのが難点ですけど、子供撮影では大事ですよ、連写。
2420万画素はちょうどいい画素数
これが多いのか少ないのかわからない方もいるかもしれません。
僕個人の感覚にはなりますが、だいたい1600万画素以上あれば普通に高画質で鑑賞できます。(例えば4Kって800万画素しかないんです)
大きな画面でみても綺麗な写真を残せるだけでなく、例えば切り抜き(クロップとかトリミングとかいいます)しても十分画質が保てます。
例えば先ほどの写真から顔だけ切り取るとしましょう。
切り取ると単純に画素数が減るので画質が悪くなりますが…
十分高画質だと思いませんか?
画素数は多すぎるとデータが大きくなりすぎるので読み込みに時間がかかったり、容量的にお金がかかったりしますので、僕個人としては2420万画素は最適な画素数です。
設定・カスタムが自由にできる
すでに他メーカーのカメラを使っている方は自分が慣れたボタン配置があると思います。連写・セルフタイマーはこっち、ISO感度の設定はこの辺。みたいな感じで。
α6400は各ボタンに好みの機能を割り当てることができます。
よく使う機能を登録しておくことで快適に撮影できますよ。
2019.6.28追記
まだ試行錯誤しているのですが、α6400の僕の設定も公開しています。
Wi-Fi対応なのでスマホ転送が楽
スマホでシャッターなどリモコン操作できるうえ、撮った写真を選んですぐにスマホにシェアできます。
SNSにあげるのも楽チンですし、スマホがリモコンがわりになります。集合写真の時などはカメラの映像をスマホで確認しながらシャッターが切れますよ。
めっちゃ便利です。
α6400の弱点・欠点・デメリット
基本的にはべた褒めですが、使ってみてちょっと残念な点もあります。
完全無欠のカメラなど存在しませんが、他のメーカーのボディとか使ってみると意外に気になったりするんですよね。
小型すぎるボディ
おそらくほとんどの人は小指がボディ・グリップにかかりません。
α6600やZ50の持ちやすさを知るとかなり気になるポイントに感じます。
まぁ、ボディが軽いのであまり苦にはなりませんが、大きな望遠レンズ・高性能の単焦点などを使うときはもっとしっかりしたグリップが必要に感じるかもしれません。
なので僕はsmallrigの延長グリップを購入しました。200gほど重くなりますがα6300用のこのグリップはピッタリです。
安定感が段違いでよくなります。多少重くなってもいいから安定させたい、と思う方はぜひ。
2019.6.28追記
このグリップなら動画撮るときに外部マイクを装着できるというメリットも。
SDカードはシングルスロット
α6400はSDカードは一枚しか挿入できません。
プロの機材はデュアルスロット、つまりSDカードが2枚させるカメラが多かったりします。
もちろん1枚で十分という方も多いかもしれませんが、2枚SDカードがさせると何かと安心です。1枚家に忘れたり、突然SDカードが読みこめなくなることだってあるかもしれないですし(今の所ないですが)。
動画に力を入れたい方は容量にも気を付けておきたいとこですね。
ボディ内手振れ補正無し
実は子供を撮るときには手振れ補正は必要ありません。
手ブレよりも子供の被写体ブレの方が影響が大きいからです。ただ、動画撮影・望遠レンズ・風景の撮影などは三脚やジンバルが必要なケースがあるかもしれません。
どうしても必要なら手振れ補正付きのレンズや、上位機種であるα6600を選びましょう。ずいぶん値段差があるので僕はα6400を勧めますけどね。
専用レンズが少ない
僕の使い方ではラインナップに不満はありませんが、高性能な単焦点や超望遠レンズはフルサイズ用のレンズを使わなければならないです。
今後どんどん増えていくはずです。
バッテリーの持ちが悪い…
これも小型化ゆえの弱点。追加バッテリー+充電器を用意しておきましょう。
フリッカーレス撮影ができない
きゃー!かわいー!!でも…なんか変??もしかしてこのカメラって不良品???
こちら、当ブログの読者さんから頂いた写真なんですが、気になる模様ありますよね?非常に限定された条件ではありますが、
- サイレント撮影(電子シャッター)
- 高速シャッター(1/120~1/8000)を使用
- LEDの光源
でフリッカー現象が起こることがあります。横に走る黒い(黄色い)シマシマ模様の線、これがフリッカー。電球が人間の目でわからないレベルで点滅を繰り返しているのと、電子シャッターの幕速が遅いことが原因です。LEDのイルミネーションを撮ろうと背面液晶を見てる遭遇することもあるかも。これを抑えるには
- シャッタースピードを光源の点滅周期である1/50や1/60以下に抑える
- フリッカーレス撮影ができる機種を選ぶ
- サイレントシャッターを使わない
- グローバルシャッター搭載のカメラを使う
しかありません。残念ながらα6400は使用不可、というか上位機種のα6600ですら不可。僕がα6600をSONYのフラッグシップAPSーCと言いたくなかったり、あまりお勧めしない理由の一つだったりします。
屋内でのスポーツや発表会などシャッタースピードを遅くできない上、静かに撮影したい環境ではフリッカーが発生する可能性があることを覚えておいてください。とはいえ、その環境の光源によるので実際に撮ってみないとわからない部分が大きいので難しいとこなんですけどね…。
ちなみに読者さんは赤ちゃんを起こさないようにサイレント撮影(SS1/250)をしていたので発生、サイレント撮影を解除して対応してくれたみたいです。知らないと焦りますよね…こういうの。
2019.12.25追記
上記の弱点を克服しているのはα7Cやα7 III、α9、α7R IVといったソニーのフルサイズの最新機種です。フルサイズのレンズはここ最近でかなり増えてきてますし。
実際僕はα7 IIIも持っており、さきほどの夜桜の写真は実はα7IIIで撮影したものです。α6400も暗い中での撮影は十分可能ですが、フルサイズの方が暗い中で撮影することがもっと得意。さらに綺麗に撮れます。
α6400は万能ですが、当然性能的に上には上がいます。
…まぁ値段2倍くらい違うし、比べるのは酷かと。
α7IIIは暗所の性能や画質はさすがに素晴らしいですが、フルサイズはお財布的にも体力的にもかなり大変。
暗所での撮影が多く、高い・でかい・重いの三重苦を乗り越える覚悟があるならフルサイズミラーレスの方が満足できるかもしれません。
なお、高画素モデルの最新機種α7R IVに至ってはAPS-Cクロップモードで使用しても2600万画素あります。普通に使うなら6100万画素。
なんと小型軽量で安価なAPS-C用のレンズを使っても十分高画質というモンスターっぷり。もちろん値段も怪物級でα6400の3倍ほどしますが…(汗)予算のある方はそういう方向もありです。
僕はα6400の画質で十分満足できるし、レンズそろえるの高いし、そもそも重いのが嫌。
軽さと値段は正義なのでα6400ばっかり使っています。(α7IIIよ…最近使ってなくてごめん)
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さっとフルサイズの魅力を書いてみましたが、より詳しく書いた記事もあるのでぜひ。フルサイズは確かに素晴らしいですが、良いところだけではないのです。
比較のところで解説した通り、新型のα7Cはフルサイズながらα6400より若干重い程度、そして形も凸凹の少ないシンプルなデザインに仕上がっています。値段はかなり高くなりますし、装着レンズはフルサイズ用なので重くはなりますが予算に余裕があるなら暗所に強い小型軽量のα7Cは十分魅力的。そしてα6400で腕を上げて、不満を感じるようになったらフルサイズへのステップアップを考えることもあるはずですが、間違いなくα7Cが最有力です。現在、妻のメイン機となっています。
以上、α6400の追記でした。
子供の写真を撮るためのカメラはα6400が間違いなく最有力だと断言します。小型軽量でコスパ最高。ほんとに買って大満足。カメラ初心者からフィルム時代からの上級者まで幅広くオススメできます、ぜひ使ってみてくださいね。
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