SONYのフルサイズに興味はあるけど
ポイント
- 全部同じ形で選べない
- 違いがいまいち分からない
- ぶっちゃけどれ買えばいいの?
と、思ってる方は多いはず。
2023.4.4追記
α7SIIIやFX3のセンサーを積んだフルサイズのVLOGCAM ZV-E1が本日より予約開始となりました。AI技術を駆使したオートフレーミングが魅力的ですが「ちょっとな…」という部分もちらほら。
少なくとも僕はよくわからなかったしずいぶん迷いました。で、かなり比較・検討してα7IIを購入して今も後継機種を使い続けています。口コミ・評判どおり、素晴らしいカメラ達。
買ってよかったと本当に思います。もうSONYにどっぷり(笑
初フルサイズ α7II
長く愛用した α7III
現在の相棒 α7S III
ぱっと見、さっぱり違いがわかりませんが、この記事を読むと
ポイント
- SONYフルサイズの違いがわかる
- 自分にぴったりの機種がわかる
- お得な買い方がわかる
ようになります。
おすすめは子供撮影専用フルサイズのα7C。
α7IIIとα6400を足して2で割ったような小型・耐高感度・AF性能を高次元で実現した新時代のフルサイズ。上級者には少し物足りないかもしれませんが荷物をなるべく軽く・小さくしたいパパ・ママに最適。この価格帯でリアルタイムトラッキングAFが使えるので子供を取りたいなら唯一無二の最高の相棒になるはず。このカメラに限ってはレンズセットが間違いなくお勧めです。
次点SONYのスタンダードα7 IV。
α7 IIIの不満を一掃して進化している部分がとても多く大絶賛されています。ただ、あまり動くものをとらない(リアルタムトラッキングAF不要)・動画は撮らないという人はα7 IIIからさほど買い替えてない印象でα7 IIIの出来の良さを感じたり。
最後に発売日に(かなり無理して)購入した相棒α7S III。
超高価格なのに1200万画素しかありませんが、暗い中でも十分に撮れる耐高感度・リアルタイムトラッキング搭載、新しいメニュー画面、抜群の動画性能、そして一新されたカラー。撮って出しの色味がめちゃめちゃ良くなっていて新時代のソニーを感じます。画素数が少ないのが玉に瑕ですが、動画派だけでなく写真派もぜひ。
2022.8.17追記
他社の新型フルサイズミラーレス機が話題ですが僕としてはSONYのコスパの高さ・レンズ / ボディラインナップの豊富さを実感してます。特にレンズの充実度はほかと比べるまでもないです。ミラーレスにいち早く乗り換えた特権ですね。今後もソニーに期待。
また、ソニーのカメラ・レンズはソニーストアで買うのが一番お得で安心です。後半で詳しく説明していますが、ソニーストアなら
ポイント
- 故障以外も保証する安心保証
- 月々の支払いを抑える支払い
- 新規登録で10%割引クーポン
と特典だらけ。ほかにも清掃・点検サービス、下取りの優遇など購入後のサポートも手厚くなっているのも魅力的。
分割手数料無料のキャンペーン中なので10%割引クーポンと併用して使えばさらにお得ですね。
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SONY Eマウント(フルサイズ)の「まとめ」・「もう迷わない!」はこちらから
SONYフルサイズの型番による違い
現在ソニーのフルサイズは
ポイント
- プロ向けフラッグシップ…α1
- Speed(高速連写)… α9系
- Resolution(解像度)… α7R系
- Basic(スタンダード)… α7系
- Sensitivitiy(高感度)… α7S系
- Compact(小型・軽量)…α7C系
※別枠にはなりますが
- Cinema Line(動画)…FX系
- VLOG CAM(動画・ブイログ)…ZV系
という感じで分けられています。そしてモデルチェンジするたびに
無印 → II → III→ IV
と数が増えていくと。CANON、OLYMPUSのようにMark IIみたいな呼び方はSONYはしていないんですね。
そしてモデルチェンジのたびにボディ形状が進化しており、I型、II型、III型、IV型と呼んでおり、α9はIII型、α9II、α1はIV型、α7S IIIは開発に時間がかかった為IIIですがIV型のボディとなっています。
値段・価格(評価)一覧
ここでは世代別(無印 → II → III→ IV)に並べていますので、価格を見ておくと絞りやすいかも。
ポイント
当ページの価格・評価はAmazon価格が相場とずれている(特に生産終了品)場合や、評価(記入2018.6.25)が更新されていることがあるのでリンク先にて確認をお願いします。
α7シリーズ(I型)
α7 IIシリーズ(II型)
α9・α7IIIシリーズ(III型)
α9 II・α7 IVシリーズ(IV型)
α7C(コンパクト)
α7R V(V型)
FXシリーズ
VLOGCAM ZV(一桁)シリーズ
SONY VLOGCAM ZV-E1
評価 無
楽天(価格ナビ)
Yahoo(最安検索)
価格や性能を比較する選び方
値段をざっと把握したところでいろんな面から比較してみます。参考としてAPS-Cの愛機α6400と、最新上位機種α6600にも登場していただきましょう。
値段順
- α1 >> α9 II >> α7R V > α7S III > α7R IV ≧ α9 > α7R III > α7 IV
- ---30万円の壁---
- α7 III > α7 C > α7R II > α6600
- ---15万円の壁---
- α6400
公式ページのソニーストア税抜価格です。(生産終了品は除外)
編集時の価格で並べていますので、今現在の詳細価格はソニーストア商品一覧(カメラ本体)やAmazon・楽天(価格ナビ)・Yahoo!(最安検索)にてご確認よろしくお願いいたします。
フルサイズのカメラはボディだけでなく、レンズもかなり高価です。
マイクロフォーサーズやAPS-Cからフルサイズ移行を検討している方はぜひ読んでみてください。センサーサイズの小さなカメラの良さを再認識できるかもしれません。逆に、それでもなおフルサイズに心惹かれるならぜひフルサイズの世界へ!
画素数順
- α7R V > α7R IV > α1 > α7R III = α7R II
- ---4000万画素の壁---
- α7R >α7 IV >> α7 II = α7 ≧ α9 II = α9 = α7 III = α7C = α6600 =α6400
- ---2000万画素の壁---
- α7S III = α7S II = α7S
高画素α7Rシリーズの圧勝。ただ、画素が多ければいいと言うわけではありません。
トリミングやAPS-Cクロップを多用するなら便利でしょうが、データ容量が半端じゃなくなりますので管理が大変になります。高画素を選ぶならSDカードやパソコンのスペック・HD /SSDの容量に要注意。また、高感度ではノイズが乗りやすくなる傾向です。
個人的なオススメをするならばα7R IIは画素数、コスパ共に素晴らしいです。動くものを撮らないならかなり満足度は高いはず。風景、自然や建造物の他にもスナップ撮影がメインの方にはイチオシだったりします。
ちなみに当ブログに載せている画像は150万画素しかないです…。もちろんパソコンで見るときには2000万画素とかでチェックしますけどね。
画素数に関してはAPS-Cクロップしても2600万画素もあるα7R IV / α7R Vが無敵です。まぁ値段が値段なので(汗。
高感度・画質順
- α7C ≧ α7 III ≧ α7 IV ≧ α7S > α7R III ≧ α9 II = α9 = α7R II ≧ α7R V ≧ α7R IV
- ---ISO3000常用の壁---
- α7S III ≧ α7S II > α7R > α7 II > α7
- ---ISO2000常用の壁---
- α6600 =α6400
最高設定可能感度はα7SシリーズのISO 409600、次いでα9シリーズのISO 204800ですが、ここではノイズが気にならない最高感度で比較しています。いくら画素数が多くてもISO感度が高いと解像感の低い画像になってしまいますからね。
最新機種はISO3000がほぼ常用できるまで性能アップしてます。多少優劣はつけてますがそんなに変わりません。驚くべきはα7 IVがα7 IIIと同等レベルで常用できることですね。画素数が1000万画素ほど増えてるのにすごい…。
高感度モデルSシリーズの圧勝かと思いきや、そんなことはなく。ちょいとSシリーズは他機種と高感度に対するアプローチが違う感じです。
-
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ISO感度の画質について、特にα7S IIIとα7III / α7Cの違いは別記事にてご紹介しています。
α6600とα6400の2機種はAPS-Cセンサーであるうえに、これもセンサー自体古いので…しょうがない。実際、α7 IIIはISO3200でも問題ないことが多いですが、α6400は正直ISO1600もなるべく使いたくない。なんとかISO1000以下で撮りたいところ。
この差で使い勝手がかなり違うんですよ…。
夕暮れ以降の撮影や曇天、室内での画質を追求するならISO3200常用できるフルサイズのカメラをおすすめしたい。
α7 III・α7Cのコスパの高さが光りますね。
AF / 追従性能順
- α7R V > α1 > α9 II ≧ α9 >> α7R IV = α7 IV = α7S III =α7C ≧ α6600 =α6400
- ---リアルタイムトラッキングAFの壁---
- α7 III ≧ α7R III > α7R II> > α7 II > α7
- ---ファストハイブリットAFの壁---
- α7S II ≧ α7R = α7S
α7 IIIより後の機種にはリアルタイムトラッキングAFという優れたAFシステムを搭載しています。(α9はアップデートで対応)動き物の補足・追従性が半端ないのでAF-Cで追っかける使い方をするなら是非。瞳AFは実はα7から使用できましたが、検出・追尾性能が大幅に進化しています。新機種であるα7R Vには被写体認識が強化されたAIによるAFシステムが搭載されています。他の機種に降りてくるのが楽しみですな。
子供やスポーツ選手・モータースポーツなど動きものを撮るならなるべく新機種を選ぶといいでしょう。
仕事で使うレベルのガチの追従高速連写となるとα9系が最も信頼できるはずですが、AF性能なら凄まじくコスパの高いα6400。高感度など弱点はありますが見事。
ファストハイブリッドAFというのはコントラストAF+位相差AFのこと。これを搭載していない3機種
α7S II と α7R と α7S
はコントラストAFしかありません。この機種でCANON EFマウントやSONY Aマウントのレンズを使うことを検討しているなら要注意です。一眼レフ用のレンズはそもそも位相差AFで動かすレンズなのでコントラストAFだけでは作動がうまくいかない可能性が高いです。注意してください。
ちなみに、位相差AF搭載機種でもF9以上絞り込むと位相差afは効かなくなります。使えるのはF8までだよ、ってことです。
最新機種のα9、α7R IV、α7IIIはF11まで像面位相差AFが使えるようになりましたね。
2020.5.12追記
アップデートによりα9はF16まで像面位相差AFが使えるようになりました。α9 IIに至ってはフォーカス優先にすることでF16以上でも追従します。さすが。
動画性能順
- α1(10bit 4:2:0 8K60p → 8.6Kからオーバーサンプリング、10bit 4:2:2・4K60p / 120p)
- α7S III(10bit 4:2:2・4K60p / 120p)
- α7R V(10bit 4:2:0 8K24p/25p、10bit 4:2:2 4K24p&30p クロップ無、10bit 4:2:2 4K60p1.2倍クロップ有り )
- α7S II(フルサイズ)
- α7S(フルサイズ)…4K外付レコーダー必須
- α7 IV(フルサイズ時7Kオーバーサンプリング 4K30p / APS-C時全画素読み出し4K60p)
- ---全画素読み出し4K30p(クロップ無)の壁---
- α9 II(フルサイズ)…タッチトラッキング / 瞳AF・全画素読み出しオーバーサンプリング・4K30p時1.2倍クロップ
- α9(フルサイズ)…全画素読み出しオーバーサンプリング・4K30p時1.2倍クロップ
- α7 III(フルサイズ)…全画素読み出しオーバーサンプリング・4K30p時1.2倍クロップ
- α7C(フルサイズ)…全画素読み出しオーバーサンプリング・4K30p時1.2倍クロップ
- α6600(Super35mm)6Kオーバーサンプリング・手ぶれ補正・瞳AF / タッチトラッキング ・4K30p時1.2倍クロップ
- α6400(Super35mm)6Kオーバーサンプリング・タッチトラッキング ・4K30p時1.2倍クロップ
- α7R IV(フルサイズ・Super35mm)……タッチトラッキング / 瞳AF・Super35mm全画素読出オーバーサンプリング・Super35mm4K30p時1.2倍クロップ
- α7RIII・α7RII(フルサイズ・Super35mm)…4K24p時全画素読出オーバーサンプリング
- ---4Kの壁---
- α7 II・α7・α7R
動画はね…正直比較というか優劣つけれないです。
全画素読み出し・ドットバイドットがいいのかオーバーサンプリングがいいのか。フルサイズがいいのかSuper35mmがいいのか。正直手持ちの機材と考え方でいくらでも優劣は変わりますもんね…フルサイズだとボケすぎるとか、オーバーサンプリングだと目が疲れるとか、24pがいいとか30pがいいとか色々意見は聞きます。
まぁ10bitと8bitでは明確に上下関係がありますがSONYで10bitに対応しているのはα1、α7S III、α7 IV、α7R Vだけなのは覚えておいてください。あとは、写真と動画を頻繁に切り替えるような使い方をするのであれば動画時にクロップされない方が使いやすいかもしれません。
ここにはざっくり比較できるように羅列しただけですので必ずソニーストア公式ページを確認するようにしてくださいね。
α7シリーズの特徴・ポイント
カメラの世界をひっくり返すSONYの始まり。
全機種生産終了しているので新品は流通しているもの限り。ほとんど中古での検討になると思います。
ポイント
- フルサイズなのに安い
- かなりコンパクト
- フィルムカメラのようなデザイン
- アプリ使用可
- 瞳AF使用可(あまり知られてない?)
- AF・高感度などの性能はまだまだ
- ボディ内手振れ補正なし
無印α7シリーズ、I型の特徴はこんな感じ。値段的に最新機種と比べるのは酷かと。
I型はシャッターボタンが昔のフィルムカメラのような位置にありますので、人差し指がグッと内側に入らないとシャッターは押せない感じなのでご注意を。
かなり価格が下がってきたためフルサイズの世界に手を出しやすくなっています。ボディを安く手に入れて残りの予算を高性能なレンズに充てたい!とか、フィルムカメラからの移行というのもいいかもしれません。
α7 最安値でフルサイズ移行(生産終了)
ついに小型・軽量フルサイズミラーレスが新品でも10万ちょい、中古なら格安で手に入る時代がやってきました。
クラシカルなスタイルと後継機のα7IIと同じ2430万画素、アダプターをつければオールドレンズがつけ放題、という魅力的なスペックはここから始まっています。求める性能・使い方にもよりますが、今買い替えを考えていてフルサイズに憧れがあるなら検討してもいいかもしれません。
こんな方におすすめ
- 安いフルサイズが欲しい
- 機能とかややこしい設定とか使わない
- 安くフィルムからデジタルに移行したい
α7R 手頃な価格で3640万画素(生産終了)
α7の高画素モデル。α7IIを購入した時、ぶっちゃけこっちにしとけば良かった…と後悔した時期もありました。
3640万という画素数というのは今も素直に「羨ましいな」と思うこともあります。もっと高画素なカメラはありますがファイル容量とか考えると多すぎる画素数は現像時パソコンが重くなったり、ファイルの管理が大変だったりします。
4000万いかないくらいの画素数って(まだ)使いやすい部類なんですよね。
だって、なんとAPS-Cサイズまでクロップしてもまだ1500万画素もあるんですよ。しかもローパスフィルターレス。多少のトリミングなら全然問題なくできちゃいますよね。望遠レンズだってクロップすれば超望遠レンズに早変わり。
こんな方におすすめ
- トリミングを使うことが多い
- 4000万画素より下くらいが丁度がいい
- 機能とか設定とかそこまで使わない
α7S フィルムカメラからの移行に最適(生産終了)
α7の高感度モデルで玄人好みなスペック。
1220万画素というちょっと少なめに見える画素数ですが高感度に強い、つまり暗いところに強いんです。(もちろん限界はありますけど)スマホのカメラとか使ってると
- ちょっと暗い室内で撮るとガサガサ
- 夕方・夜だとブレてる
なんてことないですか?もちろん装着するレンズにもよりますが、高感度に強いα7Sならそういった不満は限りなく少なくなるでしょう。水族館の中や夕暮れ時、暗い室内。F値を絞りながらシャッタースピードを稼ぎたい時…などなど。意外と暗い中撮りたい瞬間ってのは多い。
さらに低画素数の恩恵か、やたらと白飛び・黒つぶれに強い感覚です。空が真っ白になりがちな時や、明るさが極端な被写体を撮るならα7Sシリーズは真価を発揮できるでしょう。他のカメラでは真っ白になる状況でもきちんと階調が残り表現ができる…いろんな白が写る、そんなカメラです。今も愛される理由がよくわかりますなぁ。
そうそう、サイレント撮影ができるのはα7シリーズではα7Sのみ。静かな空間や野生生物を撮りたい時など、シャッター音を出したくない特に重宝します。
4K動画を記録するには外付けレコーダーが必要になりますので動画派の方はご注意を。
こんな方におすすめ
- 暗い場面でもシャッタースピードは稼ぎたい
- 4Kですら800万画素。画素数は必要ない
- 機能とか設定とかそこまで使わない
α7 IIシリーズの特徴・ポイント
一気に性能と価格が上がったII型。
ポイント
- ボディ内手ぶれ補正を搭載
- ボディデザインの変更
- アプリ使用可
- 瞳AF使用可
- AF・高感度などの性能はもうちょい
特徴はこんなところでしょう。ボタンのレイアウト、ストラップホルダーの位置などデザインが変更され、ちょっと大きくなった上にシャッターのボタンはグリップの上へ。押しやすいです。
性能的にもほとんど文句はありません。ちなみに僕の大好きなISO AUTO低速限界があるのはα7 IIシリーズ高級機のみ。被写体ブレを気にするような撮影が多いならISO AUTOがあった方がいいかもしれません。
α7 II コスパ抜群のフルサイズ
色々悩みながらもコスパに優れたα7IIを僕は買いました。
α7シリーズから見ると手振れ補正に使いやすくなったデザイン、AFや高感度画質も進化してるようです。こんな機能あったらなー、なんて思っている内容が上位機種にあったりすることもありますが、とてもいい子でした。
実際に使ってみた!
このレンズを使いたいがために買ったといっても過言ではないっ!!という、色々考えた結果初のフルサイズはSONY α7IIにした話はこちら。
-
SONY α7 IIにPENTAXの銘玉FA31 F1.8 AL Limited / FA77 F1.8 Linitedを!フルサイズミラーレスでPENTAXの宝レンズを使ってみよう!
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こんな方におすすめ
- コスパが高いボディが欲しい
- 機能も画質もしっかり使いたい
- 買うなら2代目
α7R II 風景写真家が愛する高画素
「カメラを生業にしているような人がやたら持っているなー」と感じることが多いこのα7RII。
それもそのはず、画素数は驚異の4240万画素、高感度もそつなくこなす裏面照射型のCMOSセンサー。およそ弱点などありません。
なにより新型が発表されたことでα7R IIの中古が増え、値段もかなり下がりました。発売当初は40万円超えてましたから…。風景を撮る機会が多い方にはベストかも?
一つ注意したいのは、その画素数。最初にお伝えした通りメリットでもあり、デメリットでもあります。
強烈なトリミングや8Kの環境を意識しない限りこんなに画素数いらないかも…とか思ったり。でもいざという時やっぱり頼りになるので羨ましくもある…。悩まし。
こんな方におすすめ
- 画素数第一で8Kの時代に備えたい
- AF性能はそこまで必要ない
- とにかく最高の状態で画像を残したい
α7S II 玄人御用達4Kマシン(生産終了)
α7RIIが高性能すぎて少々影に隠れてしまっている感がありますがフルサイズで4K動画が撮れてしまうとんでもマシーン。
なんでも宇宙ステーション補給機「こうのとり」とともに宇宙に飛び立って、宇宙から動画を撮ったらしいです。すげぇぜ、ソニー!!
前機種のα7Sはでっかいレコーダーを装着しないと撮れなかった4KがSDカードに記録できるようになりました。
テレビカメラ顔負けのプロ並みの動画をあなたに。もちろんα7sの高感度耐性を引き継ぎながら、コントラストAF(位相差AFは使えない!!)の測位点が大幅に増えたり大幅に改良されています。値段も大幅に高くなりますが。
先日、知人の結婚式に行った際、カメラマンがこのα7S IIを使用していました。珍しいな…と思っていたらマイクも装備した動画専用のカメラマンだったようです。薄暗い会場の中で撮ろうと思ったら高感度に強く、4K動画も撮れるα7S IIはベストチョイスのようですね。いやー、いい動画だった。
2020.10.1追記
α7S IIIの発売を待たずソニーストアでの取扱がなくなりました。新品は今流通しているものだけになりますので狙っていた方はお早めに。
こんな方におすすめ
- フルサイズで4K動画を撮りたい
- フラッシュ無しで暗所で使いたい
- コントラストAF?なにそれ美味しいの?
α9・α7 IIIシリーズの特徴・ポイント
最新機種であるα7 IIIシリーズ + α9。通称III型。
ポイント
- 瞳AFの追従性能・連写性能が超進化
- バッテリーの大型化
- さらなる高感度性能
- タッチパネル
- アプリ使用不可
SONY α7 IIIシリーズを買ったがために、一眼レフに戻れなくなっている人をたくさん知っています。
α9 最高頭脳の高速連写マシン
この堂々たる佇まい。ザ・フラッグシップ。
α7 IIIを使っている僕がα7 IIIに感じている不満をほぼ解消しています。スペックだけわかりにくいんですが、ひとことで言えば中のコンピューターが桁違い。LA-EA3もほぼフルの性能で使えますからAマウントから移行を考えている方はα7 IIIではなくこちらを選ぶべき。
伝統的にフラッグシップの数字「9」を持つフルサイズのEマウントのカメラの誕生です。
位相差AFポイントは驚異の699点。α7IIのおよそ6倍、α7RIIの1.8倍という怪物的な仕上がり。画素数は控えめに見えますが、他社の連写に秀でたフラッグシップに比べるとα9の方が多かったりします。でっかい望遠レンズを持ってスポーツの撮影なんか最高。ってか4K動画も撮れるってまじか。
なぜかメカシャッターは5コマ/秒と標準的でα7 IIIに劣りますが、歪みの少ない電子シャッターで20コマ/秒撮れますからあんまり気にしている人いなさそう(苦笑)しかもブラックアウトしないので動画を見てる感覚で連写ができます。
そして電子先幕シャッター・サイレント撮影時の魔物、ローリング歪みを抑えたアンチディストーションシャッターは本当に羨ましい。
大切な瞬間を逃さないための機能に秀でているのが伝わってきます。
α9 IIの発表でお値段がかなり下がっています…狙い目かも。新比較しているのでα9 IIの項目も是非。個人的にはα9IIよりもα9の方が素人にはコスパが高いように思えます。
2020.5.12追記
実はアップデートによってα9 IIに負けずとも劣らないAF進化を遂げています。α9 II売りたくないの?と心配になるほど強力な変更。α9 IIはIV型のボディになり使い勝手はあがりましたがコスパが良すぎるぞα9。
こんな方におすすめ
- 一瞬を逃がさない武器が欲しい
- 動体の撮影がとにかく多い
- とにかく最高級しか興味がない
α7R III 弱点を克服した画素数魔人
多くの人を魅了しまくっているα7R iiですが、出来がとてもいいだけにここがこうだったらなぁと思う箇所があるのも事実。
そしてそれをほぼすべて仕上げてきたのがこの新型。
バッテリーは長持ち、SDカードは2枚。連射速度が上がり、位相差AFのポイントは変わらないまでも、コントラストAFは17倍になりました。動体追従性も上がり、解像感にすぐれたピクセルシフトマルチ撮影、タッチパネルになり、フォーカスポイントの変更も楽々です。
正直書ききれません、ハイ。画素数が凄まじいので風景写真なんかはα7IIIより遥かに優れています。当然ですね。
ただ、α7 IIIよりも先に発表されているのでAF周りはα6400やα7 IIIに劣る部分もちらほら。リアルタイミングトラッキングできないのかぁ。
その辺りがひっかかる方には新型のα7R IVが待ってます。怖いよ、ソニー。
こんな方におすすめ
- 画素数第一で最高の写真を収めたい
- 画素数だけでなく他の機能も重視したい
- トリミングでも使用することが多い
α7 III 超人気の傑作スタンダード
僕はSONY α7 IIを
「このボディを超えるフルサイズはそうそうでないはず!これが僕の一眼最後のボディだ!」という勢いで買いました。が、α7 IIIはその気持ちを一撃で粉砕するには十分な性能で発表。早々にα7 IIを売却したかと思えば発売前に予約、発売当日に手に入れました。
こんなことしたことありません。
そしてその判断は間違っていませんでした。かなり仕上げてきた。それに尽きます。
実際に使ってみた!
スタンダードってなんだ?という高性能。
Rシリーズでおなじみの裏面照射型CMOSセンサーを2420万画素で装備、画像処理エンジン高速化(BIONZ X→α9、α7RIIIと同じ)、手ぶれ補正5段(α7iiは4.5段)、EV-3まで対応、フリッカーレス撮影可能、バッテリーは長持ち、SDカードは2枚。連射速度が上がり、位相差AFのポイントα9と同レベルまで増え、AF・瞳AFの性能が一気にパワーアップ。
連写速度は上がるわ、4K動画も撮れるわ…タッチパネルもあるわ…。大変なことになっております。モニターの質が若干落ちていると言われていますがそんなに気にならないかも?
ちなみに僕は娘を撮影するときは、カメラは上の状態のようにチルト液晶を上向きにして自分のベルトのあたりで撮影。この状態で瞳AF +高速連写でもバッチリ追尾。こんな撮り方できるカメラなかなかないですよ?
長所
- 速く、信頼性のあるAF性能
ポートレートで瞳AF使うと普通のAFに戻れなくなります。 - 見事な高感度耐性
α7 IIから1.5段くらい強くなってる気が。ISO3200も常用してます、お見事。 - 瞳AF + AF-Cの食いつきの良さ
動き回る子供もバッチリです。とにかくAF周りの進化がすげぇ。 - 秒10コマの機械式シャッター
AF追従10コマの機械式シャッター連写って早々できないよ?おかげで電子シャッターはあんまり使いません。 - 大型化したバッテリー
僕の使い方だとそんなに減らない。追加バッテリーNP-FZ100あんまり使ってません。 - ISO AUTO低速限界設定有り
ついに使えるぞぉぉぉおお!!幸せ。 - カスタムの幅広さ
自分好みの設定にたどり着けたなら最高の愛機になるはず。ちなみに僕の設定はこちら
短所
- メニューはもっと綺麗にできるはず
α7 iiから乗り換えた僕も説明書が必要でした。なかなか難解。 - 貧弱なUSBケーブル端子
超壊れそうなんですけど。アップグレードの時は不安しかない。これで充電したくないためにバッテリーチャージャー BC-QZ1を買ったといっても過言ではない(チャージャー別売りもまぁ不満ですけど) - 失ったソニーらしさ
アプリが消えてしまったのは本当に悲しい。タイムラプスやデジタルフィルターが使えないのです。また、地味に機能が省かれていたりします。美肌機能…みんな覚えてる?家電メーカーが本気でカメラメーカーとしての地位を確立してきたことに感慨を覚えながらも少し寂しかったり。※アップデートでタイムラプスが復活しました!! - リアルタイムトラッキング不可
超高性能AF追尾システムであるリアルタイムトラッキング。搭載されたのはα7IIIより後に発売されたα6400以降のカメラだけ。しょぼーん。 - コンピューターがあと一歩
連写時間がもう少し…とかローリング歪みが…とか画素数が…なんて重箱の隅をつつくような難癖をつけるとα9やα7R III・α7R IVが控えてくれてます。なんて素敵なラインナップが用意してるんですかね、SONYさん(笑) - 少し足りないグリップ
小指の置き場がない。つらい。大きなレンズつける時は追加グリップGP-X1EMがあったら安定します。でも三脚使えない。つらい。2019.2.11現在RSSのプレートに落ち着いてます。
使ってて思うのはこんな感じかな。
僕は後述のソニーストアの残価設定クレジット(クーポン利用)で購入しました。これなら手が届くと思いませんか?え?まとめですか?ええ、一言でいえますよ。
α7III最高。ほかに言葉が見つかりません。僕のように子供や人物をメインに撮られる方には凄く激しくオススメ。あとは好みのレンズを見つけるだけです。戻れないです、ホントに。
こんな方におすすめ
- 3000万画素もいらない
- 上位機種を食いかねない最高のコスパ
- 瞳AF最高。人を撮影するすべての人へ
α最新機種
α7R IV AFを強化したMr.画素数
ここまでするの!?というα7Rシリーズの新型。
前機種であるα7R IIIとの違いはこんな感じ。
ポイント
- ボディ形状が変化し使いやすさ向上
- 防塵・防滴性能が向上
- 低振動・高耐久シャッター
- 画素数6100万画素(α7R III→4240万画素)
- 位相差AFポイント567点(α7R III→399点)
- リアルタイムトラッキング/リアルタイム瞳AF使用可
- フリッカーレス撮影可
- EVF(ファインダー)が576万ドット(α7R III→368万ドット)
- 全スロットがSDXC UHS-II対応
- 瞳AFが動画時も使用可
- オーディオ対応のシュー
とにかく画素数がやばい。6100万画素ですよ、6100万。APS-Cクロップしても2600万画素もあるので、α6400よりも高画素というこの事実…。
高画素に目が行きがちですが、位相差AFポイントがα7R系最多の567点になっています。ここまで増えれば細かいピント合わせにも答えてくれますね。
さらにα9やα7 III、そしてα6400などに搭載されていながらα7R IIIになかったリアルタイムトラッキングやリアルタイム瞳AFが使えるようになったのが大きいです。動体の捕捉もかなりしやすくなりましたね。
そうそう、なぜかサイレントシャッター時の連写枚数が7コマ/秒に減っています(α7R IIIは10コマ/秒)ので、野生動物の撮影でサイレントシャッターを多く使っているかたはご注意を。あと、さすがに画素数が多いので若干ではありますがノイズに弱く高感度の質が下がってる気がします。
あとはあれですね、APS-Cクロップして2600万画素わけですが、フルサイズ対応レンズなら中央の一番画質の良い部分だけでクロップできるってのが大きいですね。
1.5倍の焦点距離になりながら大きく引き延ばしたってほぼ荒れないレベルで展示できたりするでしょうね。野生動物やモータースポーツなど、トリミング・クロップ前提の写真ならワンランク上の作品になるかも。
こんな方におすすめ
- 画素数は多ければ多い方が良い
- 画素数だけでなくAF性能も妥協できない
- トリミングも使用することが多い
α9 II オリンピック向けプロ仕様
オリンピックのCANONとNikonのシェアを奪いに来たプロのための怪物。
旧モデル・前機種であるα9との違いは
ポイント
- ボディ形状が変化し使いやすさ向上
- 防塵・防滴性能が向上
- 低振動・高耐久シャッター
- AFアルゴリズムの最適化
- 手ぶれ補正最高5.5段(α9→5.0段)
- 通信機能の超高速化
- USB-C端子搭載
- メカシャッター 10コマ/秒(α9→5コマ/秒)
- フリッカーレス撮影可
- アスペクト比4:3が使用可
- 音声メモ機能の追加
- クリエイティブスタイルのシャープネスが±5段階設定可(α9→±3段階)
といった感じです。
評価の高いα7 IVシリーズのボディ形状に変わって進化を遂げているほか、フリッカーレス撮影やメカシャッターで10コマ/秒の連写など着実にパワーアップ。メカシャッターはα7IIIに唯一劣る部分でしたし、室内のスポーツ撮影なんかはフリッカーに注意しないといけない状況もあるのでこれは心強いですね。
特に力を入れている通信機能の進化。撮った瞬間に全世界とシェアするような使い方を想定しているのがヒシヒシと伝わってきますね。まさにオリンピック仕様。
が、初代α9の出来が良いので正直インパクトが薄いというか、がっかりというか…そんな風に思うのは僕だけ?ぶっちゃけプロとして仕事で使う以外の用途であれば、初代α9で十分なんじゃないかと。画素数やAFポイント数など変化はありませんし。
だってさ、初代α9の値段を確認してみてくださいよ。
こんだけ違います。価格差に見合うだけのメリットを感じられるのであればいいんですけど、かなり差ありますよね。
2020.4.11追記
ファームウェアアップデートでレンズ交換中にシャッターが閉まるようになりました。EOS Rで羨ましい機能が搭載されましたね。
こんな方におすすめ
- 高速通信で写真を転送させたい
- 失敗できない状況で使う
- 最高級プロ仕様を手にしたい
α7S III 5年で到達した高感度・動画性能の頂点(20.10.9発売)
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【SONY α7S III レビュー】超高感度域で大活躍する怪物マシン。なかなか扱いは難しいけど写真メインだけど動画も撮る!という欲張りな人に贈るアルティメットウェポン。
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旧モデルのα7S IIの発表から5年。他のモデルはIVまで発売されていますが、熟成に熟成を重ねたα7Sシリーズの最高傑作α7S IIIが発売されます。
旧モデル・前機種であるα7S IIとの違いは
ポイント
- ボディ形状が変化し使いやすさ向上
- 防塵・防滴性能が向上
- 低振動・高耐久シャッター
- AFアルゴリズムの最適化
- 手ぶれ補正最高5.5段(α7S II→4.5段)
- 全画素読み出し4:2:2 10bit 4K
- 4K120p、16bit 4K RAW(外部レコーダー必須)
- 像面位相差AF搭載
- タッチトラッキング / 瞳AF(動物含む)
- 連写性能10コマ/秒
- 手ブレ補正の動画専用アクティブモード(1.1倍クロップ)
- All-Intra記録、MPEG-H HEVC/H.265コーデック記録通信機能の超高速化
- HDMI(フルサイズのType-A)端子搭載
- メカシャッター 10コマ/秒(α7S II→5コマ/秒)
- フリッカーレス撮影可
- 1.6cm (0.64型)電子式ビューファインダー (Quad-XGA OLED)9,437,184ドット
こんなところでしょうか。ってか進化しすぎてほぼ別物。
α7S IIとあれこれ比較するのはもうナンセンス。高画素が必要ないなら弱点はないんじゃないか?と思ったけど動画中の動物AFは非対応。これはいかんよ、SONYさん。全世界の動物を撮りたい人の多さったら凄いんだから。ぜひなんとかファームウェアで対応していただきたい。
地味ながら非常に満足度が高いのがファインダー。かなり見やすくなったと言われたα7R IVの1.2倍の大きさ、1.6倍のドット数の有機ELディスプレイが採用されています。もっと言うと0.64型Quad-XGA OLED940万ドットは、かなりファインダー満足度の高いNikonフルサイズミラーレスの0.5型 Quad-VGA OLED、約369万ドットを遥かに上回るスペックです。
細かいところまで満足できるように仕上げてきたんですね…伊達に5年もかけてない。
こんな方におすすめ
- 4K60p動画をSONYのAFで使いたい
- 動体を暗闇でも普通に撮影したい
- 画素数なんて飾りです。偉い人にはry
関連
ようやくレビュー書きました。(まだまだ書きたいことあるけど)
残念ながら誰にでもオススメできる究極のカメラ!!…ってわけでは無いです。期待が大きかっただけにちょっと残念かも。良さがわかりづらい上、割とクセが凄い(千鳥 ノブの声で)ので撮影スタイルや複雑な設定の追い込みなどをきちんとできないと「値段高いのに大したことないな…」と感じてしまうかも。動画を本気でやってて写真も撮る方なら唯一無二の相棒になるかも。
α7C α7IIIがα6600並みの小型化に成功!?(20.10.23発売)
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【SONY α7C レビュー】妻の愛用カメラ!子供撮影に最適なフルサイズミラーレスの決定版です。
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フルサイズがα6400 / α6600くらいの大きさならなぁ。
α6000系になる前、NEXの頃から言われていたフルサイズの大きさの問題。ついにペンタ部がなくなったα7Cが発表されました。見た目はほぼα6600。並べるとほんの少しだけ大きくなっていますが、重さはほぼ変わりません。
とはいえ当然完璧なカメラではありませんので弱点もちょいちょい見受けられます。例えばシャッターでは先幕が電子先幕シャッターのみで物理シャッターは非搭載。これはEOS RPと同じなんですが少々メイン機としては力不足になる状況もあるかもしれません…が
荷物の多い子育て世帯に間違いなくおすすめです。
だって、
ポイント
- リアルタイム瞳AF・トラッキングAF可能のフルサイズで最安値
- 超人気機種α7IIIを超える耐高感度
- カバンに入れやすいフラットトップ・小型・軽量ボディ
- 新発売の超小型のズームレンズキット
なんですよ?
これで子育て中のパパ・ママにお勧めできるカメラはフルサイズならα7C、APS-Cならα6400ということになりました。我が子たちは生まれるのがちょっと早かったなぁ。生まれたその日からα7Cと一緒に過ごして大きくなって欲しかった…なんて思うくらい理想のカメラだと感じています。
実際、α7Cを購入された方の声を聞きますが素晴らしい画質・カメラ性能にすごく満足されている方が多いです。α7Cというかフルサイズが価格的に厳しいならAPS-Cのα6400を選べばいいですし、逆にα6400を検討していて予算に余裕があるならα7Cはピッタリ。良い時代ですな。
こんな方におすすめ
- フラットトップの小型フルサイズを待っていたぁ!
- リアルタイムトラッキングAFは譲れない
- 30分の時間制限無し、手ぶれ補正は必須
関連
そんなα7C。発売日に購入しています。思ったよりトップの質感がチタン系の雰囲気が出ていて、とてもシックでカッコイイです。ありがちなシルバーの安物感は感じません。
予想通り妻はかなり気に入ってくれましたよ、α7C。「撮れる写真の色もいいし出っ張りも少ないから持って出かけやすい」と言ってくれました。レンズはFE 35mm F1.8を今使っていますが不満はなさそう。ようやくたどり着いた、って感じがします。まだ追記していきますが、作例・レビューしましたのでよかったら。
α1 全機種全部入りのフラッグシップ(21.2.2予約開始)
2021.1.26深夜に発表されたフラッグシップモデルα1。
これまでの最高機種α9IIの連写性能と、α7R IVの高画素、α7S IIIの動画性能の全てを一台に集約した本当の怪物がSONYのカメラの頂点に君臨しました。
ポイント
α9系の特徴
- 電子シャッターで30コマ/秒
- ブラックアウトフリー
- EVF944万画素
- EVFリフレッシュレート240fps
- 進化したアンチディストーションシャッター
- 人・動物に加え鳥の瞳AF可能
- フラッシュ同調速度1/400
- 電子シャッター使用中のフリッカーレス撮影
α7R系の特徴
- 5010万画素
- ピクセルシフトマルチ撮影で1.6億画素の画像出力
- APS-Cクロップで2100万画素
α7S系の特徴
- 8K60P 4:2:0 10bit
- 4K 120p 4:2:2 10bit
その他
- 新しいメニュー
- タッチパネルで設定可能
- 保存はSDカードかCFexpress Type A
- クリエイティブルックに上位シネマラインのS-Cinetone追加(α7S IIIは未搭載)
- 手ぶれ補正最高5.5段(現状維持)
- RAWロスレス圧縮
- チルト液晶
といった感じでまさに意味不明の超高性能。5000万画素で一秒間に30枚も撮れるとか正直今でも信じられない。
フラッグシップという名に相応しい全部をまとめて一段階レベルを上げたようなカメラです。SONYの技術の全てを注ぎ込んだ、と言ってもいいでしょう。
CANON RPやSONY α7Cのようにシャッターのメカ先幕がないようですが、デメリットにならないんでしょうか。ボケの欠けとか気になるんですけど…もうメカシャッターなんか使わずにメカ並に読込が速くなりデメリットが少なくなった(むしろ無い??)電子シャッターを使ってくれ、ということでしょうね。
ちなみにα9IIのようにレンズ交換時シャッターを閉じておくこともできるようです。
お値段は9 / R / Sの最新機種を3台全て買うより安い!…安い…のか?
情報が入り次第追記していきますね。
こんな方におすすめ
- 迷いたくない
- 失敗できない状況で使う
- 最高級プロ仕様を手にしたい
α7 IV 進化したベーシックに死角なし?(21.12.2発売)
売れに売れまくったα7 IIIの後継機種の期待度の高さといったら凄かった。
満を持して発表されたα7 IV。正直言って好みが分かれるところとなりました。
α7 IIIとの違い
ポイント
ボディ
- バリアングルモニター(α7 III → チルトモニター)
- 368万ドット高精細Quad-VGA OLED電子ファインダー(α7 III → 236万画素)
- 電源OFF時にシャッターを閉じる機能(α7 III → 無)
- 操作ダイヤルの動画・静止画の最適化
- グリップのホールドがしやすいIV型ボディ
- フルサイズのHDMI Type-A端子(α7 III → HDMIマイクロ端子 Type-D)
- CFexpress Type Aカード対応
- デジタルオーディオインターフェイス
AF
- リアルタイムトラッキングAF搭載(α7 III → ロックオンAF)
- タッチトラッキング可(α7 III → タッチフォーカス)
その他
- 画素数3300万画素(α7 III→2400万画素)
- Super 35mmで4K60p
- フルサイズ時4Kオーバーサンプリング
- 一新されたカラー
- S-Cinetoneなどのクリエイティブルック
- 動画4:2:2 10bit記録
- 美肌効果の復活
- 動画時アクティブモード
- ブリージング補正
- フォーカスマップ
といった感じでα7 IIIの弱点を潰してきております。(まだ書けてないことあるかも)
とはいえ、激しく動かない被写体が多かったり、動画をほぼ撮らないとなると不要な機能が多いのも事実。
あと、F1.2クラスのかなり被写界深度が浅い状況で、瞳AFがまつげにピントがあってしまいむしろ瞳がピンボケする(α7 IIIではなかった)…などの意見が散見されます。画素数が上がったことでかなりシビアな世界になってしまった弊害なのか単なるプログラムの問題なのか…ポートレートが多くてボケボケの写真を撮る方は注意が必要かもしれません。
情報が入り次第追記していきますね。
こんな方におすすめ
- 5年は使い倒したい
- 新しいカラーが好き
- 画素数3000万画素は欲しい
α7R V 被写体検出にAIを搭載し過去最高のAFへ(2022.11.25発売)
ついにR系も8K動画が撮れるようになりました。CANON R5が直接のライバルといったところでしょうか。
解像力としては前機種のα7R IVと大差ありませんが、最も性能がアップしたと言われるのがAF性能。被写体検出にAIを用いることでさらにAFの食いつきやポートレートでの横顔の時の顔認識・瞳認識など格段に精度が上がっています。高画素機の宿命から逃れることはできていないようで耐高感度はやっぱりあまり芳しくなく、ISO3000あたりから劣化を感じるので過信は禁物。
ファインダーもさらに高精細になり、各所で細かいブラッシュアップを続けていて大きな欠点は挙げられないけど…うーん。新製品・AIによるAF性能・8K動画といった部分にあまり魅力を感じないのであればα7R IVでいいんじゃないかな…なんて思います。AIの被写体検出は種類に応じて逐一設定が必要なので時間が経てば化けそうな気がするし。このシステムがα1 IIやα9 IIIあたりにAIが乗った時に真価を発揮するんじゃなかろうか…値段がすごいことになるだろうけど。
地味なところで言うと、ようやくメニュー画面がタッチ式の操作ができるようになりました。SONYユーザーはもうタッチしない操作に慣れてきたんじゃないだろうか。
VLOGCAM ZV-E1(23.4.4発売)
フルサイズのブイログを身近に!と言わんばかりのボディサイズとコンセプトにて登場したVLOGCAM。
実際、暗所での画質が半端じゃないα7S III / FX3のセンサーを積んでいる上、内蔵マイクはインテリジェント3カプセルマイクで外付けマイクは不要で良い音が録れるので最低限の荷物で手軽に超高画質で動画を撮ることができそう。さらにAI技術を使ったオートフレーミングでは
- 撮った動画から人を追いかけた動画を生成
という離れ業ができるようになりました。つまり、目一杯広く撮影しさえすれば勝手に被写体を追っかけているような映像が撮れてしまう、ということ。発表会だろうが運動会だろうがカメラを大きく振ることなく目一杯画面に子供をずっと捉えた動画が簡単に撮れることになるでしょう。
とはいえ、元の画素数はMAXで1200万画素しかありませんから、オートフレーミングを多用すると激しく画素数が落ちてしまうのは明白。4K画質のまま使うことはまぁ無理でしょう。FHD・HDレベルで撮影できれば御の字、といった妥協が必要かと思われます。また、プロには必須とも言えるダブルスロットルやフルサイズのHDMI端子、さらにメカシャッターも省略されています。小型軽量のSONY真骨頂。
まぁプロはオートフレーミングなんか使わないだろうし、本気で動画やるならFX3とかFX30とかの方が信頼度があって、動画を本気でやるかわからない…って人ならα6400とかZVーE10でもいいよね…っていう。値段が半分以下、下手したら1/3とかだし。なんだろ、売れてるYouTuberに宣伝してもらって初心者YouTuberに売るって戦略でしょう。実際機能聞くと「おぉ!?」ってなるし。
実は週末ブイロガー的な僕にはオートフレーミングは実は昔から欲しかった機能。似たようなことを動画編集ソフトでやっていた人間ですからカメラ内で完結できるのはすごく魅力的だし、オートフレーミングでトリミングされた画像に4Kを求めると元動画は6Kとか8Kになってしまいデータ量がとんでもないことになるのも事実。今後の機種に搭載されるのが楽しみ。
そのうち買う…かも?
SONYフルサイズミラーレスの弱点・注意点
べた褒めしたいところですが不満もありますよ。SONYのフルサイズ。
使っててやだなーって感じるところも、ちらほらとね。まぁそれを上回るくらい気に入っているんですけど。マイクロフォーサーズのOM-D E-M5 Mark IIと比較するとね、仕方ないんです。
見てくれが可愛い上に丈夫でいい子なんです、この子。SONYに匹敵する性能かというとそういう次元の話ではないんですが、オリンパスもいいよぉ←おい
センサーにゴミが付きやすい
思っていたよりも頻繁にゴミがひっつきます。
ダストリダクションはレンズ交換時、電源OFF時にするように気をつけていてもです。これまたOLYMPUSを出して申し訳ないんですが、OM-Dでは一度も汚れが気になったことはありません。
まぁ…マウントからすぐのとこにこんなでっかいセンサーがあれば仕方ないよなとは思いますし、これだけサイズが違うならしかたないとは思いますけど、
オールドレンズの戦艦に考えている方やレンズを付け替える機会の多い方は注意が必要です。
あと、OLYMPUS機を併用しているとSONYの手ぶれ補正は大したことないように感じます。
5段っていうほど効いてるか…?って感じ。もちろん異なるセンサーサイズで比較すべきではない、ってのはわかっているんですがOLYMPUS級の手ぶれ補正をSONYに期待はしない方がいいですよってことです。
でもまぁ、望遠レンズだとファインダー像が安定するので有難さはわかるはず。
そういう意味ではα7シリーズの手振れ補正無の機種もそんなに不便ではないかも。α7シリーズを使いたいけど、どうしても手振れ補正が…という方はレンズ内手振れ補正OSSがあるレンズもあるので、そちらを使うのもあり。
バッテリーの持ちが悪い
ペンタックスの名レンズFA LimitedをMFで使っている頃は全然問題なかったのです。
でもAF-Cとかで被写体を追うような撮り方をしているとすぐに50%をきってしまう感じです。EVFもバッテリーを食いますし、サブバッテリーは用意しておいた方が良さそうですね。
なお、α9・α7 IIIシリーズ以降ではNP-FW50から大容量バッテリーNP-FZ100に変更されています。最新機に死角なし。
レンズはでかい・高い・重いの三重苦
フルサイズですから仕方のないことなんですけど。
同じ画角・同じ明るさのレンズである、マイクロフォーサーズのPanasonic LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4とフルサイズのPlanar T* FE 50mm F1.4を比べるとこんだけ違います。
ボディが小さすぎて大三元レンズや大口径単焦点を装着するとアンバランスすぎる。こうなるとα99IIとかのAマウント機のしっくりくる感じが羨ましかったり。もうちょっとだけボディを大きくしてもええんやで…?
2019.7.28追記
重い機材になるのが嫌な方にはα6400がおすすめ。
そもそもの画質や高感度耐性・レンズラインナップなどはフルサイズに敵いませんが、リアルタイムトラッキングやAFの性能、小型軽量・コスパの良さなどAPS-Cながらα7IIIを超えている点もちらほら。
僕自身α7IIIとα6400を使い分けていますが「撮るぞ!」という日以外はα6400を持ち出すことも多かったり。気軽な相棒として超優秀。メインとしては力不足なケースもありますが僕は大満足で愛用中です。
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【SONY α6400 レビュー】3年でカメラを5台買い換えた僕がたどりついた、初めての方にもオススメのミラーレス一眼!いろいろ比較したけどα6400が最高のコスパです。
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それでもSONYのカメラを選ぶ理由
動くものを撮る圧倒的な性能
- 瞳AFの性能が段違い(動いている人も動物も撮れます)
- 素晴らしい高感度性能(暗くたって撮れます)
さすがセンサーを自社で開発しているだけあります。
性能がめちゃくちゃいいです。そして瞳AFはどう考えてもSONY一択の状況。いろいろ使いましたが、想像の斜め上をいく子供たちの動きについていけるのはSONYの瞳AF+連写だけでした。
2020.5.13追記
SONYの良さを確認するために迷いそうなライバルは実際に手にとってAF性能を中心に比較しています。
オールドレンズとの相性
オールドレンズを使ってみたい、と考えているならSONYのミラーレスはベストの選択です。
- ピント位置を色付けするピーキング
- ピントを追い込む拡大可能なEVF
- 全レンズ対応のボディ内手振れ補正
- 他社メーカー変換アダプターが豊富
- 実はオールドレンズもAF可能
という圧倒的なマニュアルフォーカスレンズ適正があります。
ちょっと難しいこと言うとフランジバックが一眼レフより短いので、アダプターで調整してやることで一眼レフ用のレンズはほぼすべて装着が可能です。
そうです。
LM-EA7というアダプターに自分のレンズに合ったアダプターをつける、つまりアダプターを2つ組み合わせることでどんなレンズでもAFができるようになります。500gを超えるような重いレンズは厳しいようなので要注意ですけどね。
SONYのフルサイズのベストな買い方
ソニーの機材を買う時、
買い方を間違えると損するかも
しれません。ぜひ参考にしていただければ。個人的な意見になってしまうんですが、
- 新品 → α9 ii・α7R IV・α7S III・α7 IV
- 中古 → α9・α7R III・α7 III・α7 IIシリーズ・α7シリーズ
かなーと。やはり後継機がでてるものだと新品で買うと割高な感じがしてしまいます。
まぁ中古は一品ものですので場所は選べませんが、新品を買うならソニーストアが絶対オススメです。
ポイント
- 破損・水没させても大丈夫な手厚い保障
- 負担を少なくできる残価クレジット
という、ソニーストアならではのメリット。これがあるからフルサイズはSONYを愛用しているといっても言い過ぎじゃないくらい。詳しくご紹介していきます。
メーカーならではの手厚い長期保証
ソニーストアで買うことで
- 長期保証ワイド
- αあんしんプログラム
という業界屈指の保証サービスをつけることができます。2つを組み合わせることでこれ以上ない安心な状態になるんですがご存知でしょうか?
レンズ長期保証(ワイド)
レンズ長期保証(ワイド)では落としても、水没させても保証されます。
自分の過失がある破損は自腹です。保証は使えません。
自分の過失による破損でもメーカーの保証で無料修理できるのはソニーだけです。
そのかわり、ソニーの長期保証(ワイド)に僕は必ず入ります。
というか、僕はこの保証のためにSONYのカメラは毎回ソニーストアで新品を買います。
αあんしんプログラム
そして極め付けのαあんしんプログラム。ソニーストアで購入したレンズ全てにこの長期保証を適応できるというプログラムです。
ユーザー単位で入るプログラムですから、ソニーストアで買ったレンズが何本でも長期保証(ワイド)の対象になるわけです。あんしんプログラムのメンバーページから買うと保証が適応される仕組みとなっています。
フルサイズのレンズ・ボディは高価です。
レンズ交換の時に手が滑ったり、三脚が強風で倒れたり…子供が落としたり…不安は尽きません。いい写真撮るためになるべく安心して使いたいですよね。ぜひソニーのαあんしんプログラムをうまく活用してください。僕は
- α7IIIの長期保証ワイド(ボディの保証)
- αあんしんプログラム(レンズの保証)
に加入することで、ソニーの製品はすべて安心な状態です。アカデミーの割引、メンテナンス料金の割引など様々な追加特典がありますし、定期的に利用料金分の買物券のプレゼントもあったりします。結構お得感感じますよ。
ソニーのカメラを長く使うつもりの人にはとーってもおすすめです。
メーカーならではの支払い方法
あとは値段。フルサイズはなんでもかんでも高いですから…
ですので、少しでも負担を少なくできる残価設定クレジットの取り扱いは大きなポイント。毎月の支払を最低限にすることができるうえ、2年後に新型に変えるかどうかを考えれるという素敵仕様。
車なんかではおなじみのやつです。
カメラの世界も凄まじいスピードで進化していますからね。購入したものの、2年もしたら使わなくなって…というときはソニーに返すだけ。もちろん支払いを終えてその後も使うも良し、個人で売りさばくのも良し。選択できるのは嬉しい限り。
2020.1.11追記
現在の残価クレジット、最終支払額がかなり下がってますね。つまり最終的なボディの買取価格を下げている、ということ。最終月付近では市場の買取価格はきちんと調べておいたほうがよさそうです。
結果として月々の支払が若干増えていますが最終月の支払いが下がるので、これはこれで個人的にはありがたいですけどね。
月々の負担を限りなく低くできるので高価なフルサイズの機材でも手が届きそうですし、すでに予算があるならワンランク上の機材や憧れのレンズにも挑戦できるでしょう。
残価設定クレジット詳細ページを確認してみてください。例えばα7 IIIなら月10000円未満。
2019.10.10追記
現在残価設定クレジット金利0%キャンペーン実施中。予告なく終了するようですので、ご確認お願いします。
どうでしょう、買えそうな気がしてきませんか?
子育てはどうしても金がかかるので…少しでも負担を減らしてくれるのは本当に助かっています。
何を隠そう僕はこの残価クレジットが決め手で買いました。
まとめ 今もSONYが総合的に最強
いろいろなαがありますが、違いやお得感はきちんとお伝えできたかな…?
軽さと画質を求める今の時代にあったシステムだと思います。NikonやCanon、Panasonicのフルサイズのミラーレスはが登場していますが、レンズのラインナップが揃ってくるのはまだ先でしょう。
SONYがそうでしたから。
そしてレンズラインナップが揃いだしているころにはさらにSONYは先に進んでいるでしょうね。これからも期待しています。
まだまだ使っていくと気づくことがある気がします。どんどん加筆していきますね!
2018.7.28追記
他にも安く買える方法がありました。そう株主優待権。毎年とは限りませんが100株以上保有している方に割引クーポンが配られることがあるようです。もし高額なレンズやボディを買う予定がある方は頭の片隅においていてくださいね。
コメントいただけて本当に嬉しいです…ありがとうございます。不明な点や疑問、困ったことがありましたらお気軽にご相談ください。
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